2007年10月04日(木)
ハーフ版 銀塩 スキャン
 「ハーフ版 銀塩 スキャン」だった。
 デジカメ全盛になってもやはりフィルムによる銀塩写真は捨てがたい。もちろんトーンなどの描写製、原子レベルの画素が持つ情報量の多さなど、デジカメにない優位性もある。だが実際の仕事では私も99%以上をデジタルで撮影している。にもかかわらず、どうして銀塩写真なのだろうか?
 私が思うに、1本36枚ということから生じる1カットの重みだろうか。これが35mmではなく6×6のハッセルなら1本12枚。6×7のマミヤなら10枚だ。それこそ4×5や8×10吋のリンホフやデュアドルフならフォルダーの表裏を合わせて2枚しか撮れない。1カット1カットを確実に撮ってゆかなければならない銀塩に比べるとどうやらデジカメは安易過ぎるようである。
 先日EOS30Dに4GBのCFカードを入れて若いスタッフが撮影に行ってきたが、撮ってきた写真の枚数はなんと1400枚である。フィルムなら約40本に相当する。必要な枚数はおよそ50枚なのに・・・・。連写も出来、露出もフォーカスもオートだから気楽に撮れるかもしれないが、選ぶ作業が大変だ。まさに1日仕事である。そしてこれがもし銀塩ならフィルム代と現像代だけで7〜8万円の出費になってしまう。選び出しに懲りて、現在はJPEG/L+LAWに設定して4GBで約350枚に制限している。つまり手持ちフィルム10本という状態だ。
 さて「ハーフ版 銀塩 スキャン」というキーワードから、おそらくオリンパスペンやリコー、コニカ、キヤノンなどのハーフ版ユーザーであろう。私はこれまで35mmフルサイズはミノルタのクイックスキャン35でスキャンしていたが、最近はポジよりもネガで撮ることが多いため(印刷原稿ではなく、デーア化が多いので)フジの同時スキャンでデータ化してる。手間もかからず、同時作業のため埃の付着も少ない。だが、残念なことにハーフ版への対応はしていない。今回のキーワードでヒットしたページは息子がオリンパスペンで撮影した写真を掲載しているが、ここには私がキヤノンダイヤル35で撮った写真を掲載している。そこに書いているようにハーフ版ネガカラーのデータ化はフォトドペックス全店舗で対応してくれる。大安売りのチラシのようなホームページがいかにも関西らしいと言った友人がいたが、まさにその通りではないだろうか。ハーフ版の銀塩写真を愛するものにとっては強い味方のフォトドペックスである。下の写真はダイヤル35にネガカラーを入れて撮影した東京ビッグサイトだ。


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