- ダビングシステムにDOS/V追加 09/13(Tue)
- 最近多くなったのが、編集終了後にマスターテープに書き出さず、直接VHSにコピーするというスタイルです。
千里ビデオの編集室は1階にあり、ダビングシステムは地下にあります。これまでは編集済みのデータを1階からダビングルームに30mケーブルで送って対応していましたが、今回新たにDOS/V機を組むことで効率アップさせました。
編集データだけではなく、AVIやMPEGから直接VHSにプリントすることでマスターテープへの書き出しが不要になります。もちろんコピー終了後は保管用にDVCAMやBETACAMへの書き出しは行います。
以前ならマスターテープへ出力後、ハードディスクのデータは消去するというのが当たり前でしたが、今ではテープとハードディスクのコストが逆転したため、後日のバージョン変更用にハードディスク自体も保存するようにしています。
笹邊にVTRを作れと云われても不可能ですが、VTR以上の機能を持ったコンピューターを組のであればいとも簡単です。DOS/Vパーツを使ってパチパチパチの世界です。ただし笹邊が作るのは決して自作パソコンでは有りません。DOS/Vパーツをパチパチとコネクトするだけで、それは「ミニ四駆」同様の作業です。そしてミニ四駆のように様々なチューニングや、ケーブルの取り回しの美しさが大切です。自作は不可能でも、自分で組み立てることはとても楽しい作業です。
時々ネットで見かけますが「自作パソコン」のユーザーって凄い人たちなんでしょうね。昔は半田ごて片手にマックをいじった笹邊もナノテクノロジーが多用されたコンピュータには手も足も出ません。何年か前33MHzを40MHzにクロックアップして喜んでいたのが嘘のようです。今やコンピューターは3000MHz以上という電子レンジをも超える周波数で動いています。熱くなるのは当然ですね。
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