2007年07月08日(日)
DVW-700WS
DVW-700WS」とはデジタルベーターカムの一体型カムコーダーである。

 写真はDVW-700WSではなく、DVW-790WSを使ってリリチャード・ハートレイのプロモーションビデオを撮影した時のものだ。DVW-700WSは当初52万画素FIT型16:9CCDを搭載して発売され、確かに性能はアナログベーカムとは一線を隔していた。しかし700WSの価格は本体のみで600万以上していた。編集用のVTRなどを含めるとそう簡単には移行できるものではない。様々な仕事にDVW-700WSをレンタルで使用していたが、1999年に低価格モデルが発売となった。だが、いくら安いとはいえ40万画素のITに落とすわけには行かない。そして世の中はやはりアナログのベーターカムSPが主流であり、デジタルはDVCAMという方向性が出てきた。私の会社もこの時期にDVCAMを導入している。
 そして時を同じくして1080のHDCAMの発売となる。スタート時は1035だったハイビジョンの規格が1080に変わりHDW-700Aの発売である。デジタルベーカムの筐体をベースにハイビジョン化されたカムコーダーはハイビジョンのワンマンオペレートを可能にした。90年代のハイビジョン収録と言えば、カムコーダーではなく、キャメラから太いケーブルが伸び、その先にVTR車があったのだ。
 もちろん大手プロダクションはアナログベーターカム→デジタルベーターカム(このほかSX/IMX等も)→HDCAMという道順を進んだが、それとは別に私の会社のようにアナログベーターカム→DVCAM→HDCAM、またはアナログベーターカム(またはMU)→DVCPRO→DVCPROHDと進んだところも多いはずだ。
 今回のキーワード「DVW-700WS」では私の会社のページの他にヤフーオークションがあがっていた。放送機器がオークションに出品されていると商品情報を得るためだろうか、出品者か入札者かは定かではないが私の会社のページを多くの人が訪れている。しかし100万前後で入手できたとしてもオーバーホールに50〜100万円の費用がかかる事は頭に入れておかなければならない。

2007年7月8日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 |
コメントを記入  
お名前(必須)
 
パスワード:
 
メール:
 
URL:
 
非公開:  クッキーに保存: 
※非公開にチェックを入れると、管理者のみにコメントが届きます。
ブログの画面には表示されません。
captcha


※画像に表示されている文字を入力してください(半角・大文字/小文字の区別なし)。
文字が読みづらい場合はこちらをクリックしてください。
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー リンク
 

PHOTOHITOブログパーツ


ニックネーム:SENRI
都道府県:関西・大阪府
映像制作/撮影技術会社
(株)千里ビデオサービス
代表取締役&
北八ヶ岳麦草ヒュッテHPの管理人です。よろしくお願いします。
色々出ます

»くわしく見る

バイオグラフィー