2005年07月11日(月)
BeOS ビデオ編集
 珍しい検索である。調べてみると確かにGoogleで657件中の2位に上がってきた。元アップルコンピュータのジャン・ルイ=ガゼーがNewtonの開発に携わっていたスティーブ・サコマンらと共に開発したOSで、BeBoxはCPUにPowerPC603を2基搭載していたはずだ。私がBeOSを最初に使用したのはR3とR4Jである。無償版のR3に比べて有償版のR4JはPowerMacだけではなく、Intel搭載のPCで軽快に走った。後発のOS故にマルチタスク処理やマルチスレッド処理に優れており、大容量で高速な処理を必要とするマルチメディア分野に適したOSだと言われている。しかし日本でBeOS搭載のパソコンを販売したのは日立くらいで、やはり世の中はWindows/Macintosh/LINUXが中心で大きく伸びることは無かった。富士通のTownsOSもビデオ編集ではいろいろな製品が出ていたが、やはりWindowsの嵐に流されてしまったOSである。
 ところがである。Windows/Macintosh全盛のビデオ編集の世界においてBeOSは密かに復活していたのだ。ローランドのEDIROLLブランドで販売されているDV-7DLに搭載されているのである。私の会社にも1台あるが、さすがにBeOSらしく非常に安定したOSだ。組み込みOSのために起動時にBeロゴが出るくらいで、作業中にはほとんどOSは顔を出さないが、それでも随所にBeらしさが見え隠れして非常に楽しいものである。ソフトウエアがバージョンアップしカードリーダーもサポートされたためデジタルカメラとの相性も良くなった。できればBeOS搭載の汎用機も復活させてもらいたいものである。
 話はそれるが、昨日は日曜洋画劇場でスターウォーズ「帝国の逆襲」を放送していた。もちろん地上波デジタル061chのハイビジョンで見ていたのだが、DV7-DLもHDVハイビジョンをサポートしてもらいたい。
参考までにJPBE.netのサイトである。

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| 映像制作・撮影技術 |
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