2007年06月22日(金)
三連液晶モニター
三連液晶モニター」だ。液晶がきれいになったとはいえ、やはり見る角度、特に上下の角度に対しての明るさの変化が大きいために露出の確認には無理がある。私の会社で使っているLMD-5320はあくまで何が映っているかを確認するためのモニターで、いわばスイッチャー用に限定した使用になる。
 VE(ビデオエンジニア)が露出や色合いを確認するモニターはやはりCRTを使ったものの方が適している。会社ではPVM-6041QやBVM-9045QD、PVM-9044などを使用する。
 今回のキーワードでプロテックのライブスイッチャーVSE-500が挙がっていた。
 私の会社では現在ナショナルのAW-SW350を使用しているが、便利なはずのフレームシンクロナイザーも画質を優先するとデジタルメモリーを使用しないジェンロックモードを選ぶ方が良い。キャメラによる収録では普段SW350のFSを切ってジェンロックモードを使用している。そのことを考えればVSE-500というスイッチャーはFSを省いてゲンロック専用にしたことで価格を35万に抑えている。コンピューターやゲンロックが掛からないキャメラが使用できないが、業務用キャメラによる収録であればこれで十分だ。ライブスイッチャーとして昔はSEG-2000AやBVS-1100、BVS-3000などを作っていたソニーも今はアナログコンポジットのライブスイッチャーは作っていない。ナショナルやビクターもしかりだ。アサカやエビンも今は小型ライブスイッチャーは作っていない。
 先日映像送出で行っていたケーブルテレビショーにプロテックはXDCAM-HD用の光ファイバーユニットなどを発表していた。キャメラの周辺機器や音声機材だけではなく、スイッチャーや光ファイバーアダプターなどEFP関連の製品をどんどん開発してくて、ちょっと目が離せない企業だ。今では様々な製品をソニーに供給も行っている。

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| 映像制作・撮影技術 |
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