2006年09月17日(日)
クレーン ショット 撮影
 「クレーン ショット 撮影」だった。検索されていたのは「HDVキャメラを使ったお手軽特機撮影」だ。
 クレーンショットとは撮影技術の一つだが、ズームやパンと異なり、キャメラが上下、左右に移動しながら撮ることだ。ミニジブやクレーン、レールを用いた撮影は企業ビデオの制作では予算が限られるためになかなか利用しにくいが、費用をかけるだけの効果はある。スタジオ撮りのドラマではクレーンやぺデスタルが常設されているのでクレーンショットは自由に使えるが、オープンロケでは特機費が嵩むために、当然だが必要なカットのみにクレーンが使われる。しかし、最近流行の韓流ドラマでは頻繁にクレーンやレールが使われているようだ。金のかけ方が違うのだろうか。映画のように総制作費が大きくなるとクレーンやレールは当たり前になるが、それでもエンディングだけにクレーンが使われている作品もある。やはり予算ということか。
 ところが最近では小型HDキャメラ用にロングサイズジブ+リモート雲台なども登場し、クレーンショット導入が簡単になった。私の会社でもミラーのプロジブミカミのリモコン雲台を保有し、手軽なクレーンショットに対応している。クレーンショットを利用した現場レポートには次のようなものをホームページで公開している。写真をクリックしていただくと該当ページが新しいウインドウで開く。

ゴスペルシンガー「リチャード・ハートレイ」のPV撮影


和太鼓「あすか組」の販売用ビデオ撮影現場
などがある。
映像がワイド化し、より映画に近い画角になると、キャメラワークも映画と同じものが必要になる。ビデオにクレーンショットがどういう風に利用されるかは、技術会社云々というよりも監督しだいである。

2006年9月17日 | 記事へ | コメント(0) |
| 映像制作・撮影技術 |
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