2006年06月21日(水)
レンズ交換 リアルタイムビュー
 レンズ交換 リアルタイムビューである。
 ソニーがミノルタのアルファを継承してデジタル一眼レフに参入したが、新しいことは何も無かった。ただの一眼デジカメである。アルファマウントのロッコールの出荷量を目論んだマウント継承だが、残念ながら私は持っていない。ミノルタのレンズは以前SR-1sやSRT-101、そしてXDで使ったことが最終だ。その後一眼レフではないAF-Sトークマンという音声警告付きのカメラを父の誕生日に贈ったことがあったくらいだ。私が関西人で六甲山から取ったロッコールという名前は気に入っていたが、いずれの一眼レフもミノルタマウントである。アルファマウントは使ったことが無い。
 今回「レンズ交換 リアルタイムビュー」が気になったのは、以前このブログで書いた「サイバーショット 進化 一眼レフ」で期待していたことが松下から発表されたからだ。
 LUMIX (ルミックス) L1という名で発表されたカメラは何処と無くレンジファインダーライカに似たデザインで、ペンタプリズムのピラミッドが無いことが特徴だ。かってペンタプリズム(ミラー式も含めて)の無い一眼レフはハーフ版のオリンパスペンFくらいしか思い浮かばない。とんがり帽子の無いデザインは良く出来ている。また標準レンズとしてライカDバリオ・エルマリート14-50mm/F2.8-3.5が付いている。35mm判に換算して28-100mmに相当する多用途レンズで光学ブレ防止を内蔵している。
 そして私が最も期待しているライブビューモードが搭載されている。以前「何が悲しくて、今更レンズに入った光を鏡に反射させてピントグラスに結像させ、ましてそれをプリズムによって左右反転まで行ったものを見なければならないのか?」と書いたが、L1ではミラーアップすることで対応している。目からうろこである。ハーフミラーやその他様々な方法が考えられるが、松下は極めて簡単な方法で実現している。
 メーカーの解説によると
「液晶モニター画面を使って撮影ができるというのは、デジタルカメラならではのメリットです。視野率約100%の大きな画面でフレーミングができる、撮影情報が常に一目で確認できる、撮影前に露出補正やホワイトバランスの状態が確認できる、三脚使用時にファインダーを覗かなくても構図の確認ができるなど、液晶モニターを使った撮影には多くの利便性があります。しかし、これまでの一眼レフカメラはこのメリットを活かせていませんでした。L1では、Live Mosセンサーの持つフルタイム画像出力機能と、ミラーアップを組合せ、今まさにレンズを透過している光景を直接受けたセンサーからの信号をそのまま液晶モニターに映し出すライブビュー機能を実現しています。絞り込みボタンを用いた被写界深度のプレビューも大画面で確認できます。」ということだ。
 ソニーがアルファにうつつをぬかしている間にPanasonicに先を越された感がある。ソニーも進化したサイバーショットR-X?を開発してもらいたいものだ。新し物好きではないが、今日のヤフーニュースのおかげでL1は納得できるデジタル一眼レフカメラとして、早速購入機種に決定した。

 オリンパスのライブビューに対する私見を追記しました。(2006.7.8)

2006年6月21日 | 記事へ | コメント(0) |
| 写真撮影・カメラ機材 |
コメントを記入  
お名前(必須)
 
パスワード:
 
メール:
 
URL:
 
非公開:  クッキーに保存: 
※非公開にチェックを入れると、管理者のみにコメントが届きます。
ブログの画面には表示されません。
captcha


※画像に表示されている文字を入力してください(半角・大文字/小文字の区別なし)。
文字が読みづらい場合はこちらをクリックしてください。
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー リンク
 

PHOTOHITOブログパーツ


ニックネーム:SENRI
都道府県:関西・大阪府
映像制作/撮影技術会社
(株)千里ビデオサービス
代表取締役&
北八ヶ岳麦草ヒュッテHPの管理人です。よろしくお願いします。
色々出ます

»くわしく見る

バイオグラフィー