2011年04月07日(木)
私たちの望むものは(岡林信康) COVER、松山千春
40年ほど前によく歌った歌に岡林信康の「私たちの望むものは」がある。偶々聴きたくて探していたら松山千春がカバーしていた。オリジナルの歌詞は反戦運動が活発で学生運動も盛んだった。一方松山千春の歌詞はオリジナルから少し変更されている。岡林の歌も好きだが、松山千春の爽やかで前向きな歌はとても気に入った。大きなお世話かもしれないが、被災地の方に聴いてもらいたい気持ちもある。

YouTubeには2つアップされていたが、音質の良いものは埋め込みが禁止されていたために貼り付けることが出来ない。下に埋め込んだものは音質が悪い方だが聴いてもらえれば幸いだ。


音質の良い物は下記のリンクで聴いてください。
http://www.youtube.com/watch?v=vTdLlC-mMv0

話は変わるが「私が望む物は」はこれ。(写真をクリックしていただくと大きな画像が表示されます)


ソニーから発売されたHDMI入力の5吋モニターのCLM-V55である。ソニーのα55やNEX-VG10用として開発されたもので、モニターというよりはファインダーとしての機能が盛り込まれている。カメラへの取り付けはソニー専用のアタッチメントの他に、EOS7DやNIKON D7000他に対応できるように汎用のアクセサリーシュー用アタッチメントも付属している。またワンタッチで開くサンシェード(モニターフード)も付いている。若干浅いが屋外でも十分役立つし、ブラックメタルをパーマセルで貼り付ける手がかりとして深くすることも簡単だ。


ファインダーとしての機能でまず挙げられるものはピクセル等倍による拡大表示。液晶のピクセル数は800×480だからフルHD(1920×1080)の画像の場合は約2.5倍に拡大される。NEX-VG10を使っていて本体のLCDモニターではフォーカスに不安がある。しかしこのCLM-V55を使えばフォーカスに対する不安は容易に解決できる。
また全画面を確認しながら正確なフォーカスを得るには「ピーキング」機能が非常に役立つ。ピーキングは業務用や放送用のファインダーでは付いていて当然の標準機能だが、民生機ではほとんどサポートされていない。オートフォーカスが当たり前の民生機では当然といえば当然の機能割愛だ。しかしマニュアルフォーカスを使うデジタル一眼レフやミラーレス一眼による動画撮影ではピーキングは必要不可欠な機能といえる。NEX-VG10に拡大フォーカスやピーキングが装備されていない理由は、後日このCLM-V55を買ってもらうための仕込だったのだろうか?まっそんなことはあるまい。
そのピーキングだが画面をモノクロ表示にして輪郭に赤いピーク信号が付く。実際使ってみると拡大フォーカスよりも素早く正確なフォーカスが得られる。そして拡大表示させている場合にもピーキングを設定することが可能になっているのも嬉しいところだ。
その他の機能としてフレームマーカーの表示。
16:9(90%及び80%)4:3(90%及び80%)そして表示無しが設定できる。
そして小型スピーカーを内蔵していてHDMIのエンベデッドオーディオが出力できるうえにヘッドフォン端子も装備されている。
輝度やコントラスト、色合いの調整、バックライトの照度の調整の他に色温度が9300k/7200k/6500kが選べるようになっている。
これだけの機能を持っているにも関わらず価格は税別40,000円(実売3万余りと破格の設定だ。
試作機ではカメラへの取り付けアタッチメントの強度が不足していたが、製品版ではとてもしっかりしていてグラグラすることは無くなっていた。
まさに「私たちが望む物」である。CLM-V55のないデジタル一眼なんて、とても古い表現だが「クリープの無いコーヒー」といえる。
購入はいつものようにシステムファイブで2台を購入した。画像をクリックしていただくとシステムファイブのCLM-V55のページが開きます。
付属品はHDMIケーブルと収納ポーチ、モニターフード、バッテリーガードだけだ。残念ながらバッテリーや充電器、ACアダプターは別売となっている。指定バッテリーはNP-FM50シリーズだが、サイバーショットDSC-717/DSC-828/DSC-R1などと共通なので私の場合はバッテリーや充電器をすぐに買う必要は無かった。
メーカーの仕様では
NP-FM500H:約3時間/NP-QM71D:約5時間/NP-QM91D:約8時間となっている。
またCLM-V55はバッテリー背面がオープンタイムのため、仕様にあるFM-50シリーズだけではなく70や90の大容量タイプも使用できる。
わたしも5時間程度はバッテリー交換せずに使用したかったために購入後NP-FM70互換のバッテリーを4個購入した。90シリーズは重量が大きくなるのでカメラにアタッチメントで取り付けるには不向きだと思う。もちろん互換性に問題なく、残量表示にも対応している。
下に購入したショップのリンクを貼っておくので参考にしていただきたい。単品もあるが2個セットが安い。



2011年4月7日 | 記事へ | コメント(0) |
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