ベーカムのメンテでの検索。
最近はDVCAMやHDVでの撮影が多く、ベーカムの使用頻度が減ってきた。キャメラ一体型だけではなく、スタジオVTRも納品がデジタル化してきたために使用頻度が下がっている。しかし必要に応じてメンテナンスは欠かせない。ヘッド交換、コンデンサーの交換や光学フィルターの交換などもある。
ソニーでは使用状況に応じてA,B,Cとコースを設定しているが、毎回Aというわけには行かない。1000時間でAとなり、2000時間目はB、3000時間目はCを行わなければ初期性能が維持できない。しかし、放送用の一体型キャメラの場合はAが約25万、Bで40万、Cは70万もする。確かにキャメラ本体が600万ほどだから、当然である。だがCメンテの費用で小型HDVキャメラのHVR-Z1JとHVR-A1Jが2台セットで買えることを考えると、そろそろベーカムも廃棄の時が来たのかと悩む。Cメンテまで後400時間ほどだが、その頃にはもっと安くて高性能なキャメラが出てくるだろうし、今更4:3のベーカムである。
だが、やはりこの業界でベーカムは無くてはならない存在であると同時に、我々の誇りでもある。やはりいつでも使える状態で維持すべきだろう。
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