2009年11月24日(火)
キヤノンダイアル35
キヤノンダイアル35というキーワードが多い。検索していただいた方々に古いコンテンツのままでは申し訳ないので新しいスライドショーを作った。ダイアル35はたぶんニコンF3Pなどよりも好きなカメラになるとおもう。
最近のフルオートカメラに比べると決して押すだけでは写らないが、ネガカラーを詰めて現像と同時のデータ化を行えばデジカメと同じ感覚で使え、何よりも現像上がりにワクワク出来る。完全に趣味の世界だ。
下のスライドショーは昨夜スタジオで簡単に取ってみたもの。明かりに時間をさけなかったので細部に不満はあるが、あまりネットで見かけない部分アップを中心に撮ってみた。このブログにはI FRAMEで埋め込んでいる。※FireFox、Opera、Safariでは問題なく再生できるが、IE-8及びSleipnirでは表示されない場合がある。その場合はコチラのページで再生していただきたい。
もしもキヤノンがダイアル35のデザインのままAPC-C(ハーフ版サイズ)のデジカメを作ってくれれば・・・・・背面の感度換算表が液晶に変わり、レンズ周辺のCDS受光部はフラッシュに・・・・ゼンマイモーター部にはもちろんバッテリー。期待してしまうのは私だけではないと思う。名称はCANON Didital 35だろうか。
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2009年11月23日(月)
サイエンス映像 撮影会社
サイエンス映像 撮影会社というキーワード。
私が最初に撮ったサイエンス映像といえばやはり天体写真ということになろうと思う。確か16歳だったと思うが、月刊天文ガイド誌に応募した木星の写真が掲載されたことがある。当時水星の日面通過や火星大接近、そしてアポロ計画などが多くの人に天文への興味をそそった。私もその一人で68mmの赤道義を購入して様々な写真を撮ったり、当時趣味にしていたアマチュア無線を応用して流星の電波観測などもやった。それらは決して将来に実るものではなかったが、今生業としている映像制作においては色々と役立つことが多い。
今も時々カメラを月に向けては面白がって写真を撮ってみたりし、近頃は高性能な自動追尾の赤道義が意外と安く販売されているため、物欲が虫が動き出したりする。
私がサイエンス映像が好きなのは、おそらく自然を相手に生きてきた父親の影響だと思う。当時一緒に天体望遠鏡を担いで山に登ったり、四国まで遠征した悪友は現在学校の教諭をし、その子息は彼の影響か、物理学に興味を持って阪大の理学部へ進んだ。また従兄弟の子供は現在東京天文台にいる。子供の頃に持った興味は将来まで影響するというのは確かだと思う。

先日の行政刷新会議の事業仕分けで、科学技術関連の事業が続々とカットの判定を受けた。不要不急の事業を削ることが仕分けの目的とはいえ、このまま進んで行って将来の科学技術研究を担う子供達を育てられるのだろうか。
日本科学未来館の館長を務める元宇宙飛行士の毛利衛さんも「国の事業に対して、赤字という概念を持ち込むこと自体が間違っている。
国が小学校の経営に税金を投入することを赤字というわけがない!」と。そして「これは日本国の未来のためにやっている事業で、科学によって日本が未来を切りひらくことを示し、実現するための事業であって、未来への投資としてこれほど重要なものはない」とも。
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2009年11月22日(日)
「映像制作 技術 関西」〜U=17分前
「映像制作 技術 関西」の記事を書いて少し経って(17分後)先ほど一位だった会社のページが三位にダウン。

なんとこのブログがGoogleにキャッシュされて順位が変わってしまった。Googleが凄いのか、ZAQのブロガリが凄いのか???
なんとも恐ろしい検索エンジンの世界である。自分で自分の順位を下げてしまっては・・・・・
2009年11月22日 | 記事へ | コメント(0) |
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映像制作 技術 関西
映像制作 技術 関西」でのヒット。Googleでトップにヒットしている。

実は先日「映像制作 技術系」を検索したらこのブログからもリンクしている知り合いの福田氏のブログが第一位にヒットしていた。早速その秘密を解析してみた。その結果から会社のWEBページを50ページほど書き換え、Googleサイトマップも更新した。またこのブログも大幅に変更した。(見た目はあまり変わらないが、結果的にはこのブログでは900ページほどが書き換わったはずだ。
それが功を制したのかどうかは不明だが、「映像制作会社 技術系 関西」などが上位に上がった。
ちなみに会社のサイト内検索で「技術系」を検索したところ78件ヒットしていた。その中の“description”に書いた内容
"企業・法人用映像制作&撮影技術会社:株式会社千里ビデオサービス (大阪・近畿・関西)TV番組取材、撮影、中継、編集、DVDサービス、ストリーミングサービス、イベントサービス。医療系、医薬系、福祉系や理化学、物理、技術系などの理系映像にとどまらず商品案内、会社案内、自然映像などのECOやエンターテインメント映像の制作も行っています"
はすべてGoogleの検索結果に反映していた。ヤフーとは異なりGoogleでは現在もdescriptionは有効なようだ。しかし"keywords"についてはどれほど効果がありかは不明。いえることはホームページを放っておくとGoogleには置いていかれるようだ。やはり更新は重要に思う。
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2009年11月21日(土)
SONY スムーススローレック
SONY スムーススローレックだった。
FieldReportがヒットしていたが、実際の使用例はこれ。
YouTubeにアップしたオリジナルコンテンツ


HVR-Z5Jなどの業務用HDVだけではなく、民生用のカムコーダーにも搭載されている。HDV機ではテープ収録でないとSONY スムーススローレック出来ないが、HDD記録の民生カムコーダーや豆カムHDではメモリーでSONY スムーススローレックが出来る。
以前はハイスピードカメラが必要だったが、状況によってはこういった機種でも十分仕事が出来る。決して放送グレードの画質ではないが、予算などが重要視されるVPや番組では非常に歓迎される機能だ。
[見えないものが見えてくる]それも非常に手軽に!これがSONY スムーススローレックだ。
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2009年11月19日(木)
ニコンF3P
ニコンF3P」でヒットしていた。デジタル化したためにまず使うことが無くなったカメラだ。
写真はスチルカメラマン当時に8台をオーダーしたうちの一台。今もこの1台だけは残している。F3HPとよく似ているが、実際には似て非なるものである。ファインダーからアイピースシャッターが無くなり、シャッタースピードダイアルが背の高いものになっている。電源スイッチはF3とは逆方向でONになる。ONが定常位置になるようにスイッチの突起はONで出っ張らないようになり、ONでロックされる。ファインダーにはチタンカバーのハイアイポイントが付き、ホットシューがついている。また多重露光機能やセルフタイマーは取り去られている。シャッターボタンのレリーズネジは無くなり、ゴムカバーされ、ファインダー接合部などにもパッキンが施されている。メーカー曰く防滴性能を向上させたということである。
今でもたまにはF3Pでとは思うが、やはりD700になってしまう。致し方ないことだ。
デジタル化しても嬉しいことは旧のAIニッコールが全てデジタルで使えることだ。Fマウントがいかに優れていたかを今になって再認識した。またRAW現像の際に湾曲補正や周辺減光、倍率色収差を除去出来ることは画期的だ。キヤノンのFDもA1とともに数本手元に残っているが、EFマウントに変換すると焦点距離がシフトするそうで、さらに200mm以上の焦点距離という制限が付くそうだ。EFマウントはそのままEOSに使えるが、やはりFマウントには敵わないと思う。さらに優れていることはFマウントのフランジが大きいため、F→EOSアダプターを介してニッコールレンズがEOSでも使えるということ。特に動画撮影には絞り環があるAIニッコールは好都合だ。
現在手元にあるニコンFマウントMFレンズは以下の通り。

Nikkor-P Auto 600mm F5.6 / Ai Nikkor ED 400mm F5.6S(IF)/ Ai Nikkor ED 400mm F5.6(非IF)/ Ai Nikkor ED 300mm F2.8S(IF)/ Ai AF Nikkor ED 300mm F4S(IF)/ Ai Nikkor ED 300mm F4.5S(IF)/ Ai Nikkor 300mm F4.5S /Ai Nikkor ED 200mm F2S(IF)NEW / Ai Nikkor 200mm F4S / Nikkor-Q・C Auto 200mm F4(Ai改)/ Nikkor-Q Auto 200mm F4(Ai改)2本 / Ai Nikkor ED 180mm F2.8S / Ai Nikkor 135mm F2.0S / Nikkor Q・C Auto 135mm F2.8(Ai改)/ Nikkor Q Auto 135mm F2.8(Ai改)/ Ai Nikkor 135mm F2.8 / Ai Nikkor 135mm F3.5 / Nikkor Q・C Auto 135mm F3.5(Ai改)/ Nikkor Q Auto 135mm F3.5(Ai改)/ Ai Nikkor 105mm F1.8S / Nikkor-P・C Auto 105mm F2.5(Ai改)/ Nikkor-P Auto 105mm F2.5New(Ai改)/ Ai Nikkor 105mm F2.5S / Ai Nikkor 85mm F1.4 S / Nikkor-H Auto 85mm F1.8(Ai改)/ New Nikkor 85mm F1.8(Ai改)/ Ai Nikkor 85mm F2.0S / New Nikkor 55mm F1.2(Ai改)/ New Nikkor 50mm F1.4(Ai改)/ Ai Nikkor 50mm F1.4S / Nikkor-H・C Auto 50mm F2(Ai改)/ New Nikkor 50mm F2(Ai改)/ Ai Nikkor 35mm F1.4S / Auto Nikkor 35mm F2.0(Ai改)/ Auto Nikkor 35mm F2.8(Ai改)/ Ai Nikkor 28mm F2S / Ai Nikkor 28mm F2.8S / Ai Nikkor 28mm F3.5 / New PC Nikkor 28mm F4 / Ai Nikkor 24mm F2S / Ai Nikkor 24mm F2.8S / Nikkor UD Auto 20mm F3.5(Ai改)/ New Nikkor 20mm F4(Ai改)/ Nikkor-O 2.1cm F4 / Ai Nikkor 20mm F2.8S(2本)/ Ai Nikkor 15mm F3.5S / Ai Fisheye Nikkor 16mm F2.8S / Ai Micro Nikkor 200mm F4S(IF)/ Ai AF Zoom Micro Nikkor ED 70-180mm F4.5-5.6D / Ai Micro Nikkor 105mm F2.8S / Micro Nikkor 105mm F4(Ai改)/ Medical Nikkor 120mm F4 / Bellows NIKKOR 105mm F4 / AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED / Ai Micro Nikkor 55mm F2.8S / Micro Nikkor P-Auto 55mm F3.5(Ai改)/ Micro NIKKOR Auto 55mm F3.5(Ai改)/ Ai Zoom Nikkor 50-135mm F3.5-4.5S / Ai Zoom Nikkor ED 50-300mm F4.5 / Ai Zoom Nikkor ED 50-300mm F4.5S / Zoom-Nikkor 85-250mm F4(Ai改)/ Ai Zoom Nikkor 100-300mm F5.6S / Ai Zoom Nikkor 80-200mm F4.5 / Ai Zoom Nikkor 80-200mm F4S / Ai Zoom Nikkor ED 80-200mm F2.8S / Ai AF-S Zoom-Nikkor ED 17-35mm F2.8D(IF)/ Ai AF Zoom-Nikkor ED 18-35mm F3.5-4.5D(IF)/ Ai Zoom Nikkor 28-50mm F3.5S / Ai AF Zoom Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF)/ AF-S DX Zoom-Nikkor ED 18-70mm F3.5-4.5G(IF)/AF-S DX NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G ED VR II / Ai Zoom Nikkor 35-70mmF3.5 / Ai Zoom Nikkor 35-70mmF3.5S / Ai Zoom Nikkor 25-50mmF4S / Nikon LENS SERIES E Zoom 36-72o F3.5 / Ai Zoom Nikkor 28-85mm F3.5-4.5S / Nikon 5x F2.6 Ophthalmology lens / EL NIKKOR 150mmF5.6 / EL NIKKOR 135mmF5.6 / EL NIKKOR 105mmF5.6/ EL NIKKOR 80mmF5.6 / EL NIKKOR 80mmF5.6N / EL NIKKOR 63mm F2.8N / EL NIKKOR 50mmF2.8(2本)/ EL NIKKOR 50mmF2.8N(2本)/ EL NIKKOR 50mmF4 / EL-NIKKOR 40mm F4N / Apo-NIKKOR 1:9 f=240mm with Bellows PB-4 / PB-5 / Ultra Micro Nikkor 50mm F2 L39mount / Ultra Micro Nikkor 30mm F1.2 L39mount
TeleConverter TC301S / TC14BS(2本) / TC14AS / TC201S / TC-16A(Digital AF改造 2本)for D3/D700/D300
Sigma 8-16mmF4.5-5.6DC HSM(for NIKON :with adaptor NEX-E & Canon EF)
Olympus OM System ZUIKO MC MACRO 1:3.5 f=38mm RMS→NIKON-F & M42 Mount With Bellows
Canon Macro Photo System 20mm 1:3.5 RMS→NIKON-F & M42 Mount With Bellows
Eastman Kodak Enlarging Ektar f:4.5 50mm M42 Mount

これらが今後も使い続けられるということに省エネ、省資源として大きな意味がある思う。
とは言うものの、やはりAFも撮影によっては必要で、 Ai AF Zoom / Ai AF Nikkor ED 300mm F4S(IF)/ Micro Nikkor ED 70-180mm F4.5-5.6D / AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED / Ai AF-S Zoom-Nikkor ED 17-35mm F2.8D(IF)/ Ai AF Zoom-Nikkor ED 18-35mm F3.5-4.5D(IF) / Ai AF Zoom Nikkor 28-105mm F3.5-4.5D(IF)/ AF-S DX Zoom-Nikkor ED 18-70mm F3.5-4.5G(IF)/ AF-S DX NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G ED VR II / TC-16A(Digital AF改造)for D3/D700/D300などがある。
間もなく発売される防振付のAF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VRUなどは是非欲しいところ。・・・物欲に弱い私。
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2009年11月18日(水)
水鏡 照明
水鏡 照明」という検索。写真ではまず水鏡を使うことは少ないが、動画で水鏡を使うことは多い。
大きなバットに水を張って照明を当てる。水を動かすことで乱反射した光が独特の雰囲気を出してくれる。水の動かし方に照明部のセンスが問われる。水鏡を使った現場写真が無かったので、水分古い写真になってしまった。その証拠に、写っているカムコーダーはベーカムの70V5である。メークさんを代役にして照明のセッティングをしているMさんの技術は素晴らしい。これはマナカナ二人を川の妖精にしたてたイベント映像の撮影。

これは洗剤のテレビ通販番組の撮影。やはり水がらみで照明には水鏡を用いた。この撮影の照明技師Hさんは水鏡の達人。晩秋のロケで川べりにたたずむタレントに川面で反射した光を演出するために12月の冷たい川にためらうこと無くフェロ板を持って川に入っていった。まさに照明魂である。
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2009年11月15日(日)
オーディエンスマイク SENRI
オーディエンスマイク SENRI」というキーワード。リンク元はGoogleのイメージ検索だった。
沢山写真がヒットしていて驚いた。色々アップしているものである。
オーディエンスマイクは観客の歓声を収音する場合と、会場の壁や床の反射による間接音などで生じる音場を表現する場合がある。
拍手や歓声はマイクが近いとマイク近くの音ばかりが強調されるので、天井に吊ったマイクやハイスタンドに取り付けた指向性の鋭いものを使用している。
写真はショットガンマイクをワンポイント仕様にしたECM-6372。

屋外で風が強い場合は籠にジャマーを被せたMKH−416なども使う。

屋内のコンサートなどではオーディエンス用といえども、音場を意識して収録する。

籠だけでは殆ど効果が無いと思ってよいだろう。

ECM−56Pは大きな音圧にも耐え、非常に気に入っている。他にもECM−23FUやAKG−451を4本立てたり、C−38Bを天井から吊ったりもする。

どちらかといえばコンデンサー型のマイクをよく使うが、ダイナミック型のSHURE SM−57はPA用として有名だがオーディエンス用としても十分使えるマイクだと思う。以前PAさんにお借りした時に気に入って、今年4本購入した。
4本といっても@7000円程度だからコンデンサー型1本よりも安いわけで、価格対性能比は非常に高い。今マイブームは何かと聞かれたら迷わずSM−57と答える。この後もBETAシリーズを色々欲しいと思っている。
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2009年11月14日(土)
圧電 マイク 特徴
圧電 マイク 特徴だった。検索結果にあったページの写真はAquarian Audio ProductsのH2a-XLR-15 Hydrophoneという水中マイク。

ピエゾ効果を用いた圧電マイクロフォンだ。
無線機の発信機や時計のクォーツに使われている水晶振動子は代表的な圧電素子である。私が子供の頃はこの水晶は非常に貴重品で、アマチュア無線の送信周波数はこの水晶振動子によって決めていた。可変周波数発振機のVFOなどもあったが、周波数変動が多いために皆水晶を使って送信していたものだ。また、高価なムービングコイル型のダイナミックマイクは買えず、もっぱらクリスタルマイクやジャンクのカーボンマイクを使っていたが、クリスタルマイクも圧電マイクの一つだ。
アマチュア無線局を廃局してすでに30年ほど経つが、まさか今頃になって圧電マイクを購入するなどとは全く持って想像もしなかった。水中録音ということが再び圧電マイクと私を結びつけたと言ってよいだろう。
私の会社が賛助会員として加入している「日本音響学会」の「連載企画−音の博物館」にもよく登場する(財)小林理学研究所の「ピエゾサロン」を読むと最新のピエゾ事情が良くわかる。興味のある方はアクセスしていただきたい。

圧電、ピエゾなど「そんなの関係ねぇ」と言われるかもしれないが、我々生物の聴覚などもある種の圧電現象だそうだ。世の中に「関係ないこと」は少なく、いろいろなものが様々な形で関連しているところが面白い。
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2009年11月12日(木)
ZAQのBLOGari、SEO能力恐るべし
ずっと前から思っているのはこのBLOGariのSEO能力。何が同作用するのかはわからないが、検索エンジンにキャッシュされやすいことではダントツである。
先ほど書いたばかりの「医学系 映像制作会社」が1時間ほどしてGoogleにキャッシュされていた。ロボットの巡回とのタイミングが良かっただけのことかも知れないが、けっこうこういったことが多い。医学系映像制作会社を見ると1番上にそのページがヒットしていた。Hatenaやココログ、AMEBLOなどにもブログを持っているが、このブロガリほど検索エンジンとの相性はいいとは思わない。

私の会社は「撮影技術会社」ということになる。今回キーワードに挙がった医学系映像制作会社という分野はそれほど多くは無い。そういった点を考慮して「技術系映像制作会社」「医薬系映像制作会社」「理系映像制作会社」といった分野、また「ハイテク系映像制作会社」に特化した部署を作るのも良さそうだ。

ちなみに私が撮影した「ヨコヅナサシガメの動画」が日本科学技術ジャーナリスト会議のトップページにとして掲載されている。科学技術ジャーナリストというわけではないが、医薬系や技術系、あるいは生物や自然環境を撮るのであれば科学技術ジャーナリストとしても知識を深めなければならないだろう。そしてカメラマンとして「物、物事の見方」を研ぎ澄ます必要がある。五十路を過ぎた初老のカメラマンだが、まだまだ学ばなければならないことが山ほどある。おそらく終点は無いと思う。
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医学系 映像制作会社
医学系 映像制作会社」というキーワードがグーグルヤフーから有った。
もちろんこの分野は得意分野と言って良い。最近行った大きな仕事といえばJICAフランス語版の医薬系の仕事だ。写真は心臓のカテーテル手術のもの。

血管にカテーテル挿管を行い、血管内に狭窄を作っているコレステロールや石を取り除いて20気圧の圧力をで血管を拡張するもの。下の写真は心臓の透視。肋骨とカテーテルが見える。

そして次の写真ではバルーンが膨らみ血管を拡張している。
拡張しただけでは元に戻るため、ステント(金属製の金網)を留置してオペは完了。この間1時間足らず。ドクターは患者と会話しながらのオペだ。撮影していて「ミクロの決死圏」を思い出した。

最後にIVAS(血管内エコー)で拡張した血管を見る。術例は心筋梗塞の治療だが、心カテーテルといえば他に不整脈のアブレーション治療などがある。不整脈の原因となっている部分を高周波電流で焼るオペで、会社の近隣にある循環器病センター等で行われている。
循環器病センター、刀根山病院、医薬基盤研究所などの国立病院機構、独立行政法人が近いだけに常日頃からその方面での撮影技術は磨かなければならない。会社では写真にあるようなものを撮影し、学会発表やシンポジウム用のビデオを作ったり、患者用の説明ビデオを作る。これが医学系映像制作だ。
とはいっても決して医薬系に特化しているわけではない。化学実験を記録する理系のビデオも重要な仕事だ。つまり「技術系」「ハイテク系」の映像を様々な技術や機材を用いて、見えないものを見えるようにする。大阪大学が近隣にあるため、医学、歯学、工学、理学といった理系に限らず、文系、教育系の撮影、編集もある。もちろん代理店、制作会社から学術系以上にエンターテインメント系の音楽ものや企業向けの会社案内、商品案内などの仕事を受注する。仕事は学術分野のかたいものから、娯楽といったソフトなもの、また文型のシリアスなものまで様々だ。

映像(動画、写真)を生業にしていて面白いことは、毎回何がしかの未知なるものと出会えるということではないだろうか。
2009年11月12日 | 記事へ | コメント(0) |
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2009年11月11日(水)
Yahoo 登録
Yahoo 登録というキーワードだった。確かにグーグルの検索結果からのアクセスなのだが、どこにも私のサイトのコンテンツが見つからない。非常に順位の低いところから来ていただいたのだろう。
そこでこのブログの検索を使って「Yahoo 登録」を見たところ10件ほどが出てきた。さらに会社のサイトでヤフー登録ブログ内検索でも何件かがヒットした。

昔のヤフーでは登録の効果は大きかったが、最近のヤフーではそれほど意味は無いのかも知れない。それよりも全文検索の結果が重要だ。ただしSVSで検索した場合に現在トップに表示されるのはヤフーの登録サイト検索のヤフーカテゴリーSVSで登録されているからなのかも知れない。

最近WEBコンサル会社からヤフーに登録しませんか?などの営業が多いが、上に書いたようにすでにヤフーには登録済みであり、もう一つのカテゴリー登録サイトのグーグルディレクトリーにも登録されている。グーグルディレクトリーには社名だけではなく、SVS撮影技術会社映像制作会社などのキーワードでカテゴリーはビジネス > アート・娯楽 > 映像・パフォーミングアートだ。

営業電話やメールを送る前にその程度のことは事前に調べてくるべきである。それさえ調べずに「サイト登録」の営業をかけてくる時点でその会社のSEO能力が低レベルだということがバレバレなのだが・・・・
2009年11月11日 | 記事へ | コメント(0) |
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2009年11月08日(日)
インド ハイデラバード
インド ハイデラバードというキーワードだった。かなり前にスライドショーを掲載したページが1番上にヒットしていた。そのお陰か、最近インドの映像制作&コーディネートの会社からメールが来た。その中には実績も書かれていた。
主な業務実績 NHK、日本テレビ、テレビ東京 TBS、、テレビ朝日、キューピー、北海道新聞、BS1地球アゴラ、テレビユニオン、NTV、フイルム ガーデン(オーストラリア)、電通、メディア・オーパス、Dancyu雑誌、S.P.LiveCo.Ltd.Tokyo、J-POWER、JR東など 石原都知事がインドに訪問された際にはすべてのコーディネートをさせて頂き、ウルルン滞在記も何度か携りました。
インターネットのお陰でブレーンが増えるということはいいことだ。 またいつかインドへロケに行ってみたい。 下は検索結果にあったページのスライドショーである。
2009年11月8日 | 記事へ | コメント(0) |
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2009年11月04日(水)
航空撮影 費用
航空撮影 費用」というキーワードで検索されていた。ヒットしていたページは「セスナによる空撮:映像制作:SVS:株式会社千里ビデオサービス(撮影技術:大阪)」という長いタイトルのページ。もう一つが「ヘリ 空撮」で検索結果は「ヘリコプターを使っての空撮2:映像制作:SVS:株式会社千里ビデオサービス(撮影技術:大阪)」だった。
私が初めて航空機というものに乗ったのは5歳くらいだったと記憶する。亡父に連れられて淀川の河川敷から大阪市内をヘリコプターで試乗遊覧したときだ。飛行機に乗った乗ったことも無く、初体験がヘリコプターだった。「ベル」という名前だけは憶えているが、それよりも足下に見える景色がまさに箱庭のようだったことを今も鮮明に記憶している。何故ヘリに試乗したのかを亡父に聞いたところでは、株主優待ということだったが、後に「川重のエンジンを購入した客へのサービス」ということを母から聞いた。亡父は私に「川重の株を持っている」と言いたかったようだ。

さて、検索の「空撮 費用」だがヘリを使用した場合はチャーター料金として1時間当たりフライト費用として約40万とHDCAM収録のジャイロカメラとオペレーター費が約18万(一回)が必要になる。つまり撮影紐含んで1時間なら60万ほどになる。実際には分計算を行うので、大阪市内なら10〜20分でも空撮は可能だ。もちろんこの場合も別途撮影料が18万ほど必要になる。
写真は先日ライフセーバーの世界大会を空撮した時のフライト。ヘリの胴体先端にジャイロカメラが搭載されている。この日は和歌山まで約30分で移動して現地の空撮、南紀白浜空港へ待機して数回の空撮を行った。

写真はコクピットの様子。民間機だが何故か掃射用のトリガーが付いている。

南紀白浜空港。右は旧の滑走路で現在は左側が使われている。高台に位置するため、誘導灯が陸橋のようになっている。

南紀白浜空港で燃料補給を行い、午後のフライトに備える。もちろん待機中はフライト時間には入らない。ただし空港の着陸料は必要になる。とはいっても着陸料はランチ程度と安い。

先端に付いた3軸ジャイロのHDカメラ。ヘッドはIKEGAMI製が入っている。飛行中に虫が付着しないようにレンズは後方を向いている。

東京〜白浜を結ぶ定期便。季節により2〜3往復飛んでいる。大阪から高速で来るよりも東京からの方が近くなった南紀白浜だ。定期便が離着陸する時は管制官の指示に従いヘリやセスナなどの小型機は待機しなければならない。

ヘリコプターは真直ぐ上に上がっていくと思っている人が多いが、離着陸とも滑走路に沿って飛ぶ。飛行機と同じだ。

撮影中のオペレーター。ヘッドのリモコンで方向とズームなどを操作し、VEがカメコンを操作する。3軸ジャイロはヘリが揺れても常に狙った方向をキープできる優れものだ。最近のヘリ中継はウエスカム等のジャイロ機能によって揺れることが無くなった。以前のヘリコ3とは次元が異なる。
空撮というとヘリコプターを思い浮かべるが、私は検索結果にもあったようにセスナによるの空撮が好きだ。初めて空撮で飛んだのは21歳の冬、厳冬の支笏湖上空。樽前山、恵庭岳、定山渓などをニコンFで撮った。その後は仕事でオホーツクの流氷、霧の摩周湖、八ヶ岳、アルプス等。そして動画に転向してからはVPで様々なものを撮った。気流が乱れると悪路を走るジープのようだが、慣れればスパイラル降下などを使って安定した一点狙いの動画も撮れるようになる。もちろんコストはヘリとは比べ物にならないコストで撮影できる。ただしホバリングだけは無理だ。

しらら浜上空。上の写真をクリックしていただくと大きな写真が別窓で開く。

真白い砂浜が印象的だ。まさに白浜である。大阪から高速で2時間余り。ヘリなら30分で到着する。

地上班が撮影した空撮中のヘリコプター。上空300mに近付いたものを600mm相当のレンズで撮影している。今回のスチル写真はいずれもNIKON D700及びD300を使用している。

最後の写真は帰路の関空島。
午後もかなり回って逆光になっているが、関空島の向こうに見えるのは淡路島。○○と煙は高いところへ登るというが、高いところは気持ちがいい。そしてJr.も私と同じく高いところが好きで、現在空撮も勉強中だ。そろそろこの気持ちいい仕事も引き継がねばならないだろう。
2009年11月4日 | 記事へ | コメント(2) |
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2009年11月02日(月)
屋根から撮影
屋根から撮影だった。検索されたページは北海道ロケのもので随分前のものだ。オリジナルの写真がHDDに有ったので他のものを引っ張り出した。
ハイエースのルーフキャリアから撮影しているが、これでレンズはやく3mの高さまで上がる。ルーフキャリアは特機ではないが何かと便利がいい。ちなみにクレーン、レールドリーなどの「特機」を「特殊機材」と勘違いされている人が多いようだが、特機とは特殊機械、もしくは特殊撮影機械、特殊撮影機材となるらしい。それ故にオペレートは撮影部ではなく特機部の業務になる。そして特殊機材としては超高感度カメラやオーロラカメラ、超望遠レンズ、顕微鏡撮影装置、高速度撮影カメラなどがある。これは撮影部の担当だ。

便利といえば軽自動車を用いたスカイボーイが便利だ。狭い場所、例えば旧街道や民家の路地などでもクレーンショットが撮影できる。

このスカイボーイは由緒ある特機だ。元々M社に有ったものが、社長が亡くなったことで奈良のS社に移った。そして今は某放送局系列のA社にある。
何が由緒なのかといえばオペレーターのTさんだ。このスカイボーイと一緒に3社を移動してきた。例の歴史街道などもこのスカイボーイとTさんが活躍している。

そしてもっと高さを稼ぐには高所作業車を使用する。小型のものでも20m以上の高さまで上がる。もちろん高所作業車の作業免許も必要だ。



これより高いものを望めばやはり大型のクレーンが必要だ。勿論免許も大型、大型特殊、クレーン免許が必要だ。
免許といえば私の免許(大型・大型特殊etc.)だが今月更新の知らせが来た。そして嬉しいことに「金色」だそうな。さらに「優良運転者」と書かれていた。最近は歳相応の大人しい運転を心がけているのでそうなのかも知れない。悪い気はしない。
2009年11月2日 | 記事へ | コメント(0) |
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