Field Report Archive
千里ビデオの代表が現場で印象に残ったことを写真やビデオキャプチャーで綴る写真日記
(webへの公開は制作会社、クライアント、出演者の許諾をいただいておりますが二次利用はご遠慮下さい)

またまたHDV 5/15
またもHVR-Z1Jによる撮影が決まりました。
決まったというのが実は超タイトなスケジュールで14日受注16日撮影、20日DVCPRO納品!です。スタイルは撮影部、照明部、音声部が入るVPで、画面フォーマットは16:9スクイーズです。収録はやはりHDVハイビジョンフォーマットで行い、SD16:9へのダウンコンバートになります。
やはり現時点ではHDフォーマットよりもSDが中心ですが、使用するディスプレーがワイド画面のためにスクイーズが選ばれました。
すでにソニーからHDVのデッキ、カノープスからは安価な送出用PCも発売されているので、HD送出も徐々に進んで行くと思いますが、やはり送出現場でのスイッチャ-等を含んだシステムのコストを考えるとしばらくはSDがメインになるのでしょう。
それにしてもHVR-Z1Jの使用頻度が多くなってきました。
 

糖尿病学会 5/11
今回も文字だけです。
というのは、普段現場レポに使用しているサイバーショットP-100が故障のため、スナップできないからなのです。保証が効くうちにということで2〜3週間の入院になってしまいました。
今日から神戸で開かれる第48回日本糖尿病学会年次学術集会の現場です。仕事内容は2CAM+PCのライブ中継です。仕込みは13時から22時までの長丁場となり、明日も8時入りというわけで、健康的な時間帯での仕事です。笹邊もそろそろ糖尿病に気を付けなければ・・・・
明日の講演はかなり為になるかと期待しています。
 
第48回 日本糖尿病学会年次学術集会のWEBサイトです
 
スタッフから当日の写真が届きましたのでアップしました。↓
 
 

マイクロソフトIT実践チャンネル 5/10
マイクロソフトの中小〜中堅企業様事例
「IT実践チャンネル」で千里ビデオサービス笹邊が撮影したドキュメントが公開されています。神戸にある株式会社廣記商行さんの映像はマイクロソフト導入事例 : 株式会社廣記商行、和歌山市のダイニチグループは業務システムを染めなおすとして公開されています。
各ページには16:9で撮影した約20分の番組が掲載されていますが、ストリーミング映像の閲覧にはWindows Media Prayer 9とBB接続が必要です。
先日撮影したインテルさんの方は公開されていませんが、記者会見やイベントで送出されているそうです。マイクロソフトIT実践チャンネルではすでに撮影を終えた事例もまだまだ有りますので続々公開されます。今後も撮影が控えています。乞うご期待!
 

OCCNに続いてJ:COM関西 5/2
25日撮影のプロモーションを大型スクリーンに送出するJ:COM関西さんのグランキューブ大阪でのイベントは無事終了しました。今回は600インチスクリーンへ16:9での送出に加え、本番間際まで追加素材の編集やDVDの作成など、極めてハードなスケジュールでした。この時の様子を一部Shootingに掲載いたしました。オープニング映像のストリーミングなどもアップしています。
明日3日は3CAMライブ収録の現場で10時間ブッ通しです。このGW、もう一息といったところまできています。


 

またもHDV 4/24
今日はEFP/2CAMでDVCAM&BETACAMの現場でした。
さて明日はまた再びHVR-Z1JによるHDV撮影です。というかHDCAMの予算が組めなかったわけです。ただしVE、照明部と録音部も必要でなため、スタッフはVP収録と変わるところはありません。内容は・・・・機密事項・・・600インチスクリーンに送出する商品紹介CM/3タイトルというわけで、本番はこのゴールデンウィークです。
たしかに予算がない場合にはHDVを提案すれば意外とスムーズに通ります。それでも制作費はけっこうな額になり、およそファミリーカー1台分ほどになります。何処が安くなったかと言うと、HDCAMとの機材費の差、編集費の差、そしてテープコストが安くなっただけです。少しでも安く上げるにはHDVはとても有効なフォーマットというわけですね。
 
 

9症例のオペ 4/23
8時間以上のオペが9つもあるといつの間にか血に慣れてしまいます。腎臓摘除や肝切除、さらには前立腺摘除などなど。内視鏡を使ったものから開腹、開胸まで。手術方法の進歩で、手術場もドライになり、大きな出血も無く、淡々と進むオペに「自分の時もこんな腕のいいドクターに切ってもらえれば・・・」なんて思ってしまいます。心筋梗塞のオペであっても、今はカテーテルを手首から入れ、あっという間に塞がっているところが開通してしまいます。そしてこれらのオペをスタジオで編集するわけですが、慣れというものはすごいものです。
初めてオペを撮った頃からするとずいぶん慣れたためか、いつのまにか血に染まった手術野を食事をしながら眺めています。島田一男さんの「女捜査官」に登場する女性の検死医が解剖しながら昼食のカレーライスを手術場で食べるシーンがありました。
私が見ているオペは屍体では無く生きた患者さんなのですが、慣れるというのは怖いことですね。
 
↓写真は色情報を消去しています。
 
 

空撮ほかのキャプチャー画像 4/12
下の記事の静止画をアップします。
上の4枚がヘリショット、下の左は車載、右はニュートラムからです。
今は別件の編集に追われています。
 
 

撮影完了 4/5
 インテルさんの撮影が今日で完了しました。
 今日は朝一番の空撮に始まり、車載キャメラでの撮影、ニュートラム先頭からの撮影などの特殊撮影の日となりました。
ヘリでの撮影は天候も最高によく、キャメラをヘリコ3に載せたため負担はありませんでした。しかしヘリコ3の防振では不十分なため、キヤノンの防振レンズを使用しました。また上空でフイッシュアイに交換し、ワイドにデフォルメされた映像も収録しました。上空でのレンズ交換ということで、落下防止に最大の注意を払ったのは言うまでも有りません。
 大変だったのは空撮終了後に行った車載ショットです。両足をイントレに縛りつけた上に、シットハーネスを身に付け、腰もスリンゲとカラビナで固定しての撮影です。両手がふさがっている上に、大型トラックで痛めつけられた道路は五十路を過ぎた笹邊の腹筋・背筋・大腿四頭筋に普段にない大仕事を要求しました。お陰で撮影終了後、緊張が解れると同時に筋肉痛が・・・・・・・。
 とは言ってもやはり特殊な撮影はとても楽しい仕事で、なかなか他人に譲ることが出来ません。若手を育てなければと思いつつも、ついついキャメラマンとしての我が出てしまいます。「若い者に任せろ」と筋肉が要求していることもそろそろ考えなくてはなりませんね。


 

今日の現場 4/4
今日は南港での撮影でしたが、昨日作った撮影台はとても好評でした。
フードアウトレット、ホテルハイアットやシアトルズベストコーヒーと沢山の移動がありましたが軽量撮影台は重宝しました。またキャメラマンの振動が伝わらない構造にしたお陰で安定したシュートが出来、キャメラマン〜設計者?として大変満足しています。
明日はヘリでの空撮や車載キャメラでの防振レンズ撮影があります。天候もよさそうで南港の鳥瞰が楽しみです。


 

現場の写真が届きました。 4/4
昨日のスタジオQさんの現場写真が届きました。
いつもと少し違うスタイルでの収録だったので、デジカメで記録しておこうと思ったのですが、うっかりサイバーショットを身につけていなかったため、制作さんに借りたイクシーで撮影。今日会社に戻るとメールに添付されていたので早速アップしました。
どこがいつもと違うのかと言うと、音声ラインが4系統になったことです。いつも使っているタムラのTS−4000Sは4入力のためエアと合わせるとチャンネルが足りません。本来なら12CHミキサー1台で足りるのですが、台詞撮りのPCC(バウンダリーマイク)はやはりTS−4000Sで受けたかったためにライン系のみ拡張してダブルミキサーで組んだことです。
例のSARS騒ぎで中国での製造が止まってしまいなかなか手に入らなかったヤマハはとてもよく出来てて先日のOCCNさんのイベントでも送出に使用しました。でも笹邊はTS−4000Sが大好きです。
ちなみに昨日、一昨日と同じホールにはいっておられた大阪の映像会社ワビックさんもTS−4000Sを使用されていました。思わず親近感。



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