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メインホールのステージ上手奧に送出ブースを構築しPremiere+Canopus/P43200をメインにVAIO/P4M+Canopusをバックアップに用意しました。 当初EDIROLL/PR-7を予定していましたが、現場での編集を考慮してPremiere+Canopusに変更しました。バックアップのVAIOとの切換はPanasonic SW-350を使用していますが、フレームシンクロナイザー5基搭載のおかげで作業が落になります。性能もSW-300に比べて格段に向上しています。 普段送出のみの現場ではベクトルスコープや波形モニターは使用しませんが、今回は現場での編集を考慮してベクトルスコープと波形モニターも持ち込んでいます。 |
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リアスクリーンのサイズは20m×9mの巨大なもので、今回はそのうち14mを16:9で使用します。対角線の距離は約16mで吋に換算すると640吋になります。とにかく巨大です。 |
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プロジェクターは満員の客席を考慮し、舞台背後の映写室からリアスクリーンに投影します。リア投影のため文字は反転しています。10000 ASNI のプロジェクターは100V電源ではなく200Vのため、100Vを昇圧トランスで200Vに変換します。放電管を4本使用しているため、球切れで映像が消えるという不安から解放されます。 | ||||||||||||||||||||||||||
スクリーン背後の映写室はスクリーン中心よりもかなり高いところに位置するため、プロジェクターは後部を上げた状態で投影し、光学シフトだけでは補正できないため、電気的に台形補正を行います。 | ||||||||||||||||||||||||||
メインホールに常設された3管式のILA。当時非常に高画質で高価なものですが、今となっては旧式になってしまいました。ハイビジョンまで対応し、製品発表の際に見たハイビジョン(DVHS)の映像は目を見はるものがありました。 | ||||||||||||||||||||||||||
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左は今回の送出編集システムです。 ライブキャメラでの中継がないため、OCCNのイベントで構築したシステムに比べると非常にシンプルになっています。ただし今回のブースはステージ上手の奥まった場所に構築したため、ステージは見えず、音もはっきり聞こえないため、ホール常設のITV映像とライン音声を頂きました。 ライン音声はブースのモニター用の他に、HIROMUが撮影するニュース映像収録用ENGキャメラ(キッズステーションでONAIR)にもワイヤレスで飛ばしました。 また、ディレクターや音照スタッフとのコミュニケーションにはホール常設のクリアカムを使用しましたが、ヘッドセットではなく、スピーカーステーションをお借りしています。 |
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ITVモニター → |
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送出されたステージをホールITVの映像で確認
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舞台挨拶のITV映像ですが、とにかくスクリーンの大きさには圧倒されます。
このスクリーンに投影した映像のうち、オープニングをこちらでご覧頂けます。 (Windows Media Player9 とブロードバンド接続でご覧下さい) |
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今回は制作スケジュールが非常にタイトなために仕込現場での編集、仕込後徹夜の編集、本番前の現場編集といったハードな作業になりました。メインホールでの送出用に作ったVOD紹介VPは16:9のためHDVを使用しましたが、撮影は25日、録音は28日、編集完了は30日の仕込当日です。そして本番用にジェイコムさんからホワイエステージ用にベーカム、DVCAM素材8本が追加になったのは30日で、ホワイエステージ用DVDは本番当日の朝に焼き終わりました。結果から言うと、編集から送出までをオールインワンで可能にするノンリニア編集PCの威力を十分に発揮できたと思います。 | ||||||||||||||||||||||||||
上は編集作業中のPremiereデスクトップです。
CANOPUSを搭載することでほとんどの効果がリアルタイムになります。 |
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