【NEX VG10 中国製バッテリー】という検索。けっこう上位に位置している。
先日新しいハンディーカム用のNP-FV100の互換バッテリーとして購入し、そのテストを行ったページである。この互換バッテリーはNEX-VG10、HDR-CX550V、HDR-XR550V、HDR-CX370V、HDR-XR350V、HDR-CX170、HDR-XR150等に対応し、純正の充電器での充電も問題なかった。
購入して到着するまでは間違っていないか不安だったが、化粧箱には「Fits NE-FV100」の表記があってまずは安心した。FieldReport2010年10月26日にテスト結果を紹介しているが、簡単に紹介しておこう。
容量は純正のものより少しパワーがある。セルの違いによるものか、表記方法の違いによるものかは判らないが、少ないよりは嬉しいし、テスト録画の結果も録画時間の長さで純正品を越えていた。今日までに何度か実際に使用してNP-FV100よりも長く動作することも確認した。
左が純正バッテリーで右が今回購入した互換バッテリーである。容量が大きい分、サイズも少し長くなっているが、装着には問題はなかった。ただしNEX-VG10で使う場合、バッテリー収納部の飾りカバーは干渉して装着できない。ただし実際に使う場合、この飾りカバーはバッテリー交換の際に無駄な所作が増えるだけだし、紛失しても悲しいので全く使用していない。
まだロングランの結果は出ていないが、今のところは全く問題は無い。ちなみに純正のNP-FV100が18,900円(税込)であるのに対してこの互換バッテリーは4,980円(税込)だし、2個セットなら9,560円 (税込) である。つまり純正品1個の費用で4個買えてしまうことになる。
尖閣諸島の事もあり、出来れば愛国心としてソニー製を購入したいところではあるが、バッテリーがNEX-VG10(11倍レンズ付き)の10%もすればそうも言ってられない。ちなみにVG10附属のレンズ E18-200mm F3.5-6.3 OSSは中国製(ロットによって違うらしい)だった。そして今使っている18-55mmの3倍ズームはタイ製である。ボディーでの単体販売は行われていないがレンズの単体価格を引いて計算すればバッテリーの価格がカムコーダーの価格の20%ということになるり、2本購入すれば・・・・40%にもなる。言ってはなんだが、消費者としてコンシューマー向けカムコーダーの専用バッテリーの価格には納得できるものではないし、同じサイズでありながら少し前のNP-FHシリーズのバッテリーとはノッチの位置が違っていて装着すら出来ない。そのくせNP-FVシリーズのバッテリーはNP-FH対応の豆カムHDや一昨年発売されたハンディーカムにも使用できる。
最近あまり聞かなくなった【リーズナブル】ということがこの互換バッテリーにはピタリと当てはまるように思うし、外装もきれいに出来ていて、決してチープな製品ではないと思う。 純正品がかならずそうとは言わないし、純正品のNP-FV100がそうだとは言わないが、中に入っているものは数本の高容量、高耐久のリチウムイオンバッテリー数本と機種認識や残量管理データをやりとりするICチップなど。思わずRip Offという言葉を思い起こしてしまう。
次の購入の利便もあるので、参考までに私が購入したショップのリンクを貼っておこう。
また、少し安いものも有った。こちらはPL保険加入のものだ。リチウムイオンバッテリーであることを考えるとPL保険加入は当然かもしれない。
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千里ビデオサービスさんのテストを読ませていただいて試しに楽天で1本注文しました。使ってみた結果、不具合が無かったので、先ほど2個セットをポチりました。FV100を1本買う費用で3本でお釣りが出ますけれども、中国からの仕入れはいかほどなのでしょうか。
メーカーは新製品ごとにバッテリーを専用化して、互換バッテリーとのイタチごっこ続けています。せめて今の半額になれば純正品はもっと売れるはずだと思います。