2008年06月16日(月)
従来比約2倍の感度および低ノイズで高画質を実現した裏面照射型CMOS
 ソニーの2008年06月11日発表の報道資料だ。
「従来比約2倍の感度および低ノイズで高画質を実現した、裏面照射型CMOSイメージセンサー 新開発」
〜民生用のデジタルビデオカメラ・デジタルスチルカメラ向けにSN比+8dBを実現〜
 民生機で実用化され、それが業務用、放送用ビデオキャメラに導入されるまでそう時間はかからないだろう。撮像素子は画素数が多くなればなるほど感度が落ちると言うことはよく知られているが、従来の1080HDが一般化し、先端ではスーパーハイビジョンの4Kも実用化されている今日、高画素化:感度の相反する特性に苦しんできた制作者にとって、ソニーの報道発表には期待が膨らむ。
 興味のある方は下記をご覧いただくと良い。
Sony Japan|プレスリリース | 従来比約2倍の感度および低ノイズで高画質を実現した、裏面照射型CMOSイメージセンサー 新開発
 しかし感度が上がったからといって、ノーライトで全てが撮影できるわけではない。映像制作には照明演出は最重要項目である。ただし感度が上がれば、定常光をベースにした上で、補助光としての照明技術が重要視される。

2008年6月16日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 / 写真撮影・カメラ機材 / 備忘録・メモ書き |
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