2006年07月31日(月)
ストリーミングへの変換 エンコード
ストリーミングへの変換 エンコード」である。以前は大変だったストリーミングも今では少しコンピューターが解れば誰でも簡単にできるようになった。生中継の場合、我々技術会社は撮影、スイッチングまでが仕事で、エンコードとの間に責任の分岐があった。つまり配信会社の映像入力端子が分岐になり、その先は手を出す必要のない、もしくは手を出してはいけない領域になる。しかし配信会社の持ち込むPCの能力不足のため、リアルタイムエンコードの画質を見るとどうしても消化不良になってしまう。
 ところが、つい最近問い合わせがあった仕事はエンコードまでというものだった。大きな変化だと思う。技術会社としてエンコードまでを管理出来るのだ。キャメラからスイッチャーを通して作ったプログラムはNTSCのアナログ信号だが、インターネット用にエンコードしたものはTCP/IPのプロトコルになる。結果、同軸ケーブルではなく、LANケーブルで映像を渡す形になる。つまり、パソコンモニターに最適化したビデオ信号、ガンマカーブでエンコードすることが出来るようになる。
 今回この仕事のためにある実験を開始した。私の会社でリアルタイムエンコードしたものを配信(放送)することだ。会社のDVDプレーヤー(別にキャメラからの映像でも良い)で再生しながらネット配信するというものである。箕面から配信し、大阪市内、寝屋川市、東京で通信に問題ないことを確認した。おそらくというか、当然海外でも受信は可能なはずだ。
 現在1本約2時間のプログラムを24時間連続して流しているので興味がある人はご覧頂きたい。今は和太鼓のリサイタルを放送している。アクセスの方法はhttp://svs.ne.jp/encord/index.htmlをご覧いただくと良い。MediaPlayerでURLを開く場合はhttp://svs.ne.jp/rt.asxがURLになる。ご視聴頂いただけたなら受信状況などをコメントいただけると嬉しい。

2006年7月31日 | 記事へ | コメント(2) |
| 映像制作・撮影技術 |
SENRIさん、ご無沙汰してます。
ストリーミング(生中継試験放送)、私のところ(静岡県内)でも快適に見ることができました。視聴回線は、CATVインターネットです。359Kでも素材の解像度があるので、視聴には充分耐えますね。

インターネット生中継、面白い試みですね。
色々な発想が浮かんできます。
有難うございます。
インターネットって楽しいですね。
たった1本のLANケーブルで色んなことができます。
日々ワクワクです。
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ニックネーム:SENRI
都道府県:関西・大阪府
映像制作/撮影技術会社
(株)千里ビデオサービス
代表取締役&
北八ヶ岳麦草ヒュッテHPの管理人です。よろしくお願いします。
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