「バリアフリーなウェブサイト」のPart2だ。10/31の記事で「ブラウザで文字のサイズを変更できない」と書いたがInternet Explorer 7を使うとWEBのサイズを自由に可変できる。
ブラウザの右下にあるルーペをクリックしたり、Ctrlと+-キーを操作することで最大10倍まで拡大が可能だ。これはWEBの記述には関係なく動作し、また画像も拡大される。そういう点でIE-7はバリアフリーなウェブブラウザといえる。ただしまだ不確かなブラウザであり、私は試験機にのみインストールしている。
残念ながらIE-7は2000以前のOSには対応していない。
・Windows XP Service Pack2用
・Windows XP Professionalx64Editionおよび
Windows Server 2003 x64Edition用
・Windows Server 2003 Service Pack1用
・Windows Server 2003 ia64 Edition
(Itaniumベースシステム用Windows Server 2003)用
ということになっている。
また私の会社のホームページへの10月のアクセスを見るとWindowsXP以外もかなり多い。
つまり「ブラウザで文字のサイズを変更できない」ホームページは今後も当分の間「バリアフリーなウェブサイト」とは言い難いのである。バリアフリーなウェブブラウザの普及が進むか、無知なウェブデザイナーが居なくなることがバリアフリーなWWWへ到達するための道ではないだろうか。
Internet Explorer 7 のダウンロードはここにあるが、不具合は自身の責任で解決しなければならない。