2006年05月12日(金)
30A型コンセント
 30A型コンセント
 検索されたページは千里ビデオサービスの安全対策だ。
 キャメラ単体では20Wそこそこだが、舞台の中継録画では撮影部もかなりの電力を消費する。たとえば4台のスイッチング収録の場合、キャメラ/4台、CCU/4台、6吋モニター/8台、9吋モニター/2台、スイッチャー/1台、VTR/3台、音声ミキサー1台となり、消費電力はほぼ1kW/hほどになる。一応壁コンセントでも対応できる容量だが、普通の平行コンセントではプラグがかなり温度上昇してしまう。また、他と共有されている場合はブレーカーの容量を超えて落ちてしまうことが考えられる。
 やはり安全(収録事故も含めて)30Aの容量があるC型コンセントから単独で30Aを確保する必要がある。ホールでは従来のC型が標準だ。最近では安全対策のためか、ホテルなどはミニC型になり、ホールでもミニC型に切り替えているところもある。確かに指が入らないミニC型は安全だ。(C型は20Aという情報も有るが、照明部と違って我々の現場では1つのC型コンセントから20Aを超えて使用することは無いので問題は無い)
 撮影現場では様々な形式のコンセントから電源が供給されるため、それぞれに対応した変換プラグを用意しておく必要がある。T型、ツイストペア、C型、ミニC型などだが、平成3年10月に“T型250V20Aの差込プラグを100V機器に使用することは「危険が生ずるおそれ」があるものとみなす”とされ、100V回路にT型250V20Aの差込プラグを使用することが禁止なった。そのため現在ではT型を使用することは無くなったが、稀に古い施設ではT型で供給される場合が有るので一応用意するほうがよいだろう。
 いずれにしても、現場で変換ケーブルを借りるということは不細工だ。電源に限らず、音声ケーブルなども様々なものを用意し、起こりえる状況を想定内にする必要がある。

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