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ハイデラバードを出発し、いよいよビシュヌプラムへ
バイキングで盛った朝食
いよいよハイデラバードを後にする日がやってきました。税関でゴタゴタしたためにスケジュールが1日ずれ込んでしまい、ハイデラバードでの撮影は後に回して予定通り出発することにしました。
朝食は少し控えめと思いましたが、バイキングの為か、ついつい多く盛ってしまいます。大阪人の悲しい性分。
トヨタの左右にドアマンとシャルマン
この日の車は少し大きめのトヨタにしました。昨夜シャルマン氏に撮影機材がけっこうあるので小型のタクシーでは載らないから、レンジローバーが欲しいと頼んでおいたのですが、トヨタのブリザードらしき小型四駆を用意されていました。彼の満足そうな表情を見ると「ちょっとこれじゃ小さいよ」とは 言えませんでした。
市街地を行く前方の車窓
暴走アトとは違い、安全運転をしてくれるトヨタの運転手君。これは彼の愛車らしく、とても大事にしていました。
車の前をひしめくバイクの群れ
安全運転のおかげで前を行く車との車間距離がハイデラバードの常識よりも多いため、私達の車の前にはいくらでもバイクが入ってきます。バイクがひしめいているという状態です。「前でバイクが転倒したら轢くしかないよ」と思ってしまいます。
車窓を撮影するH氏
ハイデラバードの交通事情を撮影するH氏。やはり助手席には乗ろうとはしません。
片側3車線の廣い道路
市内から少し離れると少しは走りやすくなります。それでも車線に対する感覚は日本とは違っているように思います。
アトの荷台に載る人々
貨物の三輪アトも人員輸送の足として重要な役割を持っています。とにかくハイデラバードでは「乗れるだけ、積めるだけ」というのが普通のようです。
街角の人々
様々な暮らしを様々な人々が営んでいます。
市内を行く路線バス
路線バスに扉はありません。飛び乗り、飛び降り当たり前。
都市交通を利用するにはけっこう勇気がいります。よくみるとボディーはいたるところボコボコです。
黄色いダンプカー状のトラック
頑強そうなトラックですが、どことなく愛嬌があると思いませんか。トミカの働く自動車のモデルになりそうです。
Q-martの外観
Q-martは何でも有りのスーパーです。電話帳にはスーパーマーケットとなっていますがコンビニに近いと思います。
シャンプーなどが並べられた店内
とにかく何でも売っているQ-mart
薬から日用品、食料品まですべて揃います。
シリアルコーナーを眺めるH氏
シリアル食品のコーナーにはやはりケロッグが有りました。印度料理に飽きた時にはいいかも知れません。
デュラセルの乾電池コーナー
世界で最も有名な乾電池はデュラセル。日本のSANYOや松下も有りますがやはり世界はデュラセルのようです。日本ではコーナンやジャパンで売っているようでようです。それにマグライトを買ったときに付いてくるのもたしかデュラセルです。
ミリンダ、ペプシ、セブンアップ
なんと、日本ではまず見かけなくなったミリンダ!ここでは健在です。ペットボトルは日本のものに比べて細長くなっています。
レジ係の男性
レジはちょっと旧式のコンピューターが使われていました。金銭登録機(レジスター)ではなく経理ソフトのようです。
店頭に列んだ生花
こちらは生花、色とりどりの花があります。素焼きのテラコッタに活けてあるため水が浸みだしています。
薬局の表
Q-martの下にあるドラッグストア。化粧品なども売っていて日本の薬局と同じです。
DVX-100で撮影中のH氏
PANASONICの24P対応のDVX-100でスナップショットを狙うH氏。小型DVキャメラといえどもかなり目立ちすぎ!
インドは日本とは違い、ビデオ撮影についてはセキュリティーが厳しく、ダム、発電所、駅等は撮影禁止になっていることが多いので気を付けなければなりません。しかし、写真についてはかなりルーズなようです。
H氏の撮影する様子を背後から
狙いは「IT先進都市ハイデラバードの市民生活」
ということですが、私から見ると「ハイデラバードの女性達」なんですがねぇ。
オリンパスのデジカメの看板など
屋上の広告に日本製品を見るととても嬉しくなります。やはり日本人だなぁと納得。
バイクの人々。手前にホンダ。
バイクも日本車は人気があります。写真には写っていませんが出勤時間帯には3ケツ4ケツのバイクも見受けられます。
街路樹の日陰に駐車したトヨタ
運転手が朝食を食べる間、しばらく生活圏をうろうろすることにしました。
サモサの屋台に群れる人々
人々が集まっているのはサモサの屋台。ポテトのスパイス炒めを春巻きの皮のようなもので 包んで揚げただけなのですが、とても人気があります。
屋台の内部。出来上がったサモサがたっぷりと積まれています
価格は1個1ルピーと格安。
コロッケの具を春巻きの皮で巻いて揚げれば似たようなものになりそうです。
公衆電話を使う女性と店番の少年
こちらは公衆電話。
ここでは少年が店番をしていました。「ねぇねぇ、お姉さん、タマネギ食べれる?」と言っているわけではありません。子供ですがけっこう大人っぽい会話をしているようです。
屋台状の公衆電話の看板
これは公衆電話の看板。公衆電話はこういった看板よりもSTDと書かれた看板の方が沢山あります。
案内板がいっぱい付けられた街路のポール
街角の看板群。
それよりも気になったのがループして絡みついたケーブル群。一時有名になった宗教グループもびっくりするようなケーブルの束。 これがIT先進都市ハイデラバード?電話やケーブルテレビなどがクチャグチャになっています。
MAATVの案内板
MAATVロゴMAATV
これはケーブルテレビ局の看板。TVと書かれているから判るものの、とても放送局のものとは思えません。
事務所前のガードマン
今回の仕事の関係で立ち寄ったセメント会社の事務所兼社員寮のセメントハウス。2社が所有しているようです。
ガードマンのアップ
写真を撮っていて気付いたのですが、写されるときの表情が 皆さん同じように感じました。表情にもお国柄というものが有るのでしょうか。
人なつっこいおやじさん
カメラを持っているととにかく色んな人が寄ってきます。
赤い縦島シャツを着た男。眉間に赤い点を塗っています。
眉間の赤く描かれたものはビンディーというそうですが、女性は飾りを貼っているようです。
クルターを着て歩く男性。
この人の衣裳はクルターだそうです。上着(クルター)と ゆったりしたズボン(ピジャマー)ということで、パジャマの語源になっているそうです。
真っ黒な衣裳を纏った女性。
ロシアの事件で有名になった「黒い未亡人」ではありません。回教徒の女性はみなさんこういった衣裳で歩いています。
老婆と男性
老婆を台車に乗せていた親子?
一見みすぼらしく見えますがとても精悍な顔をされていました。男性のアップを撮ろうとすると、ちょっと待ってと、肩に掛けていた布を素早く頭に巻いてくれました。若い頃の千葉真一に似ていると思いました。
老婆のアップ
男性のアップ
ビシュヌプラムに着くまでにまだまだ色々あります。この続きはまた次回に。
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