2006年01月05日(木)
ワイルダムパスハンター
 ワイルダムパスハンターというキーワードは以前にも登場している。グーグルで検索されるページが少ないために度々検索され、いつの間にか人気ページになってしまったようだ。
 ただいつもパスハンのことでは読まれる方もつまらないだろう。実は大学の冬休みで帰省している末っ子が私の書斎の奥からこんなものを見つけ出してしまった。私も忘れていたほどで、鑑定団ものになりそうな図面である。1987年に私が設計し、ナショナル自転車工業のトップビルダーである斧隆夫氏にCAD出力してもらったクリテリウムバイクとファニーバイクの図面だ。当時はトライアスロンの影響でファニーバイクがもてはやされていた。高石友也も現役アスリート時代だった。
 もともとは小径クリテリウムモデルが目的で24インチを設計したのだが、勢いあまって前後24インチのファニーまで作ってしまったのだ。ただファニーは研究不足で私の姿勢にはフィットせず、たまたまジャストフィットした友人に譲って手元には無い。

 今残っているのは前後24インチのクリテリウムバイクとパスハンのフレームだけである。当時イノーやフィニョンに憧れていた。レモンは少し後の人だった。
 手元に残るバイクのパーツを紹介すると、チェーンホイールはスギノのスーパーマイティーに56〜64Tのギヤホイールが数枚。ディレーラーは大きなギアに最適なサンツアーのスプリント。ブレーキは吉貝(決して読み間違えの無いように)のロイヤルグランコンペ。

 ブレーキレバーには唯一シマノのジュラエースエアロ。しかし、この迷車も今は埃を溜めKADOTA同様に悲しい面持ちで私を眺めている。ただ、最近長男が某有名アウトドア関連企業で自転車担当となり、近々現役復帰できそうである。
 このバイクの図面を発見した末っ子は現在ナカガワのレーサーをレストア中だが、父親の過去を知った今、強い味方を得たと喜んでいるようだ。季節が良くなれば父子でパスハンツアーに出かけたいものだ。

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