便利な容器=略して便器・・・ではない
ちょっと面白い容器を紹介しよう。
調味料の缶だ。以前100円ショップで買ったまま使わないで置いていた。今、この容器の中身は調味料ではない。さて、中身の物体は?別にクイズではないが、正解は下の方にある。
答えは定番インタビューマイクのSHURE SM-63Lのウインドスクリーンだ。単なるスポンジのようだが、購入すると1個2000円近い。そして圧迫された状態で保管すると変形した状態から戻るのに時間がかかり、古くなると形状を記憶してしまう。
インタビューなどで使用するSM-63Lは、録音用とは違って必ず画面に登場する。そのため見た目も大切になる。いわば出演者扱いが必要だ。手垢や汚れはきれいにふき取っておく。そしてウインドスクリーンも同じ扱いを心がけなければならない。
ウインドスクリーンのスポンジを変形させないで携行するケースとしてこの調味料缶がピッタリである。撮影現場までのミキサーバッグに無造作に入れておいても大丈夫だ。
ただし調味料缶のままでは格好が悪いのでSHUREのロゴをネットで落として作ったロゴ入りのテプラを貼っておく。
それでも見た目はやはりコショー入れだが・・・・・
SM-63/63Lのウインドスクリーンだが、何故か作りが緩い。新品のときから緩いので設計上の問題だろう。うっかりすると脱落してしまう。風防が強風で飛ばされては洒落にならない。
私の会社の63Lの風防は内壁にスポンジテープを貼ってマイクとのフリクションを強くしている。もちろん音質に影響の無い場所に貼るのだが、スポンジテープが硬すぎたり、厚すぎては脱着に手間取ってしまう。付けやすいが外れにくく取り外しやすいというスポンジテープがベストだ。今のところニトムズの厚さ5mm/幅15mm/長さ4mがちょうどいいようだ。コーナンなら148円で入手できる。
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2008年10月18日
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音声・録音・音響 |
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