AVI miniDV出力 左右に黒
AVI miniDV出力 左右に黒というキーワードが有った。おそらくキャプチャーした映像の左右に黒が顔を出していたのだろう。状態としては下の画像のような感じだ。黒バックであれば気にならないものが、白バックでは非常に気になる。
白バックの場合は次の画像のような状態が望ましい。
放送用といわれる機材であっても、意外と黒いブランキングが見えているものが多い。というのも、元々テレビで見ていた映像信号の有効画面は全画角の90%〜95%だったからだ。そのためにデジタル処理なども全画面をカバーしていなかったりした。
ところが近年になって動画がWEBで配信されたり、DVDをパソコンで見たりするようになった。それらの画面はフルスキャンの画面で、我々が制作時に見ているアンダースキャンのモニターと同じ範囲が見えていることになる。つまり安全フレーム、テレフレなどといったものが通用しないのである。また、最近の家庭用大型テレビにはアンダースキャンを選べるようになっている。そしてHD16:9画面にSD4:3の映像をはめ込む場合も左右の全画角が見える。YouTubeを見ていても左右に黒が顔を出しているものを良く見かける。
今回の検索で挙がっていたHDV方式業務用ハイビジョンカムコーダーHVR-Z1Jで私は
Z1Jで特筆すべきはストリーミング等に代表されるPC上でのフルフレーム表示(100%アンダースキャン)においてブランキングが見切れないという点ではないでしょうか。従来のキャメラの場合はPC上での再生を意識していないため、どうしても画面の端に黒いブランキングが顔を出して見苦しかったのですが、Z1Jではコンテンツ配信システムと謳うだけあって完璧に調整されています。 と書いている。
Z1Jだけではなく、ショルダータイプのDVCAMカムコーダーのDSR-450WSLでもブランキングが顔を出さないように作られている。これからの時代はWEBへの配信も多くなることから、パソコン上で再生しても左右に黒いブランキングが出ないものを選ばなくてはならないだろう。つまりコンテンツ制作用である。
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2008年10月28日
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映像制作・撮影技術 |
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池上は出ますね。
HL-DV7WでWEB用のコンテンツを作ったときに出ました。
松下のSDX-900でも出ましたね。
このあたりはソニーが一歩先を行ってると思います。
問題になる場合はAEで後処理するようにしています。