オイルダンプ ズームレバー
オイルダンプ ズームレバーだ。
写真はクロジール製のオイルダンプズーマーだ。VPや風景で超スローのズームワークをする場合に時々使用する。本来フォーカスサポート用のアームに取り付けて使用するように作られているものだが、レンズに直付けするアダプターを用いてワンタッチで装着出来るようにしている。
ダンピング量はノブを締めることで低トルクから高トルクまで連続可変できる。いわばビンテンのドラグ量調整と同じだ。このズームレバーのトルクも三脚のドラグと同様、硬さではなく速さの変化である。高トルクにすることで超スローな手動ズームに気持ちを伝えることが出来る。
レバーとズームリングの間に小さなギアが入っていてレバーの動作がレンズのズームリングと同じ方向になるため違和感は無い。またズームレバーも長短二種類があり、用途に合わせて取り替えて使用する。
機構に頼ることになるが、電動ズームとは一味違ったスローズームがたやすく実現できる。また、停止位置を事前に決めることで高速ズームインの決めもピタリと来る。
購入からすでに20年ほどになるが、一度オイル交換しただけで極めて好調なクロジールのオイルダンプズーマーである。
ちなみにebayを検索してみるとUS$299.00で即売US$499.00で出ていた。ただしCanonレンズ直付け用アタッチメントは付属していなかったので自作するしかなさそうだ。
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2008年11月10日
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映像制作・撮影技術 |
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