2005年11月13日(日)
ビデオエンジニア CM
 「ビデオエンジニア CM」がキーワードになっていた。
 検索されたページは価格表だった。
 CMは今なおフィルムでの撮影が主流だ。やはり階調の豊かさと高速度撮影によるスローの美しさだろう。(一時期フジテレビが提唱したビデオCMが流行った時期もあった)しかし、最近ではSonyのHDCAMシネアルタやPanasonicのDVCPRO-HDバリカム等のテープメディアによる制作が増えてきている。これはCMに限らず映画の世界でも同様で、本編にシネアルタ、バリカムが使われだした。またVシネマの撮影もフィルムからビデオ(24コマプログレッシブ)に変わってきた。
 こうなると大変なのが計測だ。フィルムの世界ではキャメラマンの他に2nd、3rdと多くの技術スタッフが居る。従来露出や測距は計測が担当していたが、ビデオの場合はキャメラに接続したCCUによってVE(ヴィデオエンジニア)が露出をコントロールする。露出だけではなく色合い、輪郭調整、トーンカーブなど、様々な要素を電子的にリーモートコントロールする。
 CMや映画の場合ビデオエンジニアに求められるのは技術だけではない。絵心、感性が必要になる。映像作品はスタッフがそれぞれの専門分野だけではなく、それぞれの人生における経験、感性、想像力、技術力を生かしたコラボレーションである。

2005年11月13日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 |
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