映像制作 三脚 転倒防止
映像制作 三脚 転倒防止だ。
三脚の転倒には二通りあると思う。一つはカムコーダーが載った状態での転倒。撮影中に人がぶつかってきたりすると有りえる事故だ。これは防ぎようが無さそうだが、三脚を立てる場所を十分考えることでリスクを減らすことは出来る。三脚の足元(スプレッダー部分)が人の通路に出ていたりすると引っ掛けられやすい。また、キャメラマンが離れるときに縦パンのロックが外れていたりするとキャメラがお辞儀していって最後にはバランスを崩して倒れてしまったりすることが考えられる。運用状態でキャメラから離れる場合は必ずCAを残すようにしたい。出来れば三脚からキャメラを下ろして離れるようにしたいものだ。
次にもう一つの転倒事故は使用していない三脚の転倒だ。三本の脚をたたんだ状態で壁に立てかけているところを取材現場などで見かける。これは厳禁だ。それよりも脚を開いて立たせておくほうが安全である。出来れば最短に縮めた状態で開いておきたい。
たたんだ三脚は立っている状態が最も不安定であり、立てて安定させるよりは倒しておこう。始めから倒しておけば倒れて壊れることは絶対無い。倒れるものは倒しておくが安定の基本である。
面白い写真を掲載しよう。
調理師学校で料理の撮影を行ったときのものだが、ライトスタンド用のカウンターウエイトを足もとに取り付けている。倒れて当たり前のスタイルで撮影しているが、重心をスプレッダーの中に持っていくことで転倒しないようにしている。ただし休憩中などで離れる場合は絶対にキャメラは下ろしておかねばならない。当然である。
|
2008年11月15日
|
記事へ |
コメント(0) |
トラックバック(0) |
|
映像制作・撮影技術 |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/senri/trackback/763/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません