映像制作 C-38B
「映像制作 C-38B」だ。C-38Bとは漫才には無くてはならないマイクロフォンと思われがちだが、その用途は様々だ。フルオーケストラからナレーション、ソロ楽器など、とてもニュートラルな特性により万能といえるだろう。C-38Aの後継として1977年08月1日に発売されたもので、私が会社を作る前から持っていたものだ。
いまさら38Bと言われるかもしれないが、後継機のC-48はすでに販売終了しているにもかかわらずC-38Bは今なお現行商品である。つまり今でも需要があるということだ。ただし発売当時10万余りだったと記憶する価格も、今日では希望小売価格191,100円となっている。出荷台数が少ないためか、採算が合わないのだろう。すでに発売開始から30年以上のロングセラーだ。ソニーには今後も記録を更新し続けれいただきたい。ちなみに私の会社では舞台収録の吊りマイクやオーディエンス用に使用していて38Bには申し訳ないと思っている。ただし38Bそのものが録音を兼ねて小道具になる場合もある。
面白いサイトがあるので紹介しておこう。スタジオ・サウンド・ダリさんのサイトだ。その中にmicrophonというコンテンツがある。保有されている様々なマイクロフォンを特性とあわせて写真付きで公開されている。もちろん38Bもある。見ていてとても楽しい。オーナーやスタッフの機器に対する愛情が感じられるページだ。
|
2008年10月7日
|
記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
|
音声・録音・音響 /
映像制作・撮影技術 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/senri/trackback/742/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません