Field Report Archive
千里ビデオの代表が現場で印象に残ったことを写真やビデオキャプチャーで綴る写真日記
(webへの公開は制作会社、クライアント、出演者の許諾をいただいておりますが二次利用はご遠慮下さい)

久々更新 11/20
和歌山での撮影が続きました。一つは新規のクライアントさんで、もう一つはマイクロソフトさんの16:9ストリーミング。今回は駅前のホテルグランビア泊で、2日目の起床は7時です。おかげで初日の夜は和歌山の海鮮を思う存分に味わうことができました。
今日は3箇所のEFPです。先ほど機材の積み込みを終えて出発待機しています。内容は3CAM一箇所、2CAM一箇所、1CAM一箇所で、明日は3CAM一現場となります。なんとかそれで一段落ではなく、新規受注のVPが入り、23日からは空撮を含めたロケとプラントの撮影です。出来上がったVPはプラント見学施設の大型スクリーンで上映されます。大勢の方に見ていただけることは喜びでもあり、またプレッシャーにもなります。そしてその後は再びマイクロソフトさんの撮影。忙しい折更新を怠っていますが、今千里ビデオは秋の収穫時です。
 
 

編集の友!その1 11/5
スッポン、鼈(すっぽん) 学名:Pelodiscus sinensis 甲長20〜35cm。本州・四国・九州・南西諸島ほか、朝鮮半島・台湾・中国・インドシナ北部に分布。
千里ビデオサービスの事務所には亀がいます。イシガメ(滋賀で捕獲)、ミズジドロガメ(北米産)、そしてスッポンの「ぽん吉」です。昨年スタッフが鹿児島で逮捕し、陸路を鹿児島から大阪まで護送してきた頑丈な奴です。幼体の時には甲長は3cmほどしかなかったのですが、今では7cmほどまで大きくなりました。2編の窓際に水槽があり、編集の時に大きな音がするとビックリして反応し、そのしぐさがなんともいえず可愛い。今では背中の形も細長くなってきましたが、幼体時代はまん丸でスッポン鍋を「まる鍋」という理由はこのことからでしょうか。「月とすっぽん」という例えもあるくらいにまん丸でした。とても元気で、餌を与えるときに噛みつかれないようにしないと少し危険になってきましたが、編集で疲れたときなどは「ぽん吉」に餌をやることでとてもリラックスでき、ペットブームというのはこういったことなのかなあ、、、と納得しています。
 

10月のアクセス 11/4
10月も大勢の方にホームページを見ていただきました。
アクセスは5129、ご覧いただいたページは15,808ページ。そしてリピーターさんは635もありました。検索エンジンはやはりYahoo!が最も多く、次がMSN。Googleは対策を怠っているのが結果として現れています。ただインドロケのページがGoogleで検索されるためにかなりのアクセスがあります。一方Yahoo!では仕事に関係のあるアクセスが意外と多くストリーミング関連が目立ちます。今回はライブストリーミング 大阪という検索がありました。千里ビデオがYahoo!に登録された頃は登録審査は全て無料だったのですが、最近はYahoo!を含めて様々なエンジンが有料審査になってしまいました。前回SEO対策というタイトルで書いたことがありましたが、Yahoo!も「ページとの一致」の検索には費用がかからないのでそれなりのSEO対策は通用するみたいです。ちょっと驚くのはGoogleやYahoo!のクロールの早さです。ページをアップして数日後には検索結果に現れます。検索エンジンの進化に合わせて私たちも進化しなくてはならないでしょう。

 

四都物語 10/30
京都からお呼びがかかり癌治療学会の撮影に行ってきました。
1キャメラでの撮影ですが、ステージとプロジェクターの色温度差をリアルタイムに補正するため、CCUを使ったEFPで行いました。音声はオリジナルと同時通訳を別チャンネルに収録します。TOOLのところにも書いていますが、同通の音声をインカム系に混合してキャメラマンにも返します。
撮影は午前中に終わり京都市内を観光?しながら帰りました。天気もよくて平安神宮の朱の鳥居も鮮やかです。このあとも連日撮影が続くので昼食は四条川原町でちょっと贅沢をしました。27日京都、28日は大阪、29日は神戸で料理の中継が入っています。そして30〜31は奈良で3キャメラ収録です。
京都、大阪、神戸、例のJRのキャンペーンソング(谷村新司が歌っていた)がふと思い出されましたが、今回はそれに奈良が続きます。オリジナルより一つ多い「四都物語」は明日で一段落です。


 

ナレ録り 10/26
中国語版、日本語版を制作したVPですが、今回は英語版の発注をいただきました。
録音はなじみのポスプロ、三和スタジオさんです。ナレーションはネイティヴ指定です。この日笹邊はオペレーターではなく、レコーディングDを勤めます。映像は日本版で使用したデータをもとに英語ナレに合わせて尺調整を行います。これはノンリニア編集の最も得意とする分野で、フィルム以上に尺の調整が楽に行えます。
ノンリニアの場合はリニアやフィルムのように素材を切るのではなく、ハードディスクに取り込まれたデータをどう読み出すかということです。つまり素材には手を加えず、編集データにしたがって順次映像、音声、スーパーなどを出力させることが編集になります。テープ編集で複数音声を別チャンネルに入れるバイリンガルとは違い、それぞれの言語に合った映像のカットポイントを設定することで、より自然なローカライズが可能です。
納品はDVDとDVCAMですが、DVDにはチャプターを書きこむことで必要なシーンへのアクセスが容易になります。こういった作業がデスクトップで行えることはコンピュータがパソコンと呼ばれ始めた頃にはとても考えられませんでした。最近のコンピューターは季節単位ではなく、月単位で進化しているように思えます。

 

キャッチコピー 10/21
トップページのキャッチを更新しました。
何年か前ですが、「デジタル万能、IT万能」という嵐が吹き荒れ、私たちの周りでもどんどんデジタル化が進みました。「これからは撮影も必要ない時代が・・・」なんていう言葉もIT関係や、CG関係で囁かれていました。たしかに編集はノンリニア化し、収録もアナログからデジタルに変わり、弊社でもその便利さと能力の恩恵を受けています。しかし千里ビデオサービスは「これからも、そして未来も撮影は絶対必要」という方針から「撮影技術」を会社の基本業務としてきました。
 
デジタルに支えられ、またデジタルを支える「撮影技術」を目指し、決して時代に遅れることなく、見る人に感動を与える映像を撮影できるように。
 

全館禁煙 10/17
最近よく目に付く言葉に「全館禁煙」というのが有ります。
金、土の中継現場はつい先日まで仮設サブに灰皿が置けたのですが、少し前から全館禁煙になってしまいました。今日は3キャメラライブ収録が笹邊の現場でしたが、ご一緒した役者の佐竹明夫さんも「何処も彼処も禁煙で困っちゃうんだよね」とこぼしていました。佐竹さんも私と同じヘビースモーカー。なんとか応接室に灰皿が用意され、お互いほっとした一時を過ごせたわけですが、「ほんと辛いんだよね。演出やスタッフがイライラしちゃうんだよ」ということです。今日の別現場は国土交通省関係の3キャメラ+PCの中継ですが、千里ビデオからは機材とキャメラマンを出しています。新しいホールでのイベントだったため彼らも苦労したに違い有りません。
写真は土曜日の現場に用意されていた喫煙場所。クリーンエアの中でゆっくりタバコが吸えてとても快適なのですが、サブとは2フロアも離れていて現場を離れない限り喫煙することは出来ません。結局10時間現場を離れることが出来ずに撤収まで完全禁煙状態。「そろそろ禁煙」を考えないといけないのかも知れません。
 

SEO対策 10/16
巷で騒がれているSEO対策ですが、IT用語辞典によると
「サーチエンジンの上位に自分のWebページが表示されるように工夫すること。また、そのための技術。『検索エンジン最適化』などとも呼ばれる。サーチエンジンは登録されているWebページをキーワードに応じて表示するが、その際の表示順位はそれぞれのサーチエンジンが独自の方式に則って決定している。この順位が上にある方が検索エンジン利用者の目につきやすく、訪問者も増えるため、企業などでは検索順位を上げるために様々な試みを行なう場合がある。Webサイト構築などを手がける事業者の中には、SEOをメニューに用意しているところもある。手作業で登録しているディレクトリ型サーチエンジンの場合には順位を変動させることは困難だが、全文検索を行って一定のアルゴリズムに従って順位を決定しているロボット型のサーチエンジンでは、そのアルゴリズムを分析することで順位の変動がある程度制御できることがあるが、ランク付けのアルゴリズムは年々高度化して「攻略」しにくくなっており、さらに現在でも頻繁に変更が行われるため、確実な手段は存在しないと言っていいだろう。」ということになっています。
 
 私が特にSEO対策を意識しはじめたのは今年になってからですが、インターネットの生みの親であるアメリカではかなり昔から考えられていたようです。アメリカのホームページを調べてみるとかなり細かなSEO対策が施されているのが判ります。
 ヤフーのSEO対策には「ヤフーの株主になること」なんて冗談を真に受けて、もしかするとそうかも?と思ってみたりしますが・・・。面白いのはSEO対策を営業メニューに入れているWEBデザイン業者をキーワードで検索しても上位に検索されてこないことが多いということ。SEO対策はひとつのゲームとして楽しむこと、ロボットの気持ちになって考えて、ロボットにとっておいしいご馳走をたくさん食べさせることがゲーム攻略のカギになります。
 
 インターネットが軍から大学に移った86年から間もなく20年。日本にIIJが出来、Mosic誕生から十年あまり、いまではインターネットは世界の必需品に発展しました。インターネットを有効に使うことは企業の最重要事項だと言われます。日々変化するインターネットに的確に対応することがポイントだと考えます。

 

HAJIMEロボット 10/10
イベントのゲストにロボットのHAJIME君がやってきました。
1枚目の写真はイベント会場での「ごめんやす馬場章夫のボラボラわーるど」ラジオ中継の様子を収録しているところです。局の技術さんの好意でオンエアをワイヤレスでいただけ、スタジオと現場の会話もバランスよく収録できました。
2枚目はロボットのHAJIME君とその製作者である「はじめ研究所」坂本元さんとの記念写真。スタッフの邑久はあこがれのHAJIME君とその生みの親との写真に大満足。
 
HAJIME君が10月24日「ロボット・バトル世界一決定戦」に出演します。応援するゾ!!!
http://www.ntv.co.jp/wrs/
 
 

実験映像 10/9
この仕事をしていると様々な撮影を依頼されます。
先日行った心臓手術の中継録画や田植え機のオンボード撮影もそうですが、複数のキャメラを使った実験記録なども行います。試験機と測定器を同時進行で収録し、同じ時間データを記録するためにタイムコードをスレーブします。またキャメラのフレームを完全に一致させるためにパラ撮りですが、同期結合も行います。さらに今回はスチル撮影も行う必要があったため、時間データが記録できるデジカメを使用しました。
派手な映像を創ることも行いますが、地味な記録映像も大切な仕事です。
 

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