「業務 ダビング システム」だった。そして同じIPからヤフーで「業務用 ダビングシステム」とグーグルで「業務用 ダビングシステム」でも検索されていた。検索結果は私の会社が自社で保有するダビングシステムのページだ。
私の会社ではVHSへのダビングは写真のシステムで行っている。VPなどのVHSコピーではこのシステムでも400本/日程度の処理能力を持っている。といっても120分物の1000本オーダーなど、処理能力が追いつかない場合は磁気印刷用のミラーマザーを作成し、百数十倍の速度でパンケーキ(長尺ロールの生テープ)にプリントすることになる。そういう作業は協力工場で行うことにする。しかし最近ではVHSよりもDVDでの納品が多くなった。DVDは大量の場合はプレスし、少量の場合はDVD-Rコピーになる。やはり時代の変化だろう。今ではテレビをハードディスクで録画し、そのコピーをDVD-Rに保存するのが普通になってきた。VHSもオーディオカセットテープと同様の運命を辿り始めた。
地上波アナログ放送が終了する時まで、なんとか維持できればこのシステムも大往生ということになる。だが、果たしてVHSはこの世から姿を消すのだろうか?現在私の会社で保有している旧フォーマットはVHS以前の1/2吋オープンリールや3/4吋Uマチック、そしてβT、βU、βV、βTSHB、Hi8、MU、βカム、1吋Cフォーマットなどだ。これらは今もダビング依頼がある。当然VHSやS-VHSからのダビングは今後10年以上は必要だろう。
最近多いのはVHSやβ、8ミリビデオからのDVD化だ。つまり家庭や会社の映像資産をデジタル化して永久保存を考えた結果である。確かに以前の広告などでは「半永久的」や「永久保存」という言葉が使われてきた。ちなみにGoogleで「DVD 永久保存」を検索すると1,140,000件もヒットする。しかしこれは間違っている。もし永久保存を考えているのであればDVDを定期的にバックアップし、更新してゆかねばならない。さらに可能ならオリジナルテープも保存すべきだろう。何故ならDVDやCDのような光ディスクは永久どころか、半永久的ともいえないのだ。DVDの保存性については私の会社のDVDのページのQ&Aを参考にしてもらいたい。また大和総研のコラムで情報技術研究所の小川創生氏が的確な意見を述べられている。
DVDとは決して消えないものではない。ハードディスクと同様、上っ面に記録された軽薄な情報なのだ。
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初めましてhiroです
ちょくちょく拝見させてもらってるもですが、さすがプロの業界人ですね。
構成や、記事、写真が凄くまとまってますね(^ ^)
私も見習わせてもらいます。
ではでは、またおじゃまさせてもらいます。
初めまして。
ブログは私も覗かせていただいたりしています。
私は勝手気ままに書いていて、構成や、記事、なんていうような
物じゃないですよ。しょっちゅうミスタイプしていますし。
コンピューター歴は30年ほどになるのに、未だに両手の人差し指
だけでタイプしています。
まあ、ぼとぼちレベルでなんとか続けています。
これからも宜しくお願いします。
P.S.アダルト運営は大変そうですね。
2〜30年位前のアダルト情報なら書けるんですが・・・