これはAi AF Nikkor 28mm F1.4DやAi Zoom Nikkor 25-50mm F4S用のHK-7だが、ハーフ版では前出のi Zoom Nikkor 35-70mm F3.5用のHK-4が適している。このHK-7が適合する裏技としてNikkor UD Auto 20mm F3.5への流用がある。上記のレンズ(28mm F1.4、25-50mm F4)が発売された頃にはすでにUD Auto 20mm F3.5は姿を消していたために推奨になっていないが、UD Auto 20mm F3.5の専用フードであるHN-9よりも適しているように思う。(HN-9と同様、フィルターとの併用ではほんの僅かだがケラレを生じる)
私が大好きなAi Zoom Nikkor ED 50-300mm F4.5やAi-sのAi Zoom Nikkor ED 50-300mm F4.5Sでは純正は95Φのカブセ式フードHK-5になる。
しかしD300やEOS7Dに使用する場合はやはりアタッチメントサイズ95ΦのAi Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8S用HN-25が最適になる。
最後の写真はDXフォーマットで使用するためにフードを装着したオールドニッコールレンズだ。
左からAi Zoom Nikkor 35-70mm F3.5、Ai AF Nikkor 20mm F2.8S、Ai Zoom Nikkor 25-50mm F4Sでそれぞれに85o用HN-20、50-135用HK-10、35-70用HK-4を装着している。(Ai AF Nikkor 20mm F2.8Sはオールドではなく現行マニュアルフォーカスレンズ)
APS-Cで使用すると25-50mmは40-80mm、20oは32o、58-11mm相当の焦点距離にシフトする。フィルムカメラの使用が長かったので、APS-CやDXモードの時はオリンパスペンFを使っていた時の頃を思い出して使うのだが、なかなか画角がイメージできない。また撮影時に1.6倍や1.5倍をかけて計算するよりも換算表の方が便利が良いし、レンズに換算焦点距離を印刷したテプラを貼ったりしている。