2008年04月20日(日)
フィールドミキサー 定番
 「フィールドミキサー 定番」だ。上位3つがこのブログである。フィールドミキサーはプロテックの商標だから「フィールドミキサー 定番」という表現は間違っている。「野外用ミキサー 定番」や「ENG用ミキサー 定番」というのが正しいことになる。日本ではシグマが定番ということになると思うが、これは現場の音声さんの意見を聞くのが良い。ただ、私の周りの技術会社やMA会社(同録からMAまで引き受ける会社ではENGやEFPの現場へ出向くことが多い)ではやはり圧倒的にシグマである。もちろん私の会社もシグマを使う。

 ところがアメリカでは違うようだ。マイクやカートリッジで有名なSHUREが定番だそうだ。SHUREのミキサーも確かにシンプルで使いやすい。やはりアメリカでは自国製のSHUREということだろうか。
 下の写真は私が音声を務めて梨田監督(当時)を取材した時のものだが、この日のミキサーはSHURE FP-32である。ちなみにSHUREのENGミキサーを設計したのが日本のタムラ製作所だということはあまり知られていない。
その記念すべきFP-31は最近まで現役だったが、今では私のコレクションになろうとしている。(FP-31は昨年メンテナンスし、ガリやノイズは出ない)
 最近知ったのだが、田村がT's Barというコミニティーを開設している。「管球アンプを中心にオーディオを楽しむ方々のための情報共有コミュニティ」だそうだ。興味のある人は覗いていただきたい。蛇足だが、私の会社ではタムラのフィールド用4CHステレオミキサーTS-4000Sが2台とも現役で活躍している。丈夫で長持ちするため設計が施された全チャンネル平衡トランス装備の堅牢なミキサーだ。今のフィールド用ミキサーに比べるとかなり大きいが、006P3本での乾電池運用が可能だ。


2008年4月20日 | 記事へ | コメント(2) |
| 音声・録音・音響 |
2008年04月21日(月) 01:11 by サンリバー
別件ですみません。
千里ビデオさんがブログで以前紹介された手作り機材に似たものが、NABで賞をとったみたいです。

http://t-jib.com/products2.asp
AHEDCAMが製品化したのかと思いました。

モノレールドリーですね。
この手のものは他にも色々ありますが、このT-SLIDEはマンフロットの製品をうまく使って低コスト化を計っていますね。
さすがにスッキリしたものになっています。
67"が$999ですから約10万円。
私のは3Mですから120"ですが、製作コストは約3万(廃物利用は別)ですから私の勝ちですね!!
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