撮影技術会社のブログ@映像制作:大阪関西
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2006年11月10日(金)
映像制作 価格 相場
「
映像制作 価格 相場
」というキーワードだ。ハッキリ言えば相場というものは無い。余りにも価格差が大きいのである。
費用が必要なパートの種類は
演出費(台本、監督費等)、出演者のギャラ、ナレーターのギャラ、スタイリストのギャラ、メイクアップのギャラ、撮影スタジオ費、キャメラマンのギャラ、ビデオエンジニアのギャラ、キャメラアシスタントのギャラ、音声技師のギャラ、照明技師のギャラ、照明助手のギャラ、撮影機材費、特殊撮影費(空撮、水中等)、特機費、特機オペレーターのギャラ、撮影時の特効費(雨、雪、煙、炎、爆発等)、音声機材費、照明機材費、材料費、車両費、交通費、宿泊費、制作進行管理費(打合せ、ロケハン等)、編集費、CG費、録音費、音源費、マスタリング費等である。
1本の作品を作る場合、製作日数、スタッフのグレード、人数、使用機材のグレード等によって20万〜数百万の幅が生じる。これまで私の会社が引き受けた仕事にしても、内容によって大きく変わる。たとえば放送番組の撮影のみを10万前後で受けることもあれば、企業の案内ビデオの撮影(演出、編集は別)に50万以上かかった場合もある。また私が撮影を担当し編集まで全て引き受けたアミューズメント用の10分の映像作品でも500万円以上になった。つまり映像制作に相場は無いといえる。
「会社案内を作りたいが、いくらかかりますか」という問い合わせがあるが「80万〜500万程度まで幅があります」としか答えようが無い。そこで「予算に合わせた制作方法で」見積もる事になるが、どう頑張っても80万円以下で会社案内は出来ない。ただし、それ以下の金額で引き受けたものもある。シナリオの作り方をご指導することで演出費を削減する方法だ。さらに撮影を業務用のHDVやDVCAMで撮影することで50〜60万円程度で制作することが可能になった。だがそれも無理な場合はネット上で超低価格を打ち出している制作会社で作っていただくのが良いだろう。
映像制作は大きな費用がかかっても、
プロに任せる意味がある。
2006年11月10日 |
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