2008年05月22日(木)
初日終了
 東京ビッグサイトでの初日を終えた。FieldReportに載せる時間がないのでブログでの現場レポートだ。
 初日の朝、ホテルから見たヨーカドー。宿泊は大森海岸駅前のサンルート。朝が爽やかだと一日がいい感じになる。
 車でおよそ25分ほど走ってビッグサイトに到着。今回は最上階のイベント会場の西3が仕事場である。
 現場ではすでに舞台さんたちが入場口を作っていた。早朝から大変だ。
 現場でいきなり声を掛けてこられたイベント制作のO社のHさん。郵貯のイベントなどでお世話になっている方だ。遠くの現場で偶然の再会は嬉しいものだ。
 今回の私の仕事場。送出ミスを起こさないために、仕事のしやすい環境を構築することがイベントでは最重要だ。
 キャメラマンのMさんが中継リハを行っている。今回の仕事はこのインタビューを会場の各所に設置されたPDPにライブ中継することと、現場編集したインタビューをインターバルに再放送することだ。
 今回の中継では会場が広く、移動するケーブルを張ると危険なために映像及び音声をマイクロで伝送した。写真はAJ-SDX900に取り付けたソニーの2.4GHz帯の伝送装置。信号はSDIで映像と2CHのエンベデッドオーディオである。キャメラの最後部に付けたB帯のラジオマイクはレポーターのマイクを受けている。
 これはレシーバー。映像音声の受信だけはなく、インカム信号、タリー信号を送り返すこともできるが、今回はDVCPROカムコーダーを使用したためそれらは使用不可となる。
 信号の状態はレシーバーのディスプレイで確認する。受信アンテナの中にコンバーターが内蔵されヘテロダインされた中間周波がレシーバーに届く。そのために表示はRFではなくIFになっている。
 キャメラから送られてきた映像信号。今回はPDPのアスペクトに合わせて16:9での撮影になる。
 キャメラ内臓のインカムが使用できないため、インカムはワイヤレスを使用。ベースと出先の子機4台の5元双方向同時通話が可能だ。
 ワイヤレスインカムは収録用ミキサーのTS-4000Sと同じタムラ製。信頼性が高い。
 映像の最終確認をして仕込み終了。後は本番を迎えるだけだ。
 スイッチャーはいつも通りAW-SW350。フレームシンクロナイザーを5回路内蔵しているため、非同期のSD映像信号のスイッチングでは抜群の操作性だ。また、入力5にはPCからUSBで静止画を送り込むことができる。静止画をAW-SW350のROMに書き込むことで電源を切っても揮発しない。今回もロゴはスイッチャーに書き込んだものを使用している。
 ホテルに戻って夕食はインド料理のバイキング。またインドへ行きたくなってしまう。
 本番日の朝。少し早く着いたためゲート前で少し待機。タバコを楽しむMキャメラマン。朝の爽やかさがタバコを美味しくしてくれる。
 朝一番の仕事は開会式テープカットの中継。無事終了した。
 22日のインタビューを全て終えて初日は終了した。明日は三元ラセン管工業の高嶋社長のインタビューもある。楽しみだ。

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| 映像制作・撮影技術 |
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