2005年08月13日(土)
撮影機材 クレーン
 Yahoo!からの検索にあったキーワード。
 プロモーションビデオやCMの撮影にクレーンを使うことが多い。キャメラが近づいてゆくトラックインやアングルが上下するクレーンショットは欠かせない撮影手法である。但し機材費、運搬費の他にオペレーターの人件費も必要になる。最近は「ここでクレーンが欲しいんだけど、予算がねえ」と監督がこぼすように、低予算の撮影が多い。原因は不景気だけではなく、高画質なDVキャメラが出てきたことで、猫も杓子もすぐに映像制作の看板を掲げて「価格破壊」の名の下に人件費にもならない金額で撮影をしていることも考えられる。
 クライアントもつい価格に釣られてそちらへ流れてしまうこともある。猫や杓子の価格を引き合いに出して値切ってくるクライアントもいるが、われわれも「それなら安いところでやれば」と相手にしない。我々の価格には技術力や経験が含まれていて、それが安心感や好結果に結びつくのである。安いところへ流れたクライアントが、結局我々の方へ戻ってくることが多々ある。
 無駄はよくないが、必要な予算はいただく。その結果はじき出された金額は低価格では無いものの、リーズナブルな価格であることは確かだ。リーズナブル=低価格と思いこんでいるクライアントもいるが、リーズナブルとは「適正、納得できる、妥当である」という意味。勘違いされていないだろうか。

2005年8月13日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 |
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