「ハイビジョン 映像制作 関西」と「ハイビジョン 映像制作 大阪」でのアクセスだった。嬉しい事にヤフーの上位にヒットしていた。ハイビジョンとして特にSEO対策は行っていないが、ブログやフィールドリポートの記事がSEOに効果があったのだろう。
先月から作成していたHD-SDI⇔HDVのコンバーターやフィールドレコーダーのDVDがほぼ完成域に入った。以前はHDCAMなど高嶺の花だったが、いつの間にか気が付けばHDCAM、HDVといったカムコーダーや、編集システムを保有運用していた。
私の会社ではやはり最新のHDCAMを今すぐに追加は出来ないが、現在保有しているHDW-700AやHVR-Z1Jで十分仕事が回っている。しかし最近知人が新しいHDVカムコーダーのHVR-S270を購入した。HDVでレンズ交換でき、4月にはツァイス製のショートズームも発売される。
とはいいつつも今月は新車購入など新たな負担を強いられた。ここは辛抱のしどころである。後はその機材が絶対必要な仕事に出会い、導入せざるを得ない状況を作るまでである。よく素人のマニアから「高価な放送機材が触れていいですね」と言われるが、高価だから困るのである。HDVの新機種やXDCAM EXのように安価で高性能な機材が使えれば人件費や諸経費を抑える事無く総制作費を抑えることが出来る。ただ言える事は「機材費が下がっても人件費、制作費は下がらない」である。キャメラが小さくなってもキャメラマン、音声、VE、照明などのスタッフに支払うギャラは変わらない。つまり労働に対する対価、つまり生活の糧である。
こういう風に書くと私の会社の制作費が高いと誤解されそうなので少し弁明しておこう。スタッフへの人件費は維持しつつも、キャメラVTRのメーカーが努力してくれるおかげで撮影機材費はハイビジョンになってもベーカム最盛期から決して上がっていない。また編集費についてはカノープスのソフト、ハード、そしてインテルやDOS/Vパーツの高性能低価格化によってSD並みに押さえられている。現在は民生機でさえハイビジョンが撮影でき、家庭用のPCのスペックでもハイビジョン編集が可能な時代になっている。もしPentiumDやCore2DUOクラスのCPUを使ったPCベースの編集システムで20,000円/h以上の編集室があれば暴利を貪っているとしか言えない。今日ではポスプロでさえ2万を割っていたりする。技術革新のおかげでハイビジョンは益々身近になってきている。ちなみに現在大手電子部品メーカーのVPを制作しているが、編集はPremiereProで行っている。10万もしない編集ソフトだが、数年前ならポスプロでなければ出来なかったようなことも簡単に出来てしまう。今週はSDだがCMを2本PremiereProで編集する。もちろん放送用としての信号管理はきっちりと行うが、ほとんど一般の人が使うPremiereProと変わらない。素人と同じソフトを使っても本物が出来ることが我々プロフェッショナルの技ではないだろうか。
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しかも車輌も新車で。
仕事した分は全部機材になっちゃうようですね。(笑)
そこがSENRIさんの良いところなんですけど。(^^
で
>HDCAMのVTR買ったんですねー!
持っているのはカムコーダーの700Aですよ。
編集機は借り物です。
撮影はともかく、HDCAM編集の頻度はまだまだ少ないですよ。やっぱりHDVかAVCHD、P2までですね。