2006年07月18日(火)
映像職人 機材
 映像職人 機材という検索キーワードだった。検索されたページは会社概要である。会社概要には確かに「映像職人として道具=機材を100%使いこなすことが重要」と書いている。
 「弘法は筆を選ばず」というが、我々は筆を選ばなくてはならない。また筆の手入れはとても重要だ。写真はクロジール製のオイルダンプズーマーで、滑らかなスローズームを手動で行うには大変便利の良い道具だ。しかし、肝心のズームレンズ本体のオイルが古くなっていたり、カムにゴミが入っていると、道具に頼っても望むキャメラワークは実現できない。メンテナンスをきっちり行うこといつまでも優れた性能を維持できるのである。
左の写真はキヤノンの14倍放送用ズームレンズだが、設計は約20年余り前のものだ。しかし普段使用している15倍や16倍の放送用ズームレンズに比べて解像度、色収差、湾曲収差などは勝っている。ただし重量は倍近くあるモンスターだ。NHKがキヤノンにサイズ、価格を無視した最高性能を求めて作らせただけあり、現行のハイビジョンレンズ並みの性能を持っている。まさにバブルレンズといえる。このレンズも正しいメンテナンスの実施により、私の会社では高画質を要求されるVPでは今なお現役だ。まさに銘玉である。
 会社のホームページでも機材について紹介しているが、道具についてもToolのページとして色々掲載している。現在電動リモコンによるクレーンヘッドを加工中だが、いずれToolで紹介しよう。映像職人としてはメーカー製だけではなく、様々な加工を施したオリジナル機材も重要である。

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| 映像制作・撮影技術 |
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