Field Report Archive
千里ビデオの代表が現場で印象に残ったことを写真やビデオキャプチャーで綴る写真日記
(webへの公開は制作会社、クライアント、出演者の許諾をいただいておりますが二次利用はご遠慮下さい)
本番終了しました 12/24
なら100年会館大ホールで行われた国土交通省近畿地方整備局大和川工事事務所のイベント「大和川クリーンキャンペーン2002」ファイナルステージ〜大和川水環境フェスタ2002〜「きよし、大和川」は無事終了しました。
ライブキャメラ3台、DVCAM-VTR=3台、βカムVTR=2台、
ノンリニア編集機=2台、Macintosh=1台を使った中規模中継ですが、内容は台本60ページを越える長編です。映像のみならず全てが当日仕込本番で、キャスト、スタッフ全員あわただしく仕込み開始。私は35面マルチプロジェクターという超大型の映像プロジェクターへ送出する6系統の映像信号を切り替えるスイッチャーとテクニカルディレクターをしていましたが、スタッフ達のおかげでけっこう楽しく仕事をすすめることができました。
1部では「大和川 絵・ポスター・作文・写真コンクール」の表彰式が行われ、送出のきっかけは約60。カット数は約300です。
2部は「奈良大和コカリナ合奏団」によるミニコンサートで始まり、大和川ミュージカルに。「かっぱるくん」等キャラクターも沢山登場し子供達も大喜びのステージとなり、スクリーンに映し出された大和川流域の空撮映像(ヘリコプター「きんき号」から撮影)は会場にきていただいた大勢のお客様に感動して頂けたようです。
そしてエンディングはマナ・カナちゃんたちがドライアイスの中から登場し、ステージはマナ・カナクリスマスコンサート。ラストは「きよしこのよる」の大合唱。お客様も舞台に上がってのクライマックスを迎えることができました。
今回は写真を撮影する時間が無く現場写真は全然撮れていませんが、スタッフが何枚かIXYで写していてくれたので、いずれ公開します。
私はこのあともカウントダウンまで、ライブ収録等まだまだ忙しい状態が続きそうです。
本番のレポートはこちらです
http://svs.ne.jp/home/svs/home/genba/100nen/index.html






 
まもなく本番 12/21
マナ・カナちゃん達の本番がまもなくになってきました。編集もほぼ完了し、本番へのイメージトレーニングに入りました。それまでにも他の撮影でスケジュールはめいっぱいになっています。
しかし、大きな会社はもっとめいっぱいなんだろうなとも思って頑張っています。




 
テクニカルリハーサル 12月13日
12/23のテクリハが行われました。絶対に失敗は許されないという制作サイドの意気込みがひしひしと感じられる一日でした。
なら100年会館を借り切って、本番同様にライブキャメラ、スイッチャー、送出用のマックとノンリニア編集機など当日同様に持ち込みました。ちなみにノンリニアは映像送出用のため、最速のP4/2.6GHzを使用。モニターはパソコン用液晶3台にビデオ用が10台ほど。液晶モニター1台を今回のために新調。さすがに新しいだけにとてもきれいな画面。
さらに人間も大所帯で映像送出スタッフだけではなく、劇団スタッフ10数名、進行10名ほど。それに音照、舞台スタッフ、CO2や銀撃ちのギミックなど。
本番日は今日の倍以上はいるはずで、ケータリング担当もさぞ大変なことだろうと思います。
いよいよ本番が近付いてきたことを実感するのは千里だけではなかったと思います。


 
マナ・カナちゃん 
NHK連ドラで有名になったマナちゃん、カナちゃん。その後もどんどん活躍している売れっ子。
今回大和川工事事務所の仕事で彼女らを起用することになりました。
先日サンスタジオで撮影したときの一コマですが、本当にかわいい。
撮影も順調に進み、時間オーバーもなくクランクアップ。この映像は本番で35面マルチという超大型映像に送出します。それにしてもこの二人のお母さんがとびきりの美人。マナ・カナちゃん達も自慢の、とても魅力的なお母さんなのです。
仕込みの時の代役はスタイリストの雅子さん。マナ・カナちゃんに気に入って頂き、イベント当日もご指名いただきました。




 
マナ・カナちゃん2 





 
村田英雄さん 
だいぶ昔のことだが、深く印象に残っています。
当時はまだまだお元気な様子で、これほどのMC上手な人はほかに見当たらないと思いました。10数曲のステージをすべてご本人のMCで通されたのです。司会者いらずというよりもこの人のMCであれば下手な司会者など不要、邪魔者でしかないと思います。
私が子供の頃聞いた「王将」を生で聞けたことに感動し、そのほか「皆の衆」「柔道一代」「夫婦春秋」「人生峠」「無法松の一生」等々。いずれの曲もご自身でMCを入れての熱唱。
「村田英雄」この人は凄い人だと痛感しました。
この日はTDでスイッチャーをしていたのだが、子供の頃テレビで見ていた人を今自分が撮影しているということも不思議な気持。その村田英雄さんがご逝去されたことは悲しい限りです。
心よりご冥福をお祈りします。


 
ジャッキーチェン 
キャメラマン冥利に尽きるとはこのこと。
香港政府観光局からの仕事が入り梅田スカイタワーで撮影。返還後の不安解消に政府観光局がイベントを企画。このときは報道もたくさん取材に来ていましたが、私はオフィシャルのキャメラマンとして撮影。
イベントの間もポジションは自由。そのまま同じエレベーターで部屋まで。おいしい仕事というのはこういうものだと思いました。
恥ずかしさを押さえてこっそりサインをお願いしたらファンの手前関係者には・・・、ということでした。ところがそれから数日後、立派な色紙に書かれたサインが私の会社宛に送られてきたのです。


 
原田悠里さんは息子の大先輩 
この仕事をしていると色々な現場で様々な人々に出会います。印象に残った人など、ぼちぼち書いていきます。
もうかれこれ10年ほど前、原田悠里さんを撮影しました。当時「安曇野」が大ヒットしていたと記憶します。印象に残ったのは、話が上手いこと。鹿児島大学の教育学部出身。
学部は違うものの、まさか私の息子が後輩になるとは思っても見ませんでした。その息子も今年大学院を卒業です。
月日の経つのははやいものですね。

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