2007年08月06日(月)
イントレ
 「イントレ」がgooの画像検索からアクセスされていた。以前にも「イントレ」で書いたが、今回ヒットしていたページは北海道の江差でのロケである。

 我々は「イントレ」と呼ぶが、一般には「作業足場」と呼ばれている。また、舞台関係の人たちには「ローリングタワー」とも呼ばれる。以前グリフィス監督のイントレランスのことを書いたが、今回は「足場の組立て等作業主任者」についてである。
 我々が使うイントレは高くても5mには及ばないが、5mを超える場合は厚生労働省の「足場の組立て等作業主任者技能講習」を受けなければならない。これについては「都道府県労働局労働基準部安全課、労働衛生課又は安全衛生課:各労働基準監督署:各指定教習機関にお問合せください。」ということである。つまり無資格で5mを超える足場を組み立ててはいけないということだ。
 しかし実際単独で自立している4mのイントレに上がってみると高度感よりは「倒れないだろうか?」という不安感の方が強くて、とても撮影どころではない。だが、マンションの建設現場など、複数が連結された足場ではそういう不安感は無い。それよりは機材やポケットに入れた携帯電話を落下させはしないだろうか・・・という恐怖が強い。もし20mの高所から携帯電話を落として人に当たれば一大事だ。携帯電話ではなく、キャメラのバッテリーやレンズならそれこそ命にかかわる重大事故を招くだろう。20mの足場は当然「足場の組立て等作業主任者」が組み立てたものだが、そこで作業する者は資格ではなく「高所で作業している」という意識が何よりも重要である。


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| 映像制作・撮影技術 |
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