2008年07月07日(月)
営業ツール ブログ
 ブログやホームページ、メルマガを営業ツールとして位置付けているWEB制作者や企業経営者は多くいる。もちろん私もそう思っている。また、ブログを運営する人の多くはホームページも保有し、ホームページにおいて会社案内や商品紹介などを行っている。では、営業ツールとしてのブログとはいったいどんなものか?
 確かにブログを通じて決まった仕事も数多くあるが、ブログの名が示すとおりウェブログであり、ログLOGとはIT用語辞典によると「コンピュータの利用状況やデータ通信の記録を取ること。また、その記録。操作やデータの送受信が行われた日時と、行われた操作の内容や送受信されたデータの中身などが記録される。」ということだ。私がログロ言う言葉と初めて出会ったのは今から40年近く前、アマチュア無線局を開局していた頃で、電波法により交信履歴を業務日誌に記録しなければならなかった。交信相手、周波数、電界強度、了解度etc.だったと記憶する。
 再びIT用語辞典によるとブログとは「個人や数人のグループで運営され、日々更新される日記的なWebサイトの総称。内容としては時事ニュースや専門的トピックスに関して自らの専門や立場に根ざした分析や意見を表明したり、他のサイトの著者と議論したりする形式が多く、従来からある単なる日記サイト(著者の行動記録や身辺雑記)とは区別されることが多い。
 また、CMS(コンテンツマネジメントシステム)としての側面を重視し、時系列にページの自動生成する機能や他のサイトの記事との連携機能(トラックバック)、コメント機能などを備えたブログシステムで運営されているものはすべてブログだとする立場もある。」
となる。
 私の場合、業務日誌的なものはFieldReportがそれにあたり、これは事例紹介や、技術紹介などが中心で営業ツールとしての色合いが強い。そのため「デス、マス」という語調が基本になっている。それに対してブログは自らの専門や立場に根ざした分析や意見を表明を意識して「ダ、デアル」という語調を使用している。
 また、内容も「こんなことが出来ます」とか「映像制作はお任せ下さい」といった営業的なものは排除している。「ビデオ制作は是非とも千里ビデオサービスに」など書いたとしても決して受注には結びつかないだろう。
 では何故ブログを書き続けるのか?
 生き様などというと堅苦しく重々しくなるので使いたくは無いのだが、これは私の生き様の記録である。経営者としての生き様、キャメラマンとしての生き様、人としての生き様が伝わればそれでよい。顧客へのメッセージなどとは考えていない。それよりは私の後を追い始めた息子達に、父親の生き様、人生観、写真観、映像観が伝われば良いと思っている。千里ビデオサービスの代表者が普段何を考え、何を思いながら仕事をしているのかが顧客へのメッセージといえなくも無い。ただここでは顧客やユーザーに迎合したり媚した記述は今後も排除していくつもりだ。「撮影技術会社のCEOがHPへの検索キーワードをネタに言いたい放題!」が基本である。
 ブログを始めて3年を経過した今、記事数は630件に達した。自分で読み返してみて「この時はこんなことを考えていたのか!」と思ったりもする。ブログは人生のログだと感じるこの頃である。


2008年7月7日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 |
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ニックネーム:SENRI
都道府県:関西・大阪府
映像制作/撮影技術会社
(株)千里ビデオサービス
代表取締役&
北八ヶ岳麦草ヒュッテHPの管理人です。よろしくお願いします。
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