2005年09月26日(月)
サイバーショット
 デジタルカメラのサイバーショットが進化している。
以前会社のホームページのDiaryデジタルカメラを考えるとしてアップしたことが、ほぼ実現している。
 一眼デジカメが高級デジカメと思われる中、ミラー機構のある一眼レフ式デジカメよりも優れたものに仕上げている。
 一眼レフの場合はレンズを通した光を撮像面とは別な焦点板に結像させるため、どうしてもミラーが必要になる。これがレンズの設計者にとってはもっとも大変なことだ。特に広角レンズではレトロフォーカス式(逆望遠式)の光学系によって焦点距離をはるかに越える空間をレンズの後玉の後ろに確保しなければならない。
 現在では電子計算機の進歩によって、超広角レンズであっても低価格でレトロフォーカス式超広角レンズも設計されている。しかしその描写力はミラーによる制限が無かった時代に設計されたライカ等のレンジファインダー式カメラや、別付けファインダーを使用する一眼レフ用超広角レンズの描写力には及ばない。
 たとえばニコンのニッコール21mmF4などはNIKON-S、S2、SP等用に設計された超広角レンズをベースに一眼レフのFマウントにし、NikonFではミラーアップして使うようになっていた。ミラーアップせずに使える20mmF3.5や24mmF2.8に比べると遥かに高画質であったし、今現在でもこのレンズの描写力を超えるレンズは見当たらない。
 またハッセルブラッドの場合も一眼レフ式のスーパーアンギュロンに対して、ミラー機構を省いたSWCに一体化されたビオゴン38mmは非常にクリアーで湾曲も起こらないレンズである。
 最新の光学設計技術を駆使してもミラーの存在はレンズ設計者にとって大変な障害であることは確かだ。
 ソニーのサイトでは「カール ツァイス『バリオ・ゾナーT*』レンズのパフォーマンスを最大限に。デジタル一眼レフのようにミラーのスペースを必要としないレンズ一体型だからこそ可能になった、高い自由度のレンズ設計。ボディ内部のスペースを効率的に活用し、広角24mm-120mm(F2.8-4.8)をカバーする大口径レンズの搭載を可能にしました。迫力のある広大な風景撮影から、背景の美しいボケ味まで、この一本のレンズだけで表現できます。」と書いているが、これは宣伝ではなく事実だと言える。また「CMOSセンサーなどのデジタルデバイスにとって、ほこりやゴミは大敵。DSC-R1はレンズとボディが一体型のため、ゴミやホコリの侵入がなく、面倒なメンテナンスも不要。また、レンズシャッターなのでカメラ内部でのゴミの発生も防ぎます。風の強い日や砂ぼこりの多い海や屋外でも、ゴミを気にせずに撮影に集中できます。」ということも確かだ。
 最近新しい一眼デジカメの購入を検討していたが、やはり液晶でホワイトバランスや露出を確認出来るサイバーショットに心惹かれてしまう。
 興味のある人はサイバーショットR-1のサイトを参照していただきたい。

2005年9月26日 | 記事へ | コメント(2) |
| 写真撮影・カメラ機材 |
こんにちは♪
最近、主人の一眼デジカメこっそり使っちゃってます
やっぱり画像が美しく写るのでお花も嬉しそうです
最初は扱い方がわかりにくかったですがだいぶん慣れてきました
使いこなすまでまだまだ時間かかりそうです。。。
デジタルカメラが銀塩写真を超えましたね。
フィルム代、現像代を気にせず写せるので助かります。
とりあえず写しておくということが出来て、仕事でも有利なデジカメです。
花の写真がきれいですね。私んちは雑草がいっぱいです。
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