MDR-7506
「MDR-7506」である。これは私がハワイロケに行った時に現地の音声さんに薦められえて買ったヘッドフォンである。現在2台使用しているが、ENG用にもうひとつ必要になったため新調しようと思った。
音質も気に入っていたが、なによりも気に入っているのは民生モデルでは大きな文字でSONYと表記されているところが7506ではSTUDIO MONITORになっていることだ。
しかし当時は逆輸入品でなかなか入手できなかった7506もMDR-CD900STが生産完了となって、これからは国内でも7506が一般化するというはなしだ。ある筋によると逆輸入の7506のマグネットがサマリウム コバルトだったものが、国内向けではネオジウム マグネットになっているらしい。まあ、そんなことはさておき、こうも一般化してくると「他人と違ったものが欲しい」私はついつい他のものを物色してしまう。で、見つけたものは松下、基い、PANASONICのステレオヘッドホン RP-HTX7である。音質はどうかといえば・・・・まあそれなりだが、ENGミキサーのモニターとしては必要にして十分である。店頭で視聴したものに比べ、購入したものはかなりドンシャリに思ったが、丸一日エージングしたことでけっこう聞きやすくなった。
何が気に入ったかといえば、1.2mのストレートケーブルであることとデザインだ。それと単純で壊れる部分が無いように思えるところである。
なんとも古臭い感じがいい。ほとんどアシダのインカムである。
カラーはブラック以外に4色が用意されている。けっこうおしゃれなカラーリングで女性の音声さんにも好まれそうだ。
-A モデスティブルー
-C プレピィベージュ
-G ビーンズグリーン
-W ホワイト
黒は
-K ブラックである。
気になる価格だが、MDR-7506の1/3程の格安で入手できる。
ENGの音声で主に投資するのはマイクとミキサー、竿、そしてヘッドフォンだ。定番のラムサのラジオマイクやゼンハイザーのMKH-416やライコート、そしてシグマのSS-302と竿を買えば後はヘッドフォンだ。エレガーが好きな人、ゼンハイザーが好きな人、SONYが好きな人とこれは多種多様だ。いずれにしてもヘッドフォンは消耗品的なアイテムであるが、体に装着するものとしてこだわるものでもある。その分遊べるアイテムであることも確かだ。
しばらくはENG用にインカムそっくりのヘッドフォンを楽しむことにする。
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2008年9月16日
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