19日20日は驚愕のビデオの編集でした。施設のグランドオープン記念ビデオですが、収録テープは全部で14本あり、撮影した業者が編集を投げ出したという代物です。その会社の前作は「CGが多く使われており、インパクトのある映像に仕上がりました」らしいが、CGでデフォルメしなければ観賞に耐えうるものにはならない。撮影内容はというと、とてもプロが撮ったとは思えない映像でした。素材を見た代理店の担当者が「気分が悪い」と顔色を悪くしてしまいました。その会社のホームページではフラッシュを使って技術レベルの高さを誇示していましたが、宣伝文句だけで実態は掴めませんでした。ホームページは車内吊りのような見出しだけではなく、詳細が伝わる出版だと考えるべきでしょう。
DVキャメラの出現は確かに新しい撮影分野を拡げてくれましたが、同時にとんでもない素人業者も生み出すことになりました。この業界で「他人の後始末」ほど大変なことはありません。編集は22日、23日にも続き、どういう意図で撮ったのか判らないキャメラワークにしばらく悩まされそうです。制作会社の方も「編集でお金をかけるよりも撮影にお金をかけるほうが結果的に安くなる」ことをご理解いただけた様子です。
21日は商工会議所でのセミナーとディスカッションの収録です。テーマは「何故あの会社は燃えているのか? リーダーが語る3つのルール」
仕事をしながら勉強できるのはうれしいですね。
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