« 音声・録音・音響 | トップ | 旅の紀行 »
2011年12月29日(木)
NEX-5Nの外部音声入力のPINアサイン:スマートアクセサリーターミナル
NEX-5や5N、NEX-3などは外部音声入力端子を持ていない。しかし純正のストロボを装着するスマートアクセサリーターミナルには外部マイクや電子ビューファインダーと接続するための回路が用意されている。
ただし、無防備に触ったりすれば壊してしまうことは間違いない。もちろん改造などすれば保証は効かなくなる。なんとかこの14PIN端子のアサインを知りたいところだ。

探してみればあるものだ。画像はクリックすると大きくなる。

8/9/10/11番ピンに外部音声が割り当てられていた。


PINアサインが判ったところで、さてこのコネクターにどうやって接続するかが問題。
そこで登場するのが、以前このFieldReportで紹介したストロボのエクステンション。本来は次の写真のようにレンズやフードがストロボの光を遮らないようにするためのもの。

これが単体の写真。スマートアクセサリーターミナルにネジ止め出来るようになっている。
これを改造してステレオミニジャックなどを取り付ければ良いのではないだろうか。そう大変でもなさそうに思う。エクステンションアームの端子部は次の写真のようになっている。

NEX-5Nに外部音声入力の必要を感じた時には否応無しにエクステンションアームの加工を行わなければならないが、今は特に必要は感じていない。
必要に駆られて改造を行われた方がいらっしゃれば是非コメントを頂きたいと思う。
ちなみにエクステンションは商品ではなくE 18-200/3.5-6.3 OSSに同梱されている部品扱いになるのでサービスセンターや量販店で部品発注となる。
エクステンションの品番はA-1787-305-Aで品名はEXTENDER COMPLETE ASSYである。

2012/1/19追記
外部マイクを購入したので少しテストをしてみた。その結果を追記させていただく。
外部マイクを少し高くしたいと思って、エクステンションに外部マイクを取り付けてみたが、残念ながら音声関係の配線は行われていない。ストロボ用なので当然といえば当然のこと。
そこで今考えているのは配線の追加。しかしバラしてみると非常に薄い基板のため。ICに使用する半田ごてや半田が必要になる。それに精密作業用のオーバーヘッドルーペなど。
これが出来れば何とかなりそうだ。
2011年12月29日 | 記事へ | コメント(3) |
| NEX・HDV・HDCAM / 写真撮影・カメラ機材 / 周辺機材 |

2011年12月28日(水)
こんなレンズを待っていた
ソニーE マウントの30mm F3.5 Macroレンズ。
これまでどうしてもAPS-C用のマクロレンズが無く、引伸ばし用のエルニッコールや、ミノルタのハーフ版引伸ばし用ロッコールにBORGのヘリコイドやベローズを付けざるを得なかった。
また、イメージサークルがAPS-Cと一致するオリンパスペンF用のE-Zuiko Auto-Macro 1:3.5 38mmを探さねば理想的な解像度が得られなかった。ただ、如何せん設計された次期が古いだけに、フィルム時代は名レンズであったにもかかわらず、デジタルカメラでの撮影ではハイライトのパープルフリンジの発生は抑えきれない。

また、このレンズはデジタルのペンFやパナソニックのGHユーザーに人気が高く、八尾富カメラの中古でも7万円近い値段が付いている。

そんな世情を反映するかのように登場したのがソニーのEマウント専用マクロレンズだ。
Eマウントユーザーが待ち望んでいたレンズだ。E 30mm F3.5 Macro SEL30M35が正式な名称で、生産はタイで行われている。洪水の影響から脱却できたのか、ようやく市場に出回るようになった。
E-Zuiko Auto-Macro 1:3.5 38mmの頭のEが示すように、ペンF用は5枚構成のレンズだがE 30mm F3.5はEDレンズ1枚、非球面レンズ3枚を含む7枚構成のAFレンズで最短撮影距離は約9.5cm、最大撮影倍率は等倍という設計になっている。エクステンションチューブなどが使えないので等倍(撮像素子上で原寸になる)はデジタルカメラ用マクロレンズとしては必須といえるだろう。

もちろんNEX-5/7などの写真だけではなく、動画でも使用できることは当たり前で、NEXシリーズのNEX-VG20やNEX-FS100でも使用できる。
まさに待ち望んでいたレンズといってよいだろう。
レンズの描写については私などがレビューするよりもデジカメWatcjの記事や作例を参照いただきたい。 http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/lens_review/20110913_477001.html
2011年12月28日 | 記事へ | コメント(0) |
| 写真撮影・カメラ機材 / 周辺機材 / NEX・HDV・HDCAM |

2011年12月20日(火)
NEX-VG20に有りえない機能割愛!最悪の判断と言わざるを得ない!
NEX-VG20の動画カメラとしての機能・性能・操作性は絶賛した私だが、とんでもない機能割愛が発覚した。
誰もそのことは言わないし、取扱い説明書にも記載が無い。
VG20を絶賛した私としてはそのことをこのブログを読んでいただいている方に伝えなければならないと思う。

何が割愛されたかといえば
静止画(写真)撮影後のプレビューで拡大表示が出来なくなったことである。ソニーの相談センターに問い合わせてみたところ担当者も即答できずに折り返して連絡を頂いた。「申し訳ありません。出来ません」回答してくれた担当者さえ不思議に思われたように見えた。
早速品川に電話をかけて改善を要望した。
VG10では出来なかったRAWデータの記録も可能になり、動画カメラとしてだけではなく、写真撮影用としても大きく進化し、動画、静止画をとる必要がある場合に同じ画角が得られることでも使い勝手は良くなっているVG20だ。

この問題が解決されるまで、私からNEX-VG20の購入はお薦めできない。
このままではNEX-VG20は「翼の折れたエンジェル」という他は無い。
このままでは決してうなずけないし、心が寂しいだけだ。
NEX-VG20には是非とも翔んで頂きたい。

iBookやiPhone、Androidなどでタップに慣れた感覚から言うと十字キーやローラーを使わないでタップで拡大できれば十分のはずだ。また今どきのNAVIのように画面の端をタッチすればスクロールも出来るはずだ。
1タップで5倍、2タップでピクセル等倍、10倍などに拡大されれば使いやすいだろう。拡大フォーカスや音声レベルのマニュアル設定、24Pのフレームレートなど動画カメラとしては素晴らしくなった。
しかしα担当の開発者なら写真のプレビュー時に拡大できないことに疑問ところか不満を持ったに違いないと察する。おそらく動画に重点を置いて開発が進められたと想像できる。

NEX-VG20はNEX-VG10になかった拡大フォーカスも搭載され、動画撮影においてはNEX-VG10の2倍は優れたカメラになった。
他にも多々優れた機能や性能が搭載され、NEX-5Nの4倍、NEX-7の3倍、NEX-VG10の2倍は優れていて欲しい(笑)
ハンディーカムであると同時にαシリーズと同様に写真カメラでもあるNEX-VG20なのだから、ここは早急にファームウエアで対応してもらいたい。先日のNEX-VG10のファームウエアアップデートのピーキング機能のように販売終了してからのファームウエアも嬉しいのだが、NEX-VG20の写真プレビューの拡大表示は一刻も早い対応が望まれる。

ブログで悪口を書いているわけではない。VGスタイルをこよなく愛するユーザーとして強く強くお願いしたい限りである。
宜しくお願いしますm(_.._)m

2011年12月20日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 / NEX・HDV・HDCAM / 写真撮影・カメラ機材 |

2011年12月15日(木)
NEX-VG10のファームウエアUPでピーキング表示が可能に!
NEX-VG10のファームウエアUPでピーキング表示が可能になった。
本日12月15日にソニーからのメールでVer.2→Ver.3へのアップグレードが知らされた。同時に新しいAマウントアダプターへの対応も行われている。
VG20が出て消えていくVG10だが、拡大フォーカスは無いものの、ピーキングが付くことで「まだまだNEX-VG10は使えるぞ!」というSONYの意思表示だと受け止めたい。出来ることならマニュアルフォーカスレンズで動画撮影を行う時に使用しないPhotoボタンで拡大フォーカスさせて欲しかったと思うが、24Pや拡大フォーカスはVer.4に期待しよう。

以下がソニーからのお知らせの抜粋。
レンズ交換式デジタルHD ビデオカメラレコーダー「NEX-VG10」をお使いの お客様に最新のファームウェアを提供いたします。
つきましては、以下の説明をお読みになり、アップグレードをご実施くださいますようお願い申しあげます。

【対象製品】
レンズ交換式デジタルHDビデオカメラレコーダー「NEX-VG10」

【対象ファームウェアバージョン】
 Ver.02、Ver.01以下
 (バージョンの確認方法は、以下の「ファームウェアアップグレードについて詳しくはこちら」を参照してください)
 ※ アップグレードプログラムには、以下も含まれています
 ・2010年11月18日に公開しましたアップグレードプログラム(Ver.02)

【アップグレード内容】
 1. マウントアダプター「LA-EA2」の対応
 2. MF(マニュアルフォーカス)時のピーキング機能の追加
 ※ 本アップグレードプログラムは無料提供しますが、修理窓口やご相談センターでのアップグレードをご希望の場合は、有料にて承ります
ということである。

▼ファームウェアアップグレードについてはこちら
http://cl.mysony.sony.co.jp/r/c.do?1D_acgY_e_ows

▼また、NEX-3/5、NEX-C3についてもアップグレードしたファームウエアが公開された。
http://www.sony.jp/ichigan/info2/20111215.html

VG10ユーザーは実行されると良いだろう。アップデートはダウンロードしたEXEファイルを開けば対話式で行える簡単なもの。フル充電したバッテリーとUSBケーブルがあればすぐに出来る。

さて、それとは別にNEXシリーズ(NEX-5/7、NEX-VG10、NEX-FS100)用にKIPONから素晴らしいマウントアダプターが出ている。
MFのきっコールレンズ用のアダプターだが、なんとPCニッコールと同じようにシフトが可能になる。フルサイズ用レンズはイメージサークルが広いので、APS−CサイズのNEXではレンズを12mmシフトしてもけられることは無かった。特に嬉しいのは35mmで超広角の15mmや18mm、20mmなどはもちろん、17-35mmF2.8や16mmF2.8といったレンズもシフト対応にしてしまうのである。
以前からチルトが出来るマウントアダプターは同社から発売されていたが、シフト(ライズ)やフォールが全ての焦点距離で可能になったことで建築物や商品の動画撮影には極めて有効な周辺機器になるだろう。

これがそのシフト対応のマウントアダプター。


加工精度も良く、PCニッコール28mmなどと同様にノブが付いたボルトを回すことでレンズが焦点面と平行に移動する。移動方向はアダプターに付いたピンを押し下げることでロックが外れて自在な方向へ回転できる。ただしNEX-VG10(NEX-VG20)の場合はカメラのグリップが方向によって干渉するため、若干加工する必要があった。
NEX-5/7では干渉も無く簡単にシフト撮影が楽しめる。これまで28mmF4のPCニッコールを使用してきたが、これからはより広角やマクロレンズでのパースコントロールが出来るようになる。

上の写真はNEX-VG10にニッコール20mmF4を装着して最大シフト量の12mmまでレンズをライズしたもの。カメラを水平に構えてパースが付かない状態で部屋の天井まで移すことが出来た。

ここ写真はアダプターを180度回転してレンズを12mmフォールさせた状態。ビルの屋上からパースを付けずに下界を撮影することが可能になる。まぁ、使い方はその人次第で色々考えられるだろう。

KIPONからはNEX用だけではなく、マイクロフォーサーズ用のシフトアダプターも発売されている。LUMIXユーザーやAF-105ユーザーにとっても嬉しいマウントアダプターではないだろうか。

↓↓左の二つがNEX用で右の二つはマイクロフォーサーズ用↓↓
NEX用とフォーサーズ用がある。購入の際には注意していただきたい。
2011年12月15日 | 記事へ | コメント(0) |
| NEX・HDV・HDCAM / 写真撮影・カメラ機材 / 周辺機材 |

2011年12月13日(火)
NEX-VG20はVGスタイルの完成形
NEX-VG10がようやく本気で使えるカメラになった。
フルハイビジョン、60p/60i/24p撮影がそのひとつ。VG10では30Pから生成した60iということで、実質30Pという状態だった。
次に動画時の読み出し範囲が拡大したことで、ワイド端撮影時の画角が16:9静止画撮影時と同等になった。これは画期的というよりも当たり前のことであり、今までVG10が動画撮影時に静止画撮影より画角が狭くなることがイレギュラーだったといえる。
そして何よりも大きな改善点はHDMI出力と本体のモニターが同時出力可能になったこと。実はこれも本来当たり前のことで、はいた関係にあったことの方がイレギュラーといえる。そしてVG10で強く望んだ拡大フォーカスやピーキングが標準装備された。これでこそビデオカメラのソニーである。
また、音声記録が5.1chサラウンドに対応したと同時に音声レベルのマニュアル設定が可能になった。これは同録には必要不可欠な機能だ。
他にも静止画のISO感度アップやRAWデータ記録なども特筆できるが、表には出ない部分では筐体やマウント台座、三脚取り付け部などが強化されたようだ。
残念ながら偽色によるモアレや感度ではNEX-FS100には及んでいない。またHDMI端子の強化は成されていないようなので自分で強化しなければならない。またVG10ではオリジナルのトリガーリモートを自作したが、VG20ではリモート機能が標準装備されている。さらにVG10ではHD専用だったが、VG20ではSDやAV出力にも対応した。
しかし総合的に見て非常によくできたカメラであることは確かだ。VG10がパイロット版、あるいはベーター版、機能評価版だとすれは、VG20はここにきてVGスタイルの完成版といって間違いないと思う。少なくとも私は絶賛する。

先日キヤノンから発表されたCINEMA EOSの内覧会の案内状が届いたが、ソニーのPMW-F3にしろパナのAF-105にしろ低価格といえども使用頻度を考えれば購入して保有するには高すぎる。NEX-FS100にしても価格はHDVクラスといいながら、私の会社での使用頻度はHDVやHDCAMが圧倒的に多い。HDVやHDCAMは自社保有してもデジタルシネマはやはりレンタルで使用すべきカメラだろう。
ところがNEX-VG10やNEX-VG20はちょっと違う。うまく使えばそれなりの映像が撮れて、なおかつ一眼レフ程度のコストである。こういったものはレンタルでは逆に馬鹿馬鹿しいものになる。もちろん様々なカスタマイズや改造も必要なためレンタルでは無理がある。ただ、NEX-VG20が安いからといって衝動買いはお勧めできない。
というのもこういったカメラではズームによるカメラワークではなく、決まった画角での画作りや移動ショットが重要になる。ロケハン、照明演出、レンズプランなどを十分に検討する必要があり、高倍率ズームによる現場対応には全く適していない。レンズプランでは画角だけではなくフォーカスの深度も重要だ。価格が安いだけにこういったことを十分に検討したうえで購入してもらいたいと思う。
それと、こういった小さなカメラを使う際の注意点を記しておこう。
カメラが小さいからといって、決して小型の軽量三脚はお勧めできない。写真の撮影なら軽い三脚で十分だ。写真のロケの際にアマチュアの方から「そんな細い三脚で大丈夫ですか?」と聞かれるほどの三脚を使っている。大きく重い三脚を持っていくよりは1本でも多くのレンズを持っていくほうが役に立つ。 しかし動画ではそうはいかない。特にHDで撮影したものを40インチ以上の大型液晶モニターで見ると風による揺れや、パンの操作のミスが嫌になるほどよく見えてしまう。 HDVなの場合は大抵VISION 3を使用するのだが、デジタル一眼の場合は最低でもVISION 3を使い、VPなどでは必ずヘビーデューティーの三段三脚に乗せたVIDEO 18 PLUSを使用している。(VISION 10や11ではカウンターが強すぎてバランスが取れない)動画の場合は小さなカメラほど大きな三脚を欲しがるといっても決して間違いではないと思う。しっかりした三脚と、滑らかなビデオヘッドは必需品である。
VG10ユーザーはわざわざ中国製のレンズがついたモデルは買わなくてよいだろう。ボディーのみで十分だ。しかしはじめてのユーザーには18-200mmのついたズームキットもお勧めできる。というのも18-200mmも発売から1年以上経ち、ズームのフィーリングもかなり改善されたように感じる。鏡筒は伸縮するものの、ズーム途中でのトルク変化もなくスムーズな手動ズームができるようになった。生産工程が熟したのか、作業員が上手になったためだろうか。VG10に付属していたものよりフィーリングが向上していた。

なお、注目の新型Aマウントアダプターだが、位相差検出による高速AFやハーフミラーによって撮像素子へのゴミの付着を防げると期待したが、動画をAFで撮る場合はアイリスが常時開放になってしまうらしい。やはりマニュアルフォーカスのニッコールやキヤノンFDレンズなどをサードパーティーのマウントアダプターを用いて装着するほうが良いようだ。なんといっても4倍の拡大フォーカスやピーキングはVG20のVG20たる機能である。

標準ズームとして3倍の18-55mmはよいレンズだが、新発売のEマウント専用マクロレンズはすばらしい。標準レンズとして最適な画角45度が得られ、等倍までエクステンションチューブやプロクサー無しで合焦できる。低分散ガラスや高度な設計によって大変滑らかなボケが得られる。
今後Eマウント専用レンズが新たに発売される。タイの洪水で大きな被害を被ったソニーだが、益々の躍進を期待したい。
なお注意点として互換バッテリーがNEX-VG20に対応していないことを記しておく。VG10で使えたものがVG20では使えないものがある。またCX560Vでは使えるのにVG20では使えないというものもある。
これはプリンターのインクと同様に本体の利益を抑えて消耗品で利益を上げるメーカーの営業戦略ということだろう。今しばらくは純正バッテリーに頼らざるを得ない。
2011年12月13日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 / NEX・HDV・HDCAM / 写真撮影・カメラ機材 |

2011年11月18日(金)
今日は写真の日?

グーグルを見られた方はこのバナーを見られたと思うが、今日11/18はダゲレオタイプを発明したルイ・ダゲール の誕生日だ。
ルイ・ジャック・マンデ・ダゲール(Louis Jacques Mandé Daguerre、1787年11月18日 - 1851年7月10日)

今年は生誕 224 周年となる。

ウィキペディアに詳しく書かれているので興味のある人はごらん頂きたい。

ダゲレオタイプは私が学生の頃、かれこれ30年あまり前のことだろう。当時はデジタルカメラのデの字も無く、写真はすべて銀塩に頼っていた。現像液や氷酢酸、定着液のハイポ(チオ硫酸ナトリウム)の匂いが懐かしい。当時定着液は専門の業者が引き取りにきてくれていたが、使用済みの定着液からは多くの銀が回収できるそうだ。リサイクルの走りである。
2011年11月18日 | 記事へ | コメント(2) |
| 写真撮影・カメラ機材 / CEO・映像技術職人 / 未分類・エトセトラ.etc. |

2011年11月15日(火)
NEX-VG20を触りまくった
何はともあれNEX-VG20だ。


ようやくその全貌を知った。 NEX-VG10で不満に感じていたことがほぼ解決されていた。タッチパネルは気に食わないが、映像の同時出力や拡大フォーカス、ピーキング、フレームレート、動画時の画角、マニュアル録音レベル、音声レベルメーター、三脚固定部やマウント部の強化、静止画のLAWデータ記録、さらに新型Aマウントアダプターではハーフミラーによる位相差検出のAFが可能で、かつ撮像面への塵の付着防止効果などなど。 業務用としてリリースされれば倍以上の価格になったはずだが、あくまでハンディーカム価格。しいていえば、実はここが大切なところだが感度とモアレによる偽色はNEX-FS100には及ばなかった。 しかし大判撮像素子を搭載したデジタル一眼動画カメラの前哨戦として現れたNEX-VG10を短期間にここまで完成度を高めたソニーを私は絶賛する。NEX-VG10を研ぎ澄ました形、それがNEX-VG20ではないだろうか。

2011年11月15日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 / NEX・HDV・HDCAM / 写真撮影・カメラ機材 |

2011年10月25日(火)
撮影機材は適材適所
様々な撮影があるが、制作会社が指定すれば、カメラマンの好みには関係なくカメラは決められる。放送だから必ずHDCAMということは全く無く、HDVが指定されたり、P2であったりもする。特に制作会社からのオーダーでは局納品がHDCAMであっても制作会社の編集環境によるものと思うが、HDVやP2が指定されることもかなり多い。また最近ではEOSも指定される。また局デスクからのオーダーでもHDCAMに限らず、HDVが指定されたりする。
いずれの場合も撮影技術費はカメラ機材費が変わるだけで人件費は変わらない。あとはスタッフ人数や照明、特機、周辺機器のボリュームによって決まる。

HDCAMはHDW-700Aから更新したHDW-750を1台自社保有しているだけで、複数必要な場合はレンタルで対応する。私の会社のように小さなところではレンタル会社にお世話になるのは当然である。まず1台あれば何とかなる。そしてベーターカム一体型のカムコーダー時代からずっと継承された操作性は何より安心で使いやすいカメラだといえる。

これはHDV第二世代のHVR-Z5J。初代のHVR-Z1Jと並んで非常に稼働率が高い。Z1JでもZ5Jでもきっちり使えば番組はもちろんCMにも使用できる。この二機種には非常に滑らかな超スローなズームが可能なショットトランジション機能が搭載されていて、いわゆる「ジワズーム」が静止部分の長さ、ズーミングの長さを数値で指定できる。上位機種のZ7JやS270では出来ない滑らかなスタート・ストップのカーブ(イーズイン、イーズアウト)も設定できる。またZ5Jでは60iだけではなく30Pや24Pも設定可能であり、さらに滑らかなスローモーションが可能なSmooth Slow Rec.機能も搭載されている。もちろんガンマカーブや色調整、スキンディティールも備えていて「HDV恐るべし」といわしめたカムコーダーである。先般撮影したCMでもZ5Jの機能を使いこなすことで制作会社やクライアントには大変喜ばれた。

HVR-Z5Jの機能を飛躍的に高めているのがRM-1000BPというリーモーとコマンダーである。ズームやフォーカス、アイリスだけではなく、ショットトランジションやスムースレック、ピクチャープロフィールの設定が本体で行うよりも遥かに使いやすくなり、結果的に撮影時間の短縮が出来る。

Z5Jでの撮影現場はこんな感じになる。CMではHDSDIで技術モニター、HDMIで制作モニターに出力する。
CMではRED ONEARRIシネアルタが定番だが、フォーカスプラーはおろか、セカンドやサードも付けられない小規模撮影ではこういった機材が重要になる。

また民生機として登場したデジタル一眼のNEX-VG10(まもなく60Pや24Pが撮影できるNEX-VG20も発売される)などはHDCAMでは不可能なシフトレンズやチルトレンズ、そしてマクロレンズやベローズを使った撮影を可能にする。もちろんオンボード用のGoProHD豆カムHDなども撮影次第では最適機材として選択することがある。

写真は民生カメラのEOSを使ったインフォマーシャルの撮影。商品に糸巻きや樽型の湾曲収差が出ては具合が悪いのでEOSが選択された。
撮影という仕事では予算はもちろんだが、演出意図、撮影方法に合わせた適材適所の機材選択、対応がとても重要でではないだろうか。

一部の制作の方には(制作に限ったわけではないが)「機材が良いと作品のクォリティーが上がる」と思われる方もいるようだが、撮影に最も適したカメラを選ぶことこそが作品のクォリティーを上げることだと信じている。もちろんテクニックも重要だし、センスも重要。さらに演出意図をいかに理解するかがなによりもカメラマンに求められることだと思う。昔々のことだが、私がまだ駆出しの頃(今も大して変わらないが)
演出に「どんな感じに撮りましょうか?」と聞いて「それはカメラマンが考えることやろ!」と怒られたことがある。
どんな感じ、どんなアングル、どんな画角、どんな色、どんなカメラワークで・・・・
まずは考えることが一番大切なこと。演出意図を正しく読み取って理解して「どんな」を解決するのが我々の仕事だ。そして経験や技術、カメラの機能や性能がそれを支えてくれる。

実は先ほどの昔の話だが、数年後にその演出から「ぜんぜんプランが無かった・・・・あの時は助けてもらった」と聞かされて驚いた。
今もあの時の言葉「それはカメラマンが考えることやろ!」はその後のカメラマンとしての生き方に大きな影響を与えてくれた言葉だったと感謝している。
2011年10月25日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 / NEX・HDV・HDCAM / 写真撮影・カメラ機材 |

2011年10月14日(金)
申し訳ありませんが激安映像制作には対応しておりません
【申し訳ありませんが激安映像制作には対応しておりません】という一文を会社のホームページのトップに掲載した。
それを見た監督から提言があった。
「対応しておりません」という否定的な表現より、むしろ自信のほどをあらわしたほうがいいのではないでしょうか?
たしかにその通りだ。
そこで監督からの提案はこうだ。
【ご満足いただける品質と表現力をご提供するため、常識外の低予算でのご発注はお断りいたします】

考えた結果、トップページは
【申し訳ありませんが激安映像制作には対応しておりません】を留保して、価格のページと制作部のサイトに以下の一文を掲載した。

※ご満足いただける品質と表現力をご提供するため、常識外の低予算でのご発注はお断りしております

こういうことを掲載すれば当然問い合わせは減少する。しかし激安=常識外の低価格で技術提供するにはクォリティーを下げざるを得ない。また企画・構成やコピーライトなど、考える仕事に時間を掛けられなくなる。つまりやっつけ仕事が当たり前になってしまう。

暴利を得るために出した方針ではない。発注額の低下の底がわからない状況では業界全体の将来が危ぶまれる。
価格を下げるための努力は常に行っている。仕事のクォリティーを下げることなく、予算を考慮した演出方法、撮影方法、編集方法を考えていくのは当然のことだ。
もちろん激安・超低価格・破格・価格破壊のいずれも自由競争だから否定はしない。しかし激安合戦に参戦するほどの経済力や人材は抱えてはいない。
激安に対抗するには仕事に対して適正な対価で、よりクォリティーの高いものを提供するしかないだろう。技術研鑽、思考錯誤に労を惜しまないことが必要だと思う。

今回掲載した一文は経営者として業界の将来を考えた結論である。

-------------------------------------------------------------
10/15追記:長野にお住まいのAカメラマンから非公開のコメントをいただいた。
いつも拝見しています。長野県のスチルカメラの○○と申します。
激安の件、深く同意しています。
(中略)
常識という言葉が私はひっかかってまして、クリエイターって常識にとらわれないところに良さがあったりして、クリエイターの側が常識を持ち出してくるとちょっと萎えてしまいそうです。
(後略)

ということで、軽い私はすぐさま記述の変更。
先ほど訂正いたしました。
たしかに常識という言葉も曖昧ですし、クリエイターという立場を考慮すれば常識は打ち破るべきものですね。
ただし人件費や機材費などを発注・受注を含めて経営者の都合で常識を逸脱されては生活が脅かされます。
適正価格で仕事をするため弊害、あるいは敵を確実に伝えるためにターゲットを明確にしました。
その結果下記のように訂正しております。
※ご満足いただける品質と表現力をご提供するため、価格破壊・激安といわれる低予算でのご発注はお断りしております


2011年10月14日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 / 写真撮影・カメラ機材 / CEO・映像技術職人 |

2011年10月09日(日)
買ってよかった周辺機器紹介
カムコーダーのレインカバーは意外と高い。1万〜3万が相場といえる。
中国製というと抵抗もあったが、互換バッテリーや周辺機器など、安くてよい物もある。最近ではパナソニックのLIMIX純正バッテリーも中国製だし、ソニーの放送カメラHDCAMの三脚アタッチメントも実は中国製である。

中国で競泳用水着を作っている会社が作ったらしいカムコーダー用のレインカバーを買った。結論から言えば「国産よりいいと思う」だ。
先日の台風のような状況で撮影することはまず無いが、叩きつける雨を想定して事前のテストを行った。カメラの代わりにカットスポンジを詰めて、浴室でのシャワー攻撃だ。
結果から言うと縫い目部分の浸水は要対策だった。露出部分のファスナーは防水ファスナーの効果があって滲み込む程度。生地の放水は問題ない。撥水は新しいだけに良くはじくが耐久性は判らない。雨具と同じく古くなると撥水効果は無くなると思う。やはりレインガード等でメンテナンスしなければならないだろう。
一番問題になる縫い目部分の浸水だが、私は登山用品の防水テープを用いた。日清紡ケミカル株式会社シーリングテープ直売も行っている。日清紡ケミカルは大阪市中央区にある会社だ。
レインカバーなどはエマージェンシーグッズというわけではないが、やはり「想定外」想定した製品にしてもらいたいところだ。なお、この件については一応改善をお願いしておいた。

購入するとEMSで中国から送られてくる。振込みは日本の銀行なので安心だ。到着まで一週間ほど。
他にもデジタル一眼レフ用のレインカバーや大型カムコーダー用もある。
買ってよかったので紹介させていただいた。とはいえ、やはりオークションでの購入であり、自身での防水対策の追加などを含めて、十分検討した上で「自己責任」で購入していただかなければならない。またブリンプなどと同様、漏水によって機材がダメージを受けてもメーカーは責任を取ってはくれない。
「使ってよかった」と言いたい所だが、雨天での撮影が無い。さらに連日秋晴れが続いている。そういうわけで今回は「買ってよかった」ということになった。
入札が少ないので開始時の価格で落札できた。

実際にショートズームを装着したHDW-750に被せてみた写真はこれ↓(クリックで拡大)


ショートズームでもなんとかカバーできる。


レンズ部分は二重構造でフォーカス操作し易い。左手挿入部は筒状になっている。


右手のグリップ部分はギャザー縫いになっていて内部が広く操作しやすい。
降雨も含めてまだテストのみだが、けっこう細かなところまで気を使っているように感じる。というか、昔の日本製に見られた作り手のこだわりを垣間見ることができた。最近の中国は価格競争だけで勝負してくる国でないことは確かだ。
私が良く見るCCTVの放送を見ていても技術力の高さが良くわかる。カメラや機器は概ね日本製だが、この状況もいつひっくり返るかわからない。頑張れ日本の工業製品、電子製品と言いたい。
2011年10月9日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 / 写真撮影・カメラ機材 / 周辺機材 |

2011年10月05日(水)
やっぱりSONYだ
とんでもないデジタル双眼鏡が2機種発表された!



デジタル録画双眼鏡『DEV-5K』発売日11月1日メーカー希望小売価格210,000円(税込)

デジタル録画双眼鏡『DEV-3』発売日11月11日価格オープン価格市場推定価格130,000円前後


同じコンセプトで二機種が同時にリリースされて少々戸惑ったが、要するにDEV-3とDEV-5が発売されたということだ。
昔、私の師匠が機材購入について素晴らしいことを仰っていた。


さて今回のデジタル双眼鏡だがDEV-5とDEV-3では実売8でおよそ4万円程度の差になるだろうか(DEV-5を8掛で計算)
数年後の中古市場だが、おそらく上位機種のDEV-5の方が値崩れは少ないように思う。あくまで私の私見だが、価格低下の激しいデジタル光学機器であっても上位機種は強いと思う。また発売日も10日だけVEV-5の方が先行する。つまり初号になる。

どちらを選ぶかは人それぞれである。


蛇足といわれるかもしれないが、かなり前にソニーがナイトモード搭載のハンディーカムを発売したときのこと。ナイトモードでR-64などの赤外フィルターを装着して撮影すると女性の薄いブラウスや水着が透けて写るということが発覚した。すぐにソニーは対策を施して透けて写すことが出来ないようにした。しかしかなりの台数が市場に出回り、初代のナイトモード搭載のハンディーカムは裏市場で高価で取引されたと聞く。
今回の双眼鏡にはそういったモードは搭載されてはいないが、盗撮マニアにとっては極めて高性能な望遠、スタビライズカメラになる。さらに立体視である。
デバイスや技術が進歩することで人類の夢が一つ一つ実現することは素晴らしいが、使い手によってはとんでもないツールとして悪用されることになる。
科学技術が進めば進むほど道徳教育の重要性を認識しなければいけないだろう。それは学校という教育現場ではなく、基本は家庭教育であり、大人たちへの教育でもある。
2011年10月5日 | 記事へ | コメント(0) |
| 写真撮影・カメラ機材 / 技術系・ハイテク系 / 未分類・エトセトラ.etc. |

2011年10月01日(土)
ここはやはりNEX-5Nか
NEX-5を使っているが、動画がオートのみということで不満があった。
最近出たNEX-5Nでは
「NEX-5Nは、P・A・S・Mの露出モードでも動画撮影を楽しめます。」
ということで、自動のみという不満は解消。さらに
「イメージセンサーからの読み出し速度が約60fps(59.94fps)に向上したことにより、APS-Cサイズのイメージセンサーを搭載したレンズ交換式デジタルカメラとしては初めて(*1)、60pの滑らかなフルハイビジョン(AVCHD Ver.2.0、1920×1080)動画撮影に対応。」
ということである。もはやコンパクト一眼デジカメではなく「動画撮影機の撮像部分」であるといって過言ではないと思う。
コンパクトながらレンズ交換が出来てマニュアル露出、60Pだけではなく24Pも可能だ。NEX-VG20やNEX-7も良いが、まずはNEX-5Nゲットである。
どうやら今回は娘がプレゼントしてくれそうな気配だ。

2011年10月1日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 / NEX・HDV・HDCAM / 写真撮影・カメラ機材 |

2011年09月06日(火)
なんじゃこら〜?
なんじゃこら〜?としか言いようが無い。



詳しくはデジカメWatch
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20110901_474528.html
2011年9月6日 | 記事へ | コメント(2) |
| 写真撮影・カメラ機材 / どうでもいいこと / 技術系・ハイテク系 |

2011年08月24日(水)
NEX-VG20
噂のNEX-VG20が正式発表された。



仕事で使用しているNEX-VG20+オリジナルショルダーリグ
60pモードでの高精細映像や、24pモードとシネマトーンガンマ(TM)・シネマトーンカラー(TM)でのフィルムテイストな映像記録など、さまざまな映像表現が楽しめるようになりました。加えて、最高約6コマ/秒の高速連写機能やRAW画像撮影機能も搭載しているので、高画質な静止画撮影も楽しめます。

31段階の音声レベルコントロールが可能になりました。液晶パネルに表示されるレベルメーターにより音量調節も可能です。

グリップ上部にある2nd S/Sボタンや4倍の拡大フォーカスボタンを使えば快適に撮影できます。

露出をフルマニュアルコントロール可能です。また、ゼブラパターン表示にも対応。さらにマニュアルフォーカスによるピント合わせも、ピーキング機能に対応するなど、充実のマニュアル機能で独自の映像表現を追求できます。

外部モニターなどへのHDMI出力時においても、液晶画面の表示を消すことなく撮影することが可能です。

約3倍のAFの高速化(*2)を実現。Eマウントレンズは、マクロレンズやポートレートレンズなど新開発レンズ4本が加わり、計7本とラインナップもますます充実。さらに、「トランスルーセントミラー・テクノロジー」とAFモーターが搭載されたマウントアダプター「LA-EA2」(別売)を使用することで、Aマウントレンズ(*3)にも対応し、フルタイム・コンティニュアスAFを実現。動きの速い被写体も確実にAF追随し、スムーズで高速なピント合わせを可能にしました。

本気で仕事で使えるレベルに達したようだ。
VG10→VG20で特筆すべきは動画撮影時の画角だ。VG10では16:9の静止画と比較して動画では画角が狭くなり、18〜200mmズームレンズを35mmフルサイズに換算するとVG10では32.4〜360mm(動画)だったものがVG20では29-322mm(動画)に改善されている。これはマイクロフォーサーズとは大きな差だ。NEX-VG20はフィルムカメラと同じ撮像面積ということになる。

http://www1.jp.sonystyle.com/Qnavi/Product/NEX-VG20H/?
10月初旬発売 レンズ交換式HDビデオカメラ
NEX-VG20H
本体+キットレンズ:E-18-200mm F3.5-6.3 OSS
販売予定価格:218,000円(税込)

レンズ交換式HDビデオカメラ
NEX-VG20
本体のみ
販売予定価格:158,000円(税込)

NEXの新製品も発表されている
NEX-7
http://www.jp.sonystyle.com/Special/Camera/Ichigan-e/Nex-7

NEX-5N
http://www1.jp.sonystyle.com/Qnavi/Product/NEX-5N/
下はNEX-7のプロモーション
2011年8月24日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 / NEX・HDV・HDCAM / 写真撮影・カメラ機材 |

2011年08月16日(火)
ギャラクシー?インベーダー?トリノフンダマシ
盆の最終日は近場の里山で過ごした。休んでいるところで妻が面白い蜘蛛を見つけた。

なんじゃ?こら!まるでインベーダーだ。インベーダーといっても理解していただけないだろう。80年代に流行ったインベーダーゲームのキャラクターだ。

日陰が好きなようで、写真を撮ろうとしてもすぐに葉の裏に回ってしまう。なかなか機敏に動く。そういったところもインベーダーゲームのようだ。

胴体のところはカタツムリか鳥の糞に見える。トリノフンダマシという名前にも納得できる。

写真はRICOH GXRで撮った。こんな素敵な生き物に出会えるのならNEX-5にマクロレンズを着けて来るべきだったと少し後悔する。
2011年8月16日 | 記事へ | コメント(0) |
| 写真撮影・カメラ機材 / 旅の紀行 / 備忘録・メモ書き |

前へ 次へ
 

PHOTOHITOブログパーツ


ニックネーム:SENRI
都道府県:関西・大阪府
映像制作/撮影技術会社
(株)千里ビデオサービス
代表取締役&
北八ヶ岳麦草ヒュッテHPの管理人です。よろしくお願いします。
色々出ます

»くわしく見る

バイオグラフィー