マルチオーディオがキーワードだ。
最近MAについての問い合わせが多いと思ったら、検索キーワードにマルチオーディオやMA編集がけっこう有った。ググってみるとMA編集では603,000件中1件目とすばらしいSEO効果である。またヤフーでもMA編集は4位に出ていた。MSNではマルチオーディオが194,470件のうち1位を射止めていた。けっこうなことである。
映像を編集するには現場の同録音声だけでは出来ない。音楽や効果音など、様々な効果が必要になる。上の写真はMA編集に用いるLogicのデスクトップだ。映像と同時に流れる音声のトラック数は完成版では基本的に2トラックになるが、編集時は同録2ch音楽4ch、効果音2chは最低必要になる。コンピューターを使うまではアナログマルチトラックレコーダーやADATのようなデジタルMTRを使用した。SVHSテープを使用するADATや、DA-88のように8mmビデオテープを使うマルチオーディオテープレコーダーはビデオのタイムコードを追いかけるチェイス機能があり、ビデオと同期した音声トラックが得られた。写真は弊社の編集室にあるFOSTEXのADATだ。
今ではMTRもハードディスクになり、トラック数や時間の制限がなくなった上、音質も向上した。複雑なものはポスプロの三和ビデオセンター(下の写真)を利用する。MA専門のオペレーターは映像の編集とは一味違うセンスを持っている。
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