撮影技術会社のブログ@映像制作:大阪関西
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2007年04月05日(木)
HDCAM 大阪
「
HDCAM 大阪
」だった。SEO対策の効果だろうか、TOPページではなく
SEO対策のページ
がトップでヒットしていた。そしてブロガリの「
ハイビジョン撮影 大阪
」を書いた記事もヒットしていた。
番組だけではなく、VPなどでもHDCAMが使われ始めたことの証ではないだろうか。まだ今のところ放送以外でのHD利用はイベント程度に限られるが、DVD制作においては、同じ16:9というアスペクトから、納品はSDだが収録はハイビジョンで行おうという動きが出始めたようである。先日行ったHDCAMの4CAM収録も一部はオンエアするそうだが、パッケージは16:9のSD-DVDになる。やはり2011年のアナログ放送電波の停波に伴って様々な変化が起こり始めている。
DVDを作っていて感じることは、SDのDVCAMで収録した物より、HDCAMやVARICAMで撮影したものをダウンコンバートしたものの方が品位が高いということだ。ハッキリした理由は判らないが、私が思うには撮像素子の数に因るようだ。例えばHDVのHVR-Z1Jだが、SDのDVキャメラであるPD-150などとは比較にならない高品位なSD画像を記録してくれる。ただしCCDの1セル当たりの面積が少ないために感度は低く、ニ時代前のBVP-70クラス程度しかない。また業務用の
DVCAMであるDSR-450
と
HDCAMシリーズ
を比較してもやはりダウンコンバートした
HDCAM
の方がはるかに品位の高い画像になる。これも画素数の違いだとは思うが、それ以前に土俵が違う。
これまでHDCAMカムコーダーの最高峰は
シネアルタHDW-F900R
だと思っていたら来月には
CineAlta F23なるデジタルシネマキャメラ
が発売される。本体にはVTRは内蔵されず、これまでのHDCAMカムコーダーシリーズとは全く違ったデザインで、いかにもフィルムキャメラといった形をしている。というよりも
ジョージ・ルーカスのために作ったキャメラ
かも知れない。ソニーの高画質への探究心はとどまることがない。さてこのデジタルシネマキャメラだが、いったいどんなプロダクションが使うのだろうか。
2007年4月5日 |
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コメント(3)
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コメント
2007年04月05日(木) 04:09
by
川合 亮輔
昨年のInter BEEのSonyブースでF23の実物を見ました。あれは完全にシネマ路線ですね。また、Panasonicブースには次世代Varicamのモックアップが展示してあったのですが、コンセプトがSonyのCineAlta(F23)と被り過ぎてて笑いました。
http://d.hatena.ne.jp/zahrky/20061118/p1
2007年04月05日(木) 11:05
by SENRI
>六角形をしていて、おもわず「バリカム」ではなく
>「ハニカム」と呼んでしまいそうなユニークさがあります。
ほんまですね。
それよりもアリの新製品が凄い!
ただしいつまでフィルムが残るのか?
15年後のアリはどうなっているのか気になります。もっと早い時期にデジタルアリ登場でしょうか?キャノンのデジカメが毎秒10コマまで行ったことを考えると、アリが24コマ毎秒のスーパーハイビジョンを出してもおかしくないと思いませんか?
2007年04月05日(木) 20:09
by
川合+亮輔
InterBEEレポート2のほうでも少し触れていますが、
http://www.arri.com/prod/cam/d_20/d_20.htm
ARRIFLEX D-20というモデルが既に登場しています。InterBEEの会場にて実物のファインダーを覗いたところ、なんと光学式だったので、フィルムとまったく同じ感覚で撮影ができそうですよ。また、コマーシャルフォト誌によると日本でもCM撮影などで徐々に運用が始まっているようです。DOP曰く、D-20の名前の通り、搭載されているCMOSセンサーは、16mm以上35mm以下といった感じの仕上がりらしいです。
個人的にはArriよりもPanavision/Sony連合のGENESISカメラの動きが非常に気になります。
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http://d.hatena.ne.jp/zahrky/20061118/p1
>「ハニカム」と呼んでしまいそうなユニークさがあります。
ほんまですね。
それよりもアリの新製品が凄い!
ただしいつまでフィルムが残るのか?
15年後のアリはどうなっているのか気になります。もっと早い時期にデジタルアリ登場でしょうか?キャノンのデジカメが毎秒10コマまで行ったことを考えると、アリが24コマ毎秒のスーパーハイビジョンを出してもおかしくないと思いませんか?
http://www.arri.com/prod/cam/d_20/d_20.htm
ARRIFLEX D-20というモデルが既に登場しています。InterBEEの会場にて実物のファインダーを覗いたところ、なんと光学式だったので、フィルムとまったく同じ感覚で撮影ができそうですよ。また、コマーシャルフォト誌によると日本でもCM撮影などで徐々に運用が始まっているようです。DOP曰く、D-20の名前の通り、搭載されているCMOSセンサーは、16mm以上35mm以下といった感じの仕上がりらしいです。
個人的にはArriよりもPanavision/Sony連合のGENESISカメラの動きが非常に気になります。