顕微鏡撮影 映像制作会社だった。グーグルでのアクセスが多くあった。最上位にこのブログと三位にJICAのフランス語圏アフリカ向けのDVDを制作した現場レポがヒットしていた。
千里ビデオサービスに顕微鏡は無い。にも関わらず顕微鏡撮影は多い。その理由は簡潔で、撮影を依頼していただく研究機関には必ず立派な光学顕微鏡、デジタル顕微鏡、また大きな機関には電子顕微鏡もあり、いずれも顕微鏡アダプターにカメラをつけたスタイルからPCを介したデジタル方式で録画するようになってきた。顕微鏡以外の医療用の透視動画ではAVIだけではなくDICOM(Digital Imaging and COmmunication in Medicine)形式のファイルで保存したものを解析アプリケーションでAVIに変換したりする。
映像制作会社として求められるものは顕微鏡撮影というよりも、コンバート技術である。
写真はJICAのビデオを撮影していた時の現場。NIKONの光学顕微鏡にPCと繋がった高解像カメラが付いている。
PCの画面に映し出された1000倍の検体の画像だ。輝度、明度、色相を合わせてコンバーターに出力する。
弊社で保有しているコンバーター。出力された動画をHDVテープに記録している。また、前出のDICOMファイルの変換にはRealia(リアリア)を使用する。
デジタル顕微鏡に興味がある人はヤフーオークションにKEYENCE デジタルマイクロスコープ VH-8000&CCDカメラレンズ一式(中古品)が出ている。149,999円だ。
スペックは
撮影素子:211万画素CCDイメージセンサー
走査方式:インターレス方式
解像度:水平1000本以上・垂直1000本以上
使用ディスク:3.5インチスーパーディスク
光源:ハロゲンランプ
映像出力:アナログRGB
以前にも同程度のものが出ていた。やはり15万弱だった。
このように旧型のものなら意外と手軽に購入することが出来る。
この程度なら趣味で使っても面白そうな気がする。
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