撮影技術 フィールドレポート   LIST view  RSS
撮影技術会社の代表が現場で印象に残ったことなどを写真やビデオキャプチャーで綴る撮影技術日誌
(WEBへの公開は制作会社、クライアント、出演者の許諾をいただいておりますが二次利用はご遠慮下さい)
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■2008年10月30日(木)  準備
編集や打ち合わせなどを終えてANIMICSの準備に入りました。映像素材や機材関係の段取りをして、今は収録関係の振り分けです。ANIMICSの方はHDW-700Aとフジノンのワイド標準のHA16。それにRAMSAとSM-63LやMKH-416にSS-302です。休みに入るのでHDCAMテープも多めに準備します。

こういうことを進めながら、つい先ほど、夜中の3時ですが市内の代理店へ某企業さんの50周年記念イベントのDVDを納めてきました。

■2008年10月27日(月)  ANIMICSのご案内
大阪で初めての大規模なアニメと漫画の祭典ANIMICS(アニミックス)が開催されます。

名称 アニミックス 2008 in OSAKA(アニメと漫画の祭典)
開催期間 2008年11月1日(土)〜11月3日(月・祝)
開催時間 10:00〜17:00
会場 インテックス大阪
(大阪市住之江区南港北1-5-102)
入場料 当日:一般 1,500円(前売り 1,200円)
当日:小・中学生 1,000円(前売り 800円)
目標来場者数 30,000人
主催 アニミックス実行委員会
後援 中間法人日本動画協会
協賛 社団法人 日本漫画家協会、その他関連団体を予定
協力 日本声優事業社協議会、東京国際アニメフェア実行委員会事務局

千里ビデオサービスはこのイベントの映像機材・送出・記録を担当します。
ステージのスケジュールは下記の表ですが、出展者ブースやサテライトステージでも数多くのイベントが開催されます。


公式サイトに掲載されていない出演者情報等は公式ブログ「アニミックスニュース」をご覧ください。

■2008年10月17日(金)  3CAM/EFP+ENG
ビジネスマッチング博の現場と同時に、こちらは笹邊が担当した3カメスイッチング収録の現場。写真は昼休憩のベースの様子です。

SD4:3の収録はソニーのアナログSD最終モデルのDXC-637を使用します。現在も千里ビデオサービスでは6台のDXC−637とCCU−M5、CCU−M7が稼動していて、この日はビジネスマッチング博にショートズーム付きの637と予備の637が稼動し、笹邊の現場は予備機を入れて4台の637とインタビュー収録用の池上HC−D45に一体型VTRのDSR1を付けて使用しました。

レンズは放送用21倍を装着し、客席最後部からもバストショットよりもアップで撮れるようにしました。キャメラマンは寺川、邑久、笹邊Jr.です。

こちらはVE卓。先日Z1J用に用意したタリーランプをモニターの上に置いて選択中のカメラが一瞬でわかるようにしています。

タリーランプが点灯した状態です。駆動は006PでLEDを点灯させています。

今回も大活躍のローランド4CHフィールドレコーダーR−44です。音声は全部で5CHあり、4CHをR−44に記録して、残りの1CHを田村TS−4000SでVTRの空きCHに入れています。R−44はHCSDカードに4CH音声を記録すると同時にDSR−45の4CH音声のレベル管理をも兼ねたミキサーにもなります。

これは本番中のスイッチャーの様子。3つの画面を見て適切なタイミングで切り替えます。

同じく本番中のVE(ビデオエンジニア)です。常に変化する被写体輝度に対して適切なアイリス調整を行います。本番中の写真はビジネスマッチング博を終えて駆けつけたスタッフが撮影してくれました。

今回使用したケーブルはカメラケーブル50mが3本と音声8CHマルチケーブル60m、そして電源ケーブル105mです。電源は屋外に置いた発電機から20Aの35mを3本で供給しています。「ケーブルの敷設は極力美しく」が笹邊の口癖ですが、見た目がきれいに整理されていることでトラブル時の敏速な対応や安全対策になると考えています。グチャグチャの配線、敷設は現場では禁物です。

3スケ()のケーブルを使用した電源ドラムの抵抗は0.00559Ω/mですが距離105mの場合0.58695Ωとなります。これに今回の消費電力900Wの電流9Aが流れると5.28255Vの電圧降下を起こします。発電機の端子電圧は102Vですが、105m先のドラムの端子電圧は96.1Vになっています。(無負荷では電流が流れないので、必ず負荷状態で測らなくてはなりません)95V以上あれば一応機器は動作しますが、やはり不安要素は取り除く方がよいでしょう。

今回は収録の安全を考えてスライダックトランスを使用しました。全ての機器が動作した状態での端子電圧を100V+に調整しています。精神衛生的に不安要素は排除出来るに越したことは有りません。

スライダックトランスを使用する場合に注意しなければならないことは変圧前の電流です。例えば1.25スケのドラムを使用した場合の抵抗は0.0143Ω/m×100m=1.43Ωとなり10Aでも14.3Vの降下を起こします。出先で電圧を変圧して100Vで10Aのつもりでも、スライダックの入力側は14.3Vを引いた85.7Vであるため、出力側より約2Aも多い11.7Aの電流が流れています。もし定格を超えた電流で長時間使用した場合はケーブルが発火してしまうこともあります。現場での事故防止のため、各機器の消費電力を計算し、安全な電源供給を検討しなければなりません。

雑学ワンポイント:という電線の単位について
電線を購入するときに電材屋(千里ビデオサービスは普段日本橋の三重電業←かなりマニアックなHPで購入しています)その際に使う単位が2スケ、3スケ、1.25スケで電線の太さ(断面積)を表します。2スケのスケとは平方ミリメートルのことでスクエアミリメートル(square mm)という単位です。記号としてはm屬sqを使用します。電線に関連して圧着端子なども2スケ、1.5スケなど、ケーブルと同様の呼び方になります。

■2008年10月17日(金)  ビジネスマッチング博
もう一つ現場を終えました。現場を担当したスタッフが撮ったスナップのデータが届いたのでアップします。


今回使用したDXC-637とRAMSA ラジオマイク。レポーターとは目と鼻の先ですが、ケーブルが無いことで自由な動作が可能です。またキャメラマン、スタッフのワイヤレスインカムにはライン音声をAUXに返して話の内容が聞こえるようにしています。

開会式の様子。音声は音響さんからライン音声をいただいてラジオマイクに40dBのアッテネータを通して入力しています。三脚はビジョン100ですが使用は開会式のみで、インタビュー中継はオールハンディーです。

ベースで中継、録画の管理をするMさん。収録は田村TS-4000Sです。千里ビデオサービスでは4入力までのEFPにはTS-4000Sを使用し、複数の現場に対応できるように2台を保有しています。

出先の溝野キャメラマン。インタビューの内容をインカムを通して聞きながら適切に被写体へキャメラを向けていきます。こいうった仕事でのキャメラマンの仕事は「映像を撮る」たけではなく、話の内容に合った「適切な映像を撮る」ことです。いつまでも話している人の顔を撮っても内容は伝わりません。

これは出先のディスプレイ。生中継だけではなく、インターバルに編集撮りしたインタビューを再放送します。

この現場を終了した溝野キャメラマンと木原は笹邊が本番を収録している劇場へ駆けつけてインタビューを撮影します。
先月末から今日までほぼ無休で続いた現場もこれで一段落というところ。みなさん土日はゆっくり休んでください。お疲れ様でした。

■2008年10月15日(水)  ビジネスマッチング博仕込
マイドーム大阪で行われる八尾市のビジネスマッチング博2008の仕込みです。仕事は各ブースの出展者インタビューと展示ブース紹介の会場生中継とインターバルの再放送。

会場では道具さんたちが会場入り口の看板の吊り込みを行っていました。

ブースはバックヤードに設置。カメコンはCCU-M7を使用します。出先のレポーターのハンドマイクとキャメラをワイヤレスで飛ばして、キャメラからマルチケーブルでベースまで送ります。これはCCU-M5では出来ないことで、かなり以前のCCUですがこういうときに大変便利です。出先のキャメラはDXC-637にショートズームになります。ケーブルは三箇所に張って中継ポジションで切り替えます。


ビジネスマッチング博のイベントステージ

前回ここでAED付きの自販機を見つけましたが、今回は新たに「災害救援ベンダー」なるものが設置されていました。

災害発生で停電しても飲料の販売が可能だそうです。ただし災害発生で停電しても無料にはなりません。当然料金は必要です。

仕込が完了して帰りがてらに見た入り口。いつの間にか吊り上がって照明が点いていました。明日は9時半にここでオープニングの式典があり、本番はここからスタートします

■2008年10月13日(月)  吉祥寺から最終日
吉祥寺アニメワンダーランドの最終日です。

お蔭様で今日も朝から天気はよく、まさにイベント日和。現場の皆さん「寒い、寒い」と言われますが、笹邊は今日も半袖。「これで寒かった冬になったらどうするねん」と思いますね。


今日の1番はチェブラーシカのステージ。着ぐるみのスリスリ感が気持ち良さそうです。


こちらはチェブラーシカのグッズを販売している出展者の露店。とても人気がありました。


ガーデンさんの露店。井の頭公園にレイヤーさんをよく見かけました。


コスチュームガーデンのきれいなおねえさん。


ステージのイベントはアニメイトさんの「アニメイトって知ってるかい」


氷上恭子さんたちのユニット「シフォン」のステージ。


シフォン手作りのすごろくゲームで盛り上がりました。

色々なステージがあり、最終はスタジオピエロさんのトークショーとじゃんけん大会。この後いよいよ「ブリーチ」劇場版の上映です。


上映は1時間32分。これを映写して笹邊の仕事は完了。


こちらはテント内の送出ブース。

今回のイベントの時計はインターネットのタイムサーバーに接続したデスクトップアナログ時計です。時計はこちらのものを使用しています。提供はClockLink.comでタイムサーバーはhttp://svs.ne.jp/cgi-diary/のtime.nist.govを使用しました。日本時間はGMT+9です。

氷上恭子さんとのツーショット。本番終了後に打ち上げだったのですが、笹邊は撤収後すぐに新幹線で大阪へ戻らねばなりません。残念。打ち上げはスタッフに任せて後ろ髪を引かれながらの帰阪です。ただし、氷上さんとはこの後大阪南港で行われるANIMICSでお会いでるのです。ではそのときまで。

■2008年10月12日(日)  吉祥寺から
今年も昨年と同じく「吉祥寺アニメワンダーランド」からお送りしています。現場は13日まで。

往路の新名神を走るハイエース。前日からの編集作業があったので、笹邊はしっかりと寝させてもらいました。今回の現場は前泊で、この日は移動のみです。

井の頭公園の野外ステージの仮設ブース。音響オペレーターのI崎さん。現在は東京のSUNPHONIXさんにおられますが、以前は大阪にお住まいで色々な現場でお世話になっていました。

ケーブルテレビショーや東京アニメーションフェアなどの進行でお馴染みのMさん。普段は松竹芸能の仕事などをなさっています。穏やかな風貌、ソフトな喋りとからは想像できないシャープでキレのいい演出が笹邊は好きです。

古川貴子さん、井上かおりさんです。ホームページにはかおりさんのBlogがあり、もうこの日のことがアップされています。
そしてなんとなんと、かおりさんが笹邊のブログを読んでいてくださいました。

神谷 明さんたちのステージが始まると客席はご覧のとおり。色々な声と歌にお客さんたちも大拍手です。

シティーハンターや筋肉マンのお声で様々な歌をご披露下さった神谷さん。セリフや歌だけではなく、トークでも観客を楽しませてくれます。


トウィンクルズをバックに歌われる神谷さん。

笑顔が素敵な井上かおりさん。遠くから(ブースから)見ていても笑顔が光るかおりさん。とてもハッピーな気持ちになれます。実は笹邊、隠れかおりファンでございます。


神谷さんたちのステージのエンディング。ステージはまだまだ続きます。

ひょこりひょうたん島やリボンの騎士、魔女っ子メグ、キューティーハニーなどでお馴染みの前川陽子さん。今日は誰もが知っている歌だけではなく、めったに流れない挿入歌も色々歌ってくださいました。まさに生で無ければ聴けない内容でした。

キッズステーションでもスタートしたボノロン。次は『森の戦士ボノロン』といっしょに遊ぼう!の始まりです。子供たちはきぐるみショーが大好きです。

様々なショータイムが終わって辺りが夕闇に包まれ始めるといよいよ笹邊の出番です。「ボノロン」「天才バカボン」「おそ松くん」の上映です。明日はスタジオピエロさんの「ブリーチ」劇場版となります。

■2008年10月12日(日)  河内長野から

柿が色づいて、かじってみると凄く甘い。食欲の秋です。

そして秋といえば祭り。こちらは笹邊が吉祥寺へ行っている間のもう一つの現場。滝畑ダムに沈んだ村の祭りの撮影です。夕方から夜遅くまでの撮影で、残念ながら本番中の写真は撮れませんでした。

これは公民館で見つけた古いビデオコーダー。ナショナルの製品でVX方式と言ってVHSとベータのビデオ戦争勃発直前に発売されたものです。

テープはVHSやベータ、家庭用オープンリールと同じ1/2インチのカセット式。ちょっと8トラカートリッジテープのようです。

製品名はVX-2000です。これが登録商標ならソニーのVX-2000は別な名称になっていたのでしょうか。VX-2000についてKantamaさんのサイト詳しい情報があります。興味のある方は覗いて見てください。

■2008年10月09日(木)  緊急訓練
今日はある公共事業者の訓練を撮影しました。
連続1時間のハンディーということでちょっと変わったスタビライザーを用意しました。昨日まで雲行きが怪しく、少し心配しましたが、現場はご覧のとおりドピーカン。

HVR-Z1Jを長時間安定して保持し、カットすることなく連続シュートです。ワイドコンバーターを装着し、連続したポジション移動が必要になります。写真は本番前に画角をチェックする笹邊。

隊長にはそれぞれワイヤレスのピンマイク(A帯)が付けられ、撮影部はB帯を使用しました。

いよいよ撮影開始。訓練は複数の事柄が同時進行し、取りこぼしの無いように耳と目と鼻、そして足下の感触を頼りにファインダーの外に注意を分散させながら進めます。
今日は汗ばむほどの陽気。人命に関わる訓練のため皆さん必死です。もちろん笹邊も必死に隊員にくらいついて撮影。

音響さんからいただいたライン音声に-40dBのアッテネーターをかましてRAMSAのトランスミッター(B帯)でライン音声を飛ばしています。CH-1に鼻マイク、CH-2にライン音声という振り分けです。
訓練は20分/20分/65分/20分の構成で、最終の65分は途中でテープチェンジが必要です。本日デビューのショルダーリグは具合もよく、思っていたよりも楽に撮影が出来ました。これからはけっこう頑張ってくれそうなアイテムになりそうです。

■2008年10月07日(火)  電撃レイヤーズ
Jr.が「電撃レイヤーズ」(アスキー・メディアワークス出版)の仕事をさせていただきました。9月30日発売のVol.21です。

掲載は5ページで、神戸ファッション美術館で撮影したものです。下の写真は撮影した日の様子です。

まだまだ駆け出しですがよろしくお願いいたします。

■2008年10月06日(月)  演劇現場下見
今度撮影する演劇の現場下見に天王寺へ行ってきました。収録は3カメスイッチング。今回はハイビジョン収録ではなく、SDで行うため、全て千里ビデオサービスの機材で完結します。ただし当日電源が不足するので、仮設よりも便利な発電機を使用することになりました。

打ち合わせはスムーズに終え、楽しみの串カツツアーです。そのなかでスタッフが一番行きたがっていた「だるま」で昼をいただきました。

さすがに人気の串カツ屋だけあって昼前から客が列を作っていました。

揚げたての串カツはほんと、美味しいです。次から次にパクパク。串の山が出来上がっていきます。

今日一番美味しいと思った蛸の串カツ。
「ソースの二度付け、あかんで〜」と怖いオッサンの顔ですが、実物はとても愛想のいいやさしいおじさんです。

通天閣界隈の物価の安いことは有名です。ジュースの販売機もご覧のとおり。今度の収録はとても楽しみです。もちろん芝居が楽しみなのであって、串カツケータリングは付随的なものです。

■2008年10月05日(日)  注文のGitzoのカーボン竿が到着
注文していたGitzoのカーボン竿が到着しました。伸長278cm 、縮長86cmの4段ブームポールです。

竿はGB1540という製品で、メーカーによると
材質: carbon fiber 6X
自重: 0.43 kg
Gロック、ALR(アンチ・レッグ・ローテーションシステム)採用だそうです。
Gロックとは
「ジッツオの新しいロックシステムです。約20%の剛性アップとよりスムーズな操作性、さらに安全かつ強固なロックを実現するため、従来のツイストロックシステムを全面改良しました。独自のコーン状傾斜面と固定リングによって「重力ロック」効果が得られ、上方から加わる負荷が大きくなるほど、ロックの効きがより強くなります。」
だそうです。

ALR(アンチ・レッグ・ローテーションシステム)とは「ロックリングを同時にすべて緩め、ポールを引き出して、各ロックリングを締めるだけ。ロックは上からでも、下からでも、あるいは中間からでも、順序は問いません。」だそうです。
アンチ・レッグ・ローテーションシステムのおかげでロックが緩くても竿が継ぎ手部分で回ってしまうことは無く、うっかりマイクが回ってしまうなんてことはありません。これは三脚だけではなく、ガンマイクの竿としては非常にありがたい機構です。

カーボン6Xについてはこちらに紹介があります。新しい機材が入るというのはとても嬉しいものですね。

■2008年10月04日(土)  ようやく一段落
三日間開催された国際会議の中継、録画は無事終了しました。そしてメイシアターのスタジオQ公演も無事終了。さらにP2CAMのHPX-555のENGも無事終わりました。


これで一段落しましたが、この後もENGやEFPの他「吉祥寺アニメワンダーランド」そして「ビジネスマッチング博」「アニミックス アニメと漫画の祭典」等等、様々なイベントで送出や収録が続きます

■2008年10月03日(金)  マルチカメラ収録システム、もう一件
今日の千里ビデオサービスは2現場のマルチカメラ収録システムです。

台風はどうなったんでしょうか。国際会議の現場は気持ちのいい秋空です。こちらは笹邊組が担当し、現場は無事終了。

夕方、陽があるうちに全員退出でき、スタッフ達と「かつアンドかつ」で夕食。もちろんメールクーポンです。

今回、スタッフ全員のメールにクーポンのアドレスを転送して、ご覧のとおり。メールクーポンは携帯1台につき100円引き。五人で食べれば500円引き。ちょっと面白くて写真を撮ってしまいました。

食事の後は本番が始まる別現場へ。先日品川キュリアンで公演したスタジオQさんの舞台です。なんとか本番までに到着し、こちらのスタッフにねぎらいです。2CAM/EFPのレンズは標準16倍とショートズームを使用しています。


こちらは楽屋通路のスイッチャー。まもなく本番スタートです。

照明はお馴染みの市川亜夫さん。笹邊が子供のときから舞台照明に携わる重要無形文化財級の大御所です。


収録ベースのモニター。CAM-1は邑久が担当し、CAM-2は木原が担当です。

本番中の邑久。こっそり母子室から仕事姿を盗撮してしまいました。明日はいよいよ3現場の日。野外ENGのHPX-555組も良い天気に恵まれそうです。その後は待望の日曜日。少し骨休めが出来るかも。

■2008年10月02日(木)  マルチカメラ収録システムによるライブ中継&収録
今日から3日間は笹邊も見学に行った事のある某社の国際会議のマルチカメラ収録システムによるライブ中継&収録です。

収録はHDVアイソレーション(パラ撮り)を行いつつ、スイッチングしたプログラムを東京と大阪に中継します。

実は今回大きな問題がありました。それはHDVカムコーダーを使ったスイッチングのため、プログラムタリーが点かないことです。VTRが回っているHVR-Z1Jのレックタリーは点灯していますが、選択中のプログラムタリーが点かないということは大変です。
プログラムタリーが使えないシステムでスイッチングをされた関東在住のF氏(ブログはかなり有名)の言葉を引用すると以下のようになります。
>「1カメ行くよ〜」
>「ハイ、1カメ行った」
>「・・・まだ1カメだからね。そのままフォローして・・・」
>「次3カメで司会抜くからヨロシク!」
>「あぁ、まだ1カメだっつーの」
>「インカムちゃんと聞いてろよ!」
>「動くんじゃねーよ、コラァ!」
>「2カメはそのまま引きでスタンバイね」
>「よし、じゃぁ3カメ司会行くよ」
>「上手から一人出てくるから1カメはそっち狙っておいて」
>「ハイ、3カメ司会行った!」
>「1カメ大丈夫?2カメはそのまま引きでスタンバイだよ」
>TDのしゃべりは延々続きます。(^^;
これでは大変ということで、急遽外部タリーを製作しました。スイッチャーのタリー回路のオープンコレクタを利用してLEDをON/OFFさせます。ケーブルは映像会社で最もよく使う同軸ケーブルが利用できるように接続にはBNCコネクターを使用しています。今回は50mの3C2Vを使いました。

出来上がった外部タリーをHVR-Z1Jに取り付けた状態です。今回は急な工作作業のためアクセサリーシューにはテープで固定しましたが、近日中にアタッチメントを使って直付け出来るようにします。

オンタリー状態ではこんな感じになります。これを作ったおかげで今回の現場ではF氏のいうような
>TDのしゃべりは延々続きます
という状態にはならず、スイッチャーは放送現場と同様、口より先に手が動く状態で、インカムはスイッチングのための通話ではなく、外部入力したライン音声や同通さんの翻訳が流れていました。

国際会議ということは上に書いたように同通(同時通訳)があります。収録する音声は1.オリジナル、2.英→日翻訳、3.日→英翻訳、そして会場のオーディエンスマイクの4系統です。収録及び中継のコントロールを行うため、今回は2台のミキサーと4CHフィールドレコーダーのローランドR-44を使用しました。下が今回の仕込み図です。

そしてこれはローランドのR-44。

16GBのHCSDカードに48kHzの16bitの4CH音声が11時間余り記録できます。

先日の東京品川キュリアンでの3CAM収録や、宮内タカユキライブの録音でも大活躍したR-44は笹邊の超お気に入りギアになっています。近日中にスレーブ用にR-44をもう一台追加してで8CHに対応予定になっています。

そして何と何と、同通さんもR-44のユーザーさんでした。R-44のデモムービーを作らせていただいた手前、思わず「有難うございます!」ローランドの営業になった気分です。同通さん曰く「これほど同通向けのレコーダーは無いですよ。出来れば音質をもっと落としていいから、とにかく長時間4ch録音出来るモードが欲しい」ということでした。そういう要望もあるんですね。クォリティー追求とはまた違った用途に「確かに!」と納得の笹邊でした。

今回の会議は4日まで続き、明日からは別現場の芝居収録が同時進行します。そして最終日はこれらの現場とは別にP2CAMのHPX-555によるENGがあります。こちらは技術協力のみで、キャメラマン1名が行きます。ちょっと現場重なりすぎな近頃ですが、忙しいほど気合が入って元気が出ます。そういえば昨日、大手技術会社のT社さんから要請があり、今回のVEとして仕込みに来ていたI君に急遽音声技術でT社へ行ってもらいました。
現場はなんと、清原の引退取材で京セラドーム!グランドに入って取材し、生の清原&剛に会ってきたそうです。笹邊は昨日J Sport ESPNで見ていましたが、トンボ、ギター1本、一曲だけなのにものすごい迫力でしたね。ちょっと羨ましかったです。

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