SONY MXP-29
「SONY MXP-29」だった。
飛び抜けて高性能なミキサーではないが、必要にして十分な性能を持っている。もともと編集用に開発されたミキサーで、編集機からコントロール出来るようにリモート用のコネクターもあるが、フィールド用ミキサーにも使用できるよう、DC12Vでも使用できる。
私の会社ではSKBのキャリングケースに収めて現場用にしている。
普段の収録では4in2outで十分だが、時に8CHすべてを使用することがある。こういう場合もSKBのキャリングケースはマウント部分がリフトするので使いやすい。
MXP-29で便利な機能はファントム電源を各チャンネル毎にON/OFFが可能な点だ。小型ミキサーでは一括ON/OFFになっているものが多くて、コンデンサーマイク、ダイナミックマイク、ライン系が混在する収録用とでは重宝する。また1kHzのオシレーターを内蔵していたり、トークバック用マイクを内蔵し、トークバックもMASTER/SUB/AUX/MONITORを選んで返すことが出来る。考え抜かれた映像制作の現場用ミキサーと言えるだろう。PA/SRといった音響さん用のミキサーとは設計思想が違っている。
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2008年9月8日
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音声・録音・音響 |
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