2008年07月24日(木)
AHEADCAM ファイナルアンサー
 徐々に改良を加えてきたAHEADCAMがついに最終バージョンにまで成長した。私だけではなく、他のスタッフからも絶賛され、いよいよ自他共に認められる存在になった。
 改良点は長時間の撮影による手首への負担軽減だ。

 上の写真は今年のシクロジャンブルで入手した自転車パーツだ。どう使うかはそれほど考えていたわけではないが、じっと眺めているうちに閃いた。

 これが完成したAHEADCAM FINALだ。手前のパッド部分を両腕で挟むことで手首への加重は従来の1/3(体感)になった。

 両手で保持するスタイルだけではなく、椅子や台に座ってパッド部分を膝に載せるとハンディーとは信じられない安定したFIXを撮ることが可能になる。

 これがパッド部分。AHEADCAMの心臓部にサイクルパーツのアヘッドを用いたことで付けた愛称だが、このAHEADCAMを構成しているパーツのおよそ9割は自転車用部品もしくはアクセサリーだ。特に中央部のフネを支えているプレートは自転車を壁に吊るすための用品である。
 「そんなパーツでろくなものは出来ないですよ。それよりも既製品を探した方が・・・」と言っていたスタッフも「これ最高!何処にも売ってない!」と言いながら今ではAHEADCAMを愛用し「AHEADCAMがなかったらとてもZ1JやZ7Jでは手持ちは無理」とまで言ってくれる。変なオヤジ扱いされつつ開発してきたが、今の私は鬼の首を獲った気分である。いずれは何処かの撮影現場で使用した様子をShootingないしはField Reportで紹介しよう。

2008年7月24日 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
| 映像制作・撮影技術 / シクロ・銀輪・チャリ / NEX・HDV・HDCAM |
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2009年04月02日(木) 21:20 by 映像制作マニア
映像制作に興味があるのですが、これだけの機器は見たことがないので興味津々です笑
こんばんは。
マニアの人はいいですよ。
仕事で映像に携わると機材の償却、採算性にいつも悩まされます。
という私も銀塩写真についてはかなりマニアックですが・・・
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