Ai Nikkor 105mm F2.5S このレンズはもう何本目になるだろうか。Nikon Fの時に使っていたのがNikkor Auto 105mm F2.5だった。この頃使っていたNikkor-Q Auto 135mm F3.5に比べ、鏡筒が黒になりカッコよかった。F2の時代には距離環が金属からゴム巻きに変わったNew Nikkor 105mm F2.5、そしてF3PやFAを使うようになってフード内臓になったAI-SのAi Nikkor 105mm F2.5Sである。現在Jr.がNikon D700で使っている。 ニコンのサイトによるとNikkor Auto 105mm F2.5が発売されたのは1971年である。そして最終モデルの販売が終了する2005年まで、約35年間、外観や機能の変更は行われたが、光学設計は変えなかったそうだ。いかにその設計が優れていたかがうかがえる。 現在マニュアルフォーカスの105mmはAi Micro-Nikkor 105mm F2.8SのみでAFではAi AF DC-Nikkor 105mm F2DとAF-S VR Micro-Nikkor ED 105mm F2.8G(IF)が出ている。DC-Nikkorは絞りとは別にDCリングでボケ具合をコントロール出来るようだ。 上の写真はJr.が毎週梅田界隈でスナップしてくる写真。昔と違って最近では街のスナップも難しいらしい。特に女性の撮影には気を遣うようだ。昔ならドドッと近寄って一言「写真取らせてね」で済んだものが、近頃はひとつ間違えれば盗撮やストーカーに間違えられる。 対策としてJr.は自分のポートフォリオと名刺は必ずカメラバッグに携えていく。 デジタルカメラの最大の利点はその場でプレビューできることだ。撮った相手にその場で見てもらい、写真展やアルバムに使っていいかを確認する。そういう場合にポートフォリオは必須である。それでも中にはその場で消去を求められたり、ぼかしてほしいという人もいる。しかし本人に写真を気に入ってもらった場合にはメールを交換して後日写真を送ったりする。上の彼女はプレビューでとても気に入ってくれたそうだ。 暇を見つけては人々の生き様をスナップするJr.だが、現在写真を担当しているアスキーの「レイヤーズ」最新刊が店頭に並んでいる。今回は2現場で11ページを担当した。まだまだ駆け出しだが、印刷されること、出版されることの喜びを知ってしまった。もう後戻りは出来ない。 最近スチルネタが多い。スチル関連をWEBに上げてからレンズ関係のキーワードが増えたからだ。私としてはEOS 5DmkUや7Dに関わってムービーとスチルの距離が近付いたという認識だが、もう少しムービー関連のキーワードも拾っていきたい考えている。
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