2008年10月25日(土)
セミナー 映像制作会社 大阪
「セミナー 映像制作会社 大阪」での検索。同時に「セミナー 映像制作会社 関西」でも検索があった。
実は今日、大阪市内でセミナーの収録を行っていた。有料セミナーのため内容は公開できないが、技術面を少し紹介したい。
撮影はソニーのHVR-Z7Jで収録はDVで行った。HVR-Z1Jに比べると若干感度が高く、照明の少ない現場では有りがたい。また「照度変化が大きい場合のMPEGノイズ低減対応」のバージョンアップも終えているので画像が破綻する不安はない。
収録は32GBのCFカードを2枚用いて、テープはバックアップ用に回した。32GBのカード1枚で140分の記録が出来る。収録時間でもテープメディアを上回ったためにテープの存在意義が薄れてしまうが、やはりデータ消失などの不安を考えるとやはりテープに残ることは安心だ。CFカードからコンピュータのハードディスクにコピーしてもハードディスクが壊れてしまえば収録素材の消失になる。そのためにミラーリングしたハードディスクや別メディアにバックアップすることになるが、テープとメディアの両方に記録しておけばテープをバックアップとして残すことが出来る。
EDIROLのハードディスクレコーダーF-1のデモビデオを作ったときに「これからはテープがバックアップになる」という言葉を台本に入れたが、まさに今がそういうとときだ。
今回のセミナーでは会場が小さいため音響設備を使用していない。そのため音声はラインではなくB帯のラジオマイクを講師に付けて録音した。制作会社が用意したマイクはソニーの民生用だがダイバシティータイプになっていてデッドエリアも無く使えた。普段使っているRAMSAのENG用のB帯が1セット100万だったことに比べると1/10以下の製品だがセミナーレベルであれば十分に使える。映像制作費のコストが下がるのも当たり前だと納得。
三脚はマンフロットの#519というヘッドだ。カウンターバランスがビンテンのビジョン10ように連続可変になり、スプリングを交換することでショルダー型のカムコーダーにも対応出来るそうだ。ただしボールレベラーは軽量カムコードー用の75mmΦのためしっかり締めないとスリップしてしまう。
私の会社ではHDV用にビンテンのビジョン3とマンフロットの#505を使用しているが、#519のような連続可変は無く、カムコーダーの重量に最適なスプリングを選択することになる。#519の機構は結構便利なようだが、調整範囲が広い分、いささか動作が大雑把な感じだ。バックラッシュなどが気になった。軽量クラスのカムコーダーの場合はやはりビジョン3のように単純な構造が向いていると思う。
今回は制作会社が用意した機材でメニュー設定などいささか手間取ったが収録は予定通り無事終えることが出来た。CFカード記録は便利だという結論である。

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| 映像制作・撮影技術 |
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