Field Report Archive
千里ビデオの代表が現場で印象に残ったことを写真やビデオキャプチャーで綴る写真日記
(webへの公開は制作会社、クライアント、出演者の許諾をいただいておりますが二次利用はご遠慮下さい)
東へ・・・・・ 01/10(Thu)
 年末年始をバタバタと過ごし、新年早々から編集に追われていました。何とか一段落して昨日は東京へ行ってきました。仕事は打ち合わせです。
 今年も練馬のアニメケーブルテレビの番組ケーブルテレビショーそして吉祥寺のイベント東京国際アニメフェア等の仕事が数多くあります。

 今回の東京行きはアニメ関連ではなくHDCAM制作による企業VPの打ち合わせです。昨年秋に持ち上がった案件が稟議を通って正式受注が決まったため、全体構成や登用役者等の具体的な内容を詰めました。

 打ち合わせ場所は新宿の住友ビル。30年ほど前によく通ったところですが、随分と変わりました。

 打ち合わせが終り、番組のプレビューまで時間があったので都庁の展望室へ上がってみました。気温が高くヘイズが多かったのでご覧のような風景で、期待した富士山は見えませんでした。

 展望室の高さは住友ビルよりも少し高いところにあります。45階までの所要時間は1分足らずでした。計ったわけではなく、暗室マン時代に身に付けた体感で116カウント÷2=58秒でした。下りは少し速く感じましたが、実際はどうなのでしょうか。体感的には3秒ほど速く感じました。)

 これは大江戸線の車内。今回気づいたのですが、他の鉄道に比べると車高が低く、車内の天井も低くなっています。そしてご覧のように車内吊広告は吊り方に工夫が施されています。

 東京を後にして大阪へ。もちろん車内ではぐっすりと休ませてもらいました。今日明日は真言宗の法衣に関する市販用DVDの編集です。2008年も頑張ります!
 
年末ライブ 12/29(Sat)
 今年も残すところ僅かになりました。さて今日は楽しみにしていた「宮内タカユキLIVE」が大阪のミノヤホールで開催されました。
 前回アムホールで行ったライブは串田アキラさんとのジョイント「笑って腹筋! 歌って背筋! in 大阪」は3CAM/EFPでしたが、今回は1CAM/EFPです。

 キャメラマンは邑久が担当し、笹邊はVEです。機材はカムコーダーをコントロールするRM-M7GとミキサーのTS-4000S、そして9インチモニター、波形モニターといったシンプルなスタイルです。

 音声は小屋の音響さんから戴く2MIXのラインとこちらで用意したコンデンサーマイク56P×2の現場ミックスのステレオ録音です。ライブではいかに客席の熱い雰囲気を録るかが重要です。

 開場前から雨の降る中を大勢のお客様が並んでくださいました。先頭はなんと女流占い師の香月麻里さん。来年は彼女のプロモーションを作る予定になっています。

 こちらは行列の最後部。さすが特撮主題歌ファンの方たちです。雨の中有難うございます。もちろん客席は満席で本番の熱気は凄かったです。

 こちらは本番中の宮内さん。この日の曲数はなんと24曲!。本番のスチルは千里ビデオサービスの木原がEOS 30Dで撮影しました。

 今回は「シャンプー王子の子守歌」を歌われている宮内さんの娘さんもゲスト出演。歌だけではなくMCもお父様譲りでした。

 本番終了後の映像チェック。宮内さんと笹邊は生まれた年は違いますが、学年は同じ。同じ歌を聴いて、同じ映画を見て育ってきた仲?です。

 スタッフが撮ってくれた2ショット!ちょっと気持ち悪い?という関係ではありません。団塊の世代と新人類の狭間に生まれた「過渡の世代」なのです。
※過渡の世代=笹邊的には「物の無かった時代」と「物に包まれた時代」の狭間に生まれ、学生運動に乗り遅れ、「そろばん」⇒「コンピーター」等のアナログ⇒デジタルに翻弄され、21世紀には車からタイヤが無くなっていると信じてきた世代なのです。
 
空撮打合せ〜光のルネサンスロケハン
 12/18(Tue)  来週撮影するHDCAMでの空撮の打合せに行って来ました。
 今回は3軸ジャイロを使った撮影で、キャメラマンは笹邊ではなく、別なオペレーターが担当します。
 ヘリポートへ来る前にナンバパークスで打合せをしていましたが、やたらヘリが難波上空を飛んでいました。何があったのか?と思うと、どうやら先週オープンしたナンバHipsのフリーフォールから異音が出て、運転を休止したということでした。やはり最新鋭といえども機械ですから、事故が起こる前に十二分な手を打つことが大切です。営業優先よりも安全優先!の企業精神に拍手。もちろん空撮も安全優先!
 ヘリポートを後にして次に撮影するシンフォレストさんの「光のルネサンス」の現場下見に中之島へ行ってきました。

 「光のルネサンス」は12/15〜25日まで開催されています。

 音楽に合わせて変化するライトはとても美しいものでした。

 こちらはバラ園のイルミネーション。LEDでは無いらしく、とても温かみのある灯りでした。

 そして中之島といえば中央公会堂です。こちらは20時までライトアップされています。
 何やかやと、今年の年末もバタバタして29日まで撮影は続きます。
 
ナンバHips 12/13(Thu)
 ミナミに出来たナンバHipsでグランドオープンのビジョン中継を行いました。
 ミナミに出来た新しいランドマークということですが凄いものです。何年か前に出来た大阪市のかかわるアミューズメントとは違い、さすがに民間!大いに期待できそうです。ミナミの帝王もビックリ!というところでしょうか。



 現場はキャメラ2台とPPT、DVD素材の中継でした。

 昼食はすぐ近くにある「久乃屋」さんの定食。以前に向かいのロイヤルホストのCMを撮影した時に見つけた美味しいお店です。

 かなり忙しい状態が続いていて、記事の書き込みが後日になってしまいました。徳島ロケ、岡山ロケ・・・まだまだ続きます。
 
サクラーが来ました!
 12/10(Mon) SachtlerのDV8です。システムが小型化したために使用頻度が下がったという知り合いの会社からDSR1と一体型になったDXC-D35とともにお預かりすることになりました。千里ビデオではまだまだSD:DVCAMの使用頻度が高く、2011年までは強力な武器になります。
 サクラーはこれまでレンタルでしか使ったことは無く、どちらかといえば千里ビデオはビンテン派ということになります。

 しかし使って見ると大雑把なカウンターバランスゆえのセットアップの速さも意外とよさそうな気がします。しばらくはサクラーにはまりそうです。
 
突然の撮影 12/06(Thu)
 ビジ博の現場に電話が掛かってきて、突然翌日の撮影が決まりました。撮影は東大阪の社屋の一室。
 ポールキャットやバック紙、照明機材を携えて撮影にお伺いしました。

 撮影はHVR-Z1Jで行いました。明日は三和スタジオのMAルームでナレーションの録音です。土日に編集し、10日にはDVDの納品です。撮影は本日無事終了しました。
 
ビジネスマッチング博2007
 12/04(Tue)  ビジネスマッチング博2007の現場です。
 ビジ博は明日12/5までマイドーム大阪で開催されています。
 仕事は会場各所に設置された液晶及びプラズマへの中継です。約70のブースをそれぞれインタビューし、それをライブ中継します。

 キャメラはBKやTVOで活躍してきたM君です。「ひるどき日本列島」や「行く年くる年」、スポーツ中継etc.ブラウン管の向こう側でうん十年頑張ってきました。

 中継と同時に編集撮りを行い、インタビューの無い休憩タイムにVTRから送出します。ブースの案内だけではなく、会場の華やかさを引き立てるのに効果的な演出です。

 これはベースの様子。撮影機材はDXC-637とCCU-M7、VTRはDSR-45、スイッチャーはAW-SW350でダウンコンバーターは1024Gです。スイッチャーのプログラムアウトを記録したDSR-45はレックポーズでインタビューの打合せ部分をカットして録画し、同じスイチャーに戻して送出しています。そのためミキサーはTS-4000SとYAMAHAの2台を用意しました。

 インタビューマイクはRAMSAにSM-63Lを付けてDXC-637に装着したレシーバーで受信、レシーバーの出力はCA-537の外部音声入力に入れています。送信機とレシーバーの距離は1m程度と近く、混信や切断は起こりません。

 レシーバーからベースまでは75mのマルチケーブルで伝送し、CCU-M7のキャノンアウトから取り出しています。1CAM収録ですが、ロゴの明けなどをキャメラマンが確認できるようにリターンビデオを送り、レポーターへのQUE用にCCU側からTALLYをONしています。

 ビジ博が開催されているマイドーム大阪の自販機です。なんとAEDが入っています。

 自販機にAEDが備えられているのは初めてみました。ドリンクメーカーが費用を負担しているのをニュースで聞き、命を救う機械が身近にあるのはとてもいいことだと思いました。先日伺った麦草ヒュッテにもちゃんと装備されていました。
 
Busy ! 12/01(Sat)
 先週のケーブルテレビショー以降、ずっとビジーな日が続いて現場レポも書けずにいました。
 11月はほぼ連日のスケジュールで、昨日のりんくうタウンにある全日空ゲートタワーホテルでの中継を終えてようやく中日にたどり着いた感じです。

 さて、今日から12月。スタジオの窓外の風景も晩秋らしい様相になりました。あと一月で今年も終わり、この景色が銀世界になる日も来るでしょう。
 とりあえず月初めの土日は休日ということになりました。久しぶりの休日をのんびりと過しています。で、実は先日納品した某上場企業の社史映像が映放される60周年パーディーの本番日です。200点ほどの写真をモーション加工し、ナレーションと音楽で作ったVPですが、お客さんの反応はどうか、気になるところです。
 休み明けから再びビジーなスケジュールに突入ですが、今日突然次の週末に行われる島根のイベントが入りました。久しぶりに猫娘の生まれ故郷の島根に行けると思いきや、笹邊は別件のVロケがあり、島根はスタッフに行ってもらわざるを得ません。ちょっと悔しい・・・・・思いです。
 
ケーブルテレビショー in KANSAI 終わりました。 11/23(Fri)
 南港ATCでの「ケーブルテレビショー in KANSAI 2007」は無事終了しました。

 連日大勢の来客で賑わい、最終日の23日はキャラクターショーを楽しみに訪れた家族連れでいっぱいでした。

 写真はShopチャンネルのオークションの様子です。他にも様々なプログラムがあり、生放送は13:00〜17:00までの4時間。特に16:00から行われるダンス表彰式はメインステージからイベントステージへ中継キャメラの移動がありCATVのスタッフの方々も大変でした。

 先日東京でカートゥーンネットワークさんとの打合せた時に急遽決まった40インチPDPも千里ビデオサービスで準備しました。

 これは放送席裏に仮設した千里ビデオサービスのバックヤード。現場はこのケーブルテレビメインステージとプロジェクター2面を使ったイベントステージでの送出でした。イベントステージではNHK大阪放送局と主催するイベント「いないいないばぁっ!ワンワンとあそぼうショー」「獣拳戦隊ゲキレンジャー キャラクターショー」「ふたりはプリキュアMaxHeart アニマックス・オリジナルショー」坂田おさむ&井上あずみ 「みんなあつまれ!ざっくぅたいそうスペシャル!」、そして南港ダンスフェス 決勝大会/表彰式(公開放送)が開催され、送出には最新型のスクリーンプロと6500ANSIのDLPプロジェクター2台で背面から投影しました。
 表からは判りませんが、舞台裏では生放送用の収録素材の編集や送出タイムラインの編集など、DVStorm使いの笹邊がPremiereで現場編集も行っていました。もちろんCANOPUSが大活躍です。
 
敦賀へ 11/11(Sun)  
 敦賀へ行ってきましたといっても敦賀ロケではなく、滋賀でのロケで不足した物の調達と食事休憩を兼ねて敦賀へ行ってきたということです。というのもロケ先からは大津へ向かうよりも敦賀へ行ったほうが遥かに近いためです。行ってきたのは敦賀市白銀(しろがね)町。何故かここには松本零士さんの999とヤマトのシーンを再現したモニュメントが多数展示?されています。

 これはヤマトの英雄の丘というモニュメント。本町1丁目商店街にあります。
 
 これはヤマトのアナライザー。同じく本町1丁目商店街にあります。ヤマト、999のモニュメントは全部で27あり本町1丁目商店街から駅前商店街にかけての路側帯に約3〜40mほどの間隔で設置されています。
 
 このモニュメントの台座には提供者の敦賀海陸運輸?の銘板が付いていました。そしてもちろん関連会社である海陸観光の店舗もありました。何故敦賀が敦賀出身でもない松本零士さんなのかはわかりませんが、一説によると「これは、敦賀市のシンボルロード化事業の1つで、市の将来都市像「世界とふれあう港まち、魅力あふれる交流都市敦賀」を目指し、イメージアップと市民や訪れる人たちに夢と感動を感じてもらおうとする意図のもとに実現されたもの。」だそうです。でも一つ物足りないのは松本零士さんご本人の銅像が無かったことでしょうか。今年練馬アニメーション協議会の仕事で松本さんとお会いできましたがその風貌はさすがでした。
 なお、松本零士ロードについては敦賀市商工会議所のサイトに「銀河鉄道999」・「宇宙戦艦ヤマト」のモニュメント像のホームページというコンテンツがあります。
 
 白銀町で面白かったというか、素晴らしかったのは路側帯の駐車スペースです。片側2車線で往復4車線の広い道路の路側帯に縦列ではなく頭から入れて駐車できるスペースが設けられています。それも2時間まで駐車OK。駐車場探しに苦労する大阪や東京から見ると羨ましい限りです。
 
 そして衝動買いの話。現場で割れてしまった72φの偏光フィルターを補充するためにFOMAで検索して見つけたカメラのキタムラ敦賀店で、目的の偏光フィルターの他にこんな三脚も買ってしまいました。ベルボンは20年以上前にローアングル撮影が出来る小型三脚を使っていましたが、それよりもずっと機能的で、デザインもすぐれたミニ三脚に「欲しい!」という衝動が湧き上がってしまったのです。「いかんいかん」と思っていると、同行したスタッフも「いいなぁ〜と思った」ということで衝動が行動に変わりました。定価12,000円で販売価格7,980円に会員の10%OFFを適用。「Y梅田ならポイントも付いてさらにお得」かも・・・・と思いつつも「出会いを大切に」という気持ちで購入してしまいました。
 
 スタジオに戻ってからサイバーショットR-1を付けてみました。強度は十分で中版のハッセルでも不安はありません。ローアングルにぴったりの三脚です。FIXの動画ならHVR-Z1Jのローアングル三脚としても使用可能です。

 そして、店では気付かなかった(たぶん店の人も気付いていない)ことを発見!なんとこの可愛いミニ三脚は5段伸縮になっていたのです。思っていた以上の機能に私もスタッフも感激です。衝動買いの後悔は無く、美脚好きの笹邊はこの美しく機能的な三脚に大満足です。ちょと懐かしい言葉ですがトランジスタグラマーを思い出してしまいました。
        前のアーカイブへ次のアーカイブへ